本命01ヴァルツァーシャル＠マーチステークス2024予想

マーチステークス2024の予想

中山11R ダ1800ｍ
馬場想定：良、ややタフなダート想定
風向想定：南南東1m/s想定（不安定）

馬場・風向き

　マーチSまでは深夜にやってしまいます。日曜はもうちょっと本予想を追加すると思います。

　馬場は良馬場で良いだろう。日曜もぱらっと降った程度であんまり影響していない。恐らく良馬場で良いと思う。風もほぼ無いし風向不安定なので気にしない。

展開予想

　展開的には割とはっきりして入るかなと。ミトノオーがハナを主張し、ある程度ペースを引き上げる。これを見ながら外のペイシャエス辺りがじわっと先行でこの２頭が外から内に切ってきて主導権。それらを行かせてウェルカムニュースが３番手辺りになりそうで、ここからはちょっと読みづらい。外の麒麟児も好位を狙えそうなメンバー構成だし、内枠のヴァルツァーシャルレベルでもある程度の位置を狙えそう。

　ペースはある程度は上がると思う。49-50.5ぐらいの感じで1:52.0前後を想定。

予想

◎01ヴァルツァーシャル
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△12ブライアンセンス
△14ペイシャエス
×02キタノリューオー07ゴールドハイアー
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎ヴァルツァーシャル

　本命はヴァルツァーシャルにした。まず前走のポルックスSでしっかりパフォーマンスを上げてきた点を評価。

　中山1800ｍ戦で50.1-50.4と平均、13.0 – 12.4 – 12.4 – 12.6 – 12.6 – 12.8とL5最速で向こう正面からのロンスパ。これでやや出負けも中団外目から３～４角で正攻法で押し上げて突き抜けて１馬身1/4差の完勝。キタノリューオーとの比較でみてラストは詰められたが早めに動いてという面もあったし余裕もあったからね。

　個人的には２走前の師走Sの場合は内で包まれたのが仇となったかなと、中山1800ｍ戦で
49.2-50.2とややハイだが、12.7 – 12.5 – 12.6 – 12.6 – 12.4 – 12.6と上がり切らずにL3-2で再加速。これで中団内内でスペースを詰めてちょっと待つ形になった。それでも直線狭いところを捌きながらラストまで伸びてきていた。内でも器用に立ち回っていたのでそこは今回も面白いんだけど、突き詰めると出し切った方が良いし、実際前走それで完勝。

　個人的にはこの形なら中山1800ｍで前がある程度は引っ張りそうな中で向こう正面早めに追いかけながらの競馬で良いと思う。最内でも器用に立ち回れるのである程度前半で位置を取って好位ぐらいから早めの仕掛けで前目内目をロスなく運べればもう一段上げてもいいだろうと。斎藤新にも期待している。

○？

▲？

△ブライアンセンス

　後は連下にブライアンセンスを。内容的にもジリジリと最後までバテ差す馬なので、中山1800なら安定するとは思うが、地味なので勝ち切れるかはある。２走前の花園Sでも京都1800ｍ戦で49.3-49.9と平均、12.5 – 12.4 – 12.4 – 12.3 – 12.5 – 12.7とL3最速で４角地点。これで中団の内目のスペースを拾いながら追走しつつ、徐々に前が落ちてくるにつれてジリジリと差を詰めて最後にミラクルティアラを捕えての半馬身差の勝利。勝負所での動き出しは甘いが、減速地点でこそポテンシャルが活きてくるという感じやね。前走の東海Sみたいに道悪で前後半ともに質が求められるとちょっと甘さが出るし、良馬場の中山1800在胎は良い。後は外枠だしこのメンツなのである程度意識的に前を取って強く仕掛けていけるか。どちらかというとポジションは後ろでも良いから向こう正面からある程度勝負していけるかだと思っている。豊なら重い印候補で良いんだけどね。

△ペイシャエス

　後は実績馬ペイシャエスの前残りを軽快。前走のポルックスSでは中山1800ｍ戦で50.1-50.4と平均、13.0 – 12.4 – 12.4 – 12.6 – 12.6 – 12.8とロンスパで好位の中目を立ち回りつつもジリジリ置かれて直線もばててはいないが伸びてもいない。ただここは60kgとダートではかなりの酷量を背負わされていたのでその辺はある。今回は先行争いがかなり楽になりそうだし、もともと中山1800ｍではヴァレーデラルナ相手に圧勝しているからね。50.0-49.9で平均で13.2 – 12.2 – 12.1 – 12.6 – 12.3 – 12.9とロンスパでしっかりと番手から突き抜けて５馬身差。もうちょっとやれて良いしペースが落ち着いてという中なら警戒。人気は全然落ちていないが…

×キタノリューオー

　キタノリューオーを軽く。まあ悩んだけど、ヴァルツァーシャルより後ろからの競馬で内枠だとやれることが限定的かなというのはある。前走のポルックスSでも50.1-50,4と平均で13.0 – 12.4 – 12.4 – 12.6 – 12.6 – 12.8とロンスパ。これでちゅだん外からヴァルツァーシャルが正攻法で抜け出していたし、こちらは後方で我慢して最後は差し込んだけど…という１馬身1/4差。２走前の師走Sは逆に49.2-50.2とややハイでも12.7 – 12.5 – 12.6 – 12.6 – 12.4 – 12.6と中盤ペースが上がりきらないところで外から捲ってある程度押し上げられたのが良かったと。個人的には外から出し切りたい馬で、かつヴァルツァーシャルとの比較であちらは相対的に良い位置を取れそう。この枠だとキタノリューオーはちょっと下げたい。

×ゴールドハイアー

　後はゴールドハイアーも。前走総武Sが稍重ではあるが結構強い勝ち方。中山1800ｍ戦で49.6-49.9と平均、12.6 – 12.2 – 12.1 – 12.3 – 12.6 – 12.9と向こう正面で上がってL4最速12.1と３角地点が速い。これで中団中目から直線外に出してジリジリと伸び続けてしっかり勝ち切った。稍重である程度馬場も軽かったというのはあるので何ともだが後傾のバランスでポテンシャルを引き出してきたのは好感。２走前の師走Sでも49.2-50.2とややハイで先行してばてていないように基礎スピード面も最低限持っている。キタノヴィジョン物差しで見ればここだとワンパンチ足りないとは思うのでこの評価に。

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「里見正人の競馬ブログ」より