本命06テーオーロイヤル＠阪神大賞典2024予想

time 2024/03/17

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阪神大賞典2024の予想

阪神11R 芝内3000ｍ
馬場想定：良、やや高速馬場想定
風向想定：西南西4m/s想定

馬場・風向き

　馬場はやや高速ぐらいかなと思う。土曜は標準ぐらいだったが雨の影響も少しはあったと思うしね。風は西南西からなので４角地点が完全向かい風になる。

展開予想

　逃げ馬が恐らくジャンカルマとディアスティマの争いになる。この２頭がどう出るかで、多分ジャンカルマ単騎、ディアスティマは少し離れた番手ぐらいでこれが実質的にレースを作る形になるかなと。サヴォーナも池添だしある程度前を決め打って先行しながらという形になりそう。それらを見ながらテーオーロイヤルも好位を狙っていく、ブローザホーンはその後ろぐらいになりそうかな。ディープボンドは好位～中団の外目辺りで様子を見つつ。

　今回は読みにくいところもあるが、それなりには上がるかなと。60.5-63.0-58.5ぐらいで3:04.0前後を想定。向こう正面からじわっと、後半ロングスプリントに近い形もあるかなと。

予想

◎06テーオーロイヤル
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△02ブローザホーン
△12ディープボンド
×01プリュムドール09ワープスピード
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎テーオーロイヤル

　悩んでテーオーロイヤルを本命にした。馬場次第で結構ころころ変わってきそうだなとは思うぐらいには混戦だが、この馬場ならある程度速いラップを求められそうだし、３～４角での立ち回りも、という感じ。その点でもある程度位置を取れて、というところは重視したい。

　テーオーロイヤルの良いところは軽い馬場でロングスプリントが結構できるという点。ステイヤーズS２着は、正直絶対勝てない形になった中で一番強い競馬での２着だった。ペースが63.9-101.4-60.1と超々スローを単騎のアイアンバローズが刻む馬鹿レース。これで13.1 – 12.3 – 12.3 – 12.2 – 11.9 – 11.7 – 12.0のラップ推移で３～４角で前を大きく詰めてきたし、ロングスプリント的な脚をコーナーで使えないと厳しい競馬。実際上がりが33.9なわけで中山内回りとしては結構限界値に近いところまでもってきているからね。

　そのうえで、一昨年の春天で結構やれたのはやはり大きいかな。阪神3200ｍで稍重、60.5-75.4(FA12.57)-60.3と平均で中盤もあんまり緩まず。12.3 – 12.0 – 11.9 – 11.5 – 11.7 – 13.2とタイトルホルダー得意の阪神内回りコーナリングで引き上げてという流れに先行してついて行って３～４角で唯一ここで食らいついていたのがテーオーロイヤル。L1のバテ差しでディープボンドに差されたけど、要所での動きでタイトルホルダーに食らいつけたのは結構評価している。

　馬場が重い中で有酸素運動で分散しても崩れていないが、ベストはある程度軽い馬場で３～４角で勝負する形だと思うので、単騎を捕まえに３～４角である程度各馬が動く流れの中で前目内目を取れてしまえていたら、というところやね。

○？

▲？

△ブローザホーン

　連下にブローザホーンを。追い切りがちょっと？というのと思ったよりは馬場が軽そうかなというところでバランスを取って少し下げた形。前走の日経新春杯は強い競馬ではあるが、個人的にはもうちょっと抜けてほしかった感はある。58.8-60.9とかなりのハイで12.6 – 11.9 – 12.1 – 12.0 – 12.3とL4最速で後半はポテンシャル戦だが、前半のパワー型基礎スピード勝負。これで中団外目で温存しながら３～４角で外から進めて直線でジリジリと伸びて、ラストでしっかり１馬身差抜けた形。有酸素運動の競馬で崩れていないのは良いが、展開的には後ろからの方がと思っていたのでもうちょっと違いを作ってほしかったのは本音。札幌日経OPが強く、62.3-60.9とややスローで12.7 – 12.7 – 12.8 – 12.0 – 11.6 – 11.8のラップ推移。これで少し離れた３番手から向こう正面で動いてそのまま仕掛けを待って４角出口の本仕掛けで突き抜けてきた。強い競馬だったけど、個人的にはコーナー勝負でというよりは２段階加速でという方が噛み合いそうな感じはあるかなと。春天や有馬向きだという印象なので、３～４角で結構出し切る形になる阪神内でこの馬場でちょっと下げたのはその辺。

△ディープボンド

　正直消すところまで含めてちょっと悩んだんだけどね。ただ、追い切りが良かったのと外枠なので岩田望でもある程度仕掛けの意識を持って行きやすいかなと。個人的にはずぶいところを長距離和田の意識的なポジションアップの仕掛けが合っている馬ではあると。昨年の春天でも京都3200の稍重で59.7-75.6-60.8とややハイで中盤ちょっと緩んだという程度。13.3 – 13.2 – 12.3 – 11.9 – 11.5 – 11.9とL2最速で仕掛けが遅い中でも好位の外から早めにじわっと押し上げる競馬でジャスティンパレスには切れ負けしたが踏ん張っている。まあ個人的にはここはそれでももうちょっと強く仕掛けてコーナー勝負に持ち込んでほしかったけど。その点では阪神内回り自体は合うと思うし、実際阪神大賞典連覇が証明している。ただ、昨年みたいに12.2 – 11.9 – 11.6 – 11.4 – 11.3 – 11.7とコーナーでロングスプリントまでくると外外から置かれてしまうし前も落ちないのでジリジリになる。このパターンは和田でもなっているので、仕掛けが甘くなることが多い岩田望だと置かれて動けないままなだれ込むまでのリスクは結構ある。その点を踏まえると、まあ連下では押さえておくか…というレベルやね。雨が降ってくれれば阪神なら本命対抗レベルの馬だとは思うんだが。

×プリュムドール

　後は悩んでプリュムドールを軽めに押さえておく。穴目では気になる馬だが、昨年復帰以降が物足りないので状態面で？というのはある。ただ、割とどういう展開でも対応できる馬で、一昨年の古都Sでは62.0-61.7-60.5と全体である程度流れての11.8 – 11.8 – 12.4 – 12.2 – 12.3とポテンシャル戦で中団から内目を捌いてマリノアズラとの叩き合いをしっかり制して１馬身1/4差。結構強かったしポテンシャル戦でやれるのはまず一つ。そのうえで松籟Sみたいにドスローで12.0 – 11.7 – 11.4 – 11.5 – 12.3と阪神内らしいコーナー勝負でL3最速になってもコーナーで内目を通してスムーズに追走、直線入りで窮屈から捌いてL1ジリジリ。この辺からも対応してくる可能性はあるかなと。×で軽めに。

×ワープスピード

　川田なので消そうか悩んだけど、馬場が思ったより軽いし川田って長距離もあるけど高速馬場の方が得意だとは思う。ワープスピードのパフォーマンス的に見てステイヤーズSでテーオーロイヤルに完敗なので、少なくともそれ以上は難しいってのが前提にはなる。アイアンバローズが63.9-60.1と超々スローで単騎でという馬鹿レースではあるが、後半はこれを捕まえにという中で好位の内で結構上手く立ち回ったのにテーオーロイヤルに物量の違いを作られたからね。前走のダイヤモンドSでも直線だけの競馬で有酸素運動要素が薄いので何ともだが、割と対応してきた。その辺でちょっと成長を感じるのもあるが、現状阪神の3000ｍでとなると？かな。上位が手ごわい中で、保険的な押さえまでにしておきたい。