本命08セキトバイースト＠チューリップ賞2024予想

チューリップ賞2024の予想

阪神11R 芝外1600ｍ
馬場想定：良～稍、標準馬場想定
風向想定：北西4m/s想定

馬場・風向き

　馬場は金曜正午で芝ダ共に重。明日は晴れるので恐らく良まで回復すると思うが、それでも少し残るかなと。先週土曜はそれなりに時計が出ていたので何とも言い難いが、一応標準～やや高速ぐらいとしておきたい。風は北西からなので３角地点が完全追い風になる。

展開予想

　ここはちょっと読みにくい。個人的にはここでノリのラーンザロープスは結構主張しそうかな？とは思っている。外のショウナンマヌエラやエラトー辺りも逃げの手を打ってくる可能性が高いが、内のノリがどこまで主張するか次第。ハナを切るにせよ外を行かせるにしてもある程度は抵抗しそうかなという読みやね。この３頭を見ながらタガノエルピーダが先行策で２，３列目の外。内からはミラビリスマジックやセキトバイーストといったところが好位を狙ってくる。スティールブルーはこの後ろぐらいで好位よりはちょっと後ろを想定。

　馬場がまだ読みづらいところはあるので何ともだが、47.0-46.8ぐらいでちょっと中弛み、1:33.8前後を想定しておく。馬場が軽ければ33秒前後まで行くと思うんだけど、ここはまだちょっと読めない部分ではある。

予想

◎08セキトバイースト
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△05ミラビリスマジック
△16タガノエルピーダ
×04ワイドラトゥール12ショウナンマヌエラ
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎セキトバイースト

　本命はセキトバイーストにした。ちょっと噛み合わせる必要はあるけど、マイルに延びるのと馬場が読みにくい中で前目内目に収めるチャンスはあるなという判断。

　まず個人的に超高速馬場でスローだとロングスプリント能力が甘くてしんどいかな、という感じやね。２走前の赤松賞が東京1600ｍ戦で47.9-45.9とかなりのスローで12.2 – 12.0 – 11.5 – 11.1 – 11.3と3F勝負。ギアチェンジ自体は先行して対応できたがL2後半からちょっと下がってしまってL1で５着まで下がる感じ。個人的には良い脚は一瞬タイプで溜めたところであんまり意味がないタイプだと思う。

　面白いのは３走前のりんどう賞２着。これは逆に最後で突っ込んできている。京都1400の重馬場でペースは35.3-35.6と平均で12.0 – 12.0 – 11.6 – 11.7 – 12.3とL3最速。これで中団馬群の内目を通しながらだが４角でちょっと置かれて直線で外。序盤でそこからジリジリ、L1でバテ差して２馬身半差を一気に詰めてハナ差まで決定的に突っ込んでの２着。ここの３着がバウンシーステップになるのでかなり強敵だし、1400で割と淡々とした中で突っ込めたのは良い。ただ、これだと忙しくて要所での動きが甘くなっている感じ。

　馬場自体は重い方が高速よりはいいと思うってのと、マイルの方が流れた中で前を取りやすい。個人的にはある程度全体で流れてほしい。りんどう賞の感じならパワー型基礎スピードは持っているので、マイルで47前後の流れ、3Fで35秒台前半を戦闘が刻むなら、自身で35後半ぐらいで好位は取れると思うんだよね。まああくまで数値的目安だけど、無理のない範囲で好位内目を取ってくれれば、後は流れが余程スローでなければ後ろもある程度削がれるだろうから。高速馬場だと嫌いたいけど金曜正午の段階でここまで残っている、先週の感じからパンパンの良馬場は無いだろう。これなら積極的に勝負したいかな。

○？

▲？

△ミラビリスマジック

　連下に。まあパフォーマンス的には個人的に上位２，３番手辺りに入ってきていいんだけど、適性的に見て緩みが生じたときやね。阪神マイルでも桜花賞の方が戦いやすいかなってのはある。前走菜の花賞も強かったけどシンプルな競馬に近い。46.6-46.8と中山マイルらしい流れで11.7 – 11.9 – 11.6 – 11.4 – 11.9とL2最速。これで中団から直線で狭いところをある程度通しながら２列目まで押し上げてL1でしっかりと抜けた。ただ基礎スピードで分散したので要所での良さが出たかなというのはあるし、馬場も軽い中で最速11.4なのでそんなに速いわけでもない。２走前の新馬戦がスローでの動き出しが求められて要所がちょっと甘かった。その辺を嫌って適性面でちょっと落としての連下かな。ただここは流れる可能性は高いし、前半の位置取りで現実的に取れれば怖いね。

△タガノエルピーダ

　ちょっと外枠過ぎるかな…手のはある。正直パフォーマンス的に見れば一番かなと思っているが、今回は逃げ先行勢が外にいるのと、ノリのラーンザロープスの出方が読めないし、最悪３頭分ぐらい外もあり得る。その中でやれるかってのはあるかな。まあ朝日杯が46.1-47.7とかなりのハイで12.0 – 12.3 – 11.9 – 11.2 – 12.3とL2最速で２列目外からしっかり食らいつけていたのでここは評価したいが、かなり流れてのものではあったしジャンタルマンタルには完敗。外から前がある程度引き上げる中で３～４角までに外のままだとちょっと甘さは出そうかな。新馬戦でスローからの2F戦でラストまでラップを落とさず抜けているし、スローのパターンでも底を見せていないので不気味さはあるが、開催２週目でこの枠はちょっと痛い。

×ワイドラトゥール

　後はワイドラトゥール。本当は強く狙いたいところはあったんだが、思ったよりは雨の影響がなさそうなのと、枠の並び的にゲートが甘いと後方に下がって蓋をされそうなのを嫌った。新馬勝ちが面白く、秋新潟でそれなりに時計が掛かっていた中での1600ｍ戦。47.8-47.7と平均でも12.6 – 12.7 – 11.8 – 11.3 – 11.9と中弛み顕著。これで好位の外から直線序盤でスッと反応してL2でもう先頭に立ってきた。ある程度流れた中で、ある程度時計が掛かるパワーを擁す中で、総合力で良さが出た。前走の紅梅Sでも馬場が重く緩んで戦えたので、マイルで道悪でちょうど噛み合いそうかなと思っていたけど…もうちょっと影響が残ってほしかったかなという感じ。軽めの押さえまでに引き下げたのは枠的に前半中盤でのリカバーが難しいだろうなと。どちらかというと緩みで取り付いて外から早めに出し切ってほしい印象なので、内の馬群で包まれてとなると嫌やね。

×ショウナンマヌエラ

　まあノリ次第だけど、普通ならショウナンマヌエラがハナの可能性が高い。し、チューリップ賞は逃げ残りが結構あるからね。ちょっと足りないけど仕掛けを待てる形になって一瞬でスッとができる馬は良いし、新潟２歳Sの方が良かったので前半もうちょっと引き上げた方が良い。47.7-46.1でかなりのスロー、12.3 – 12.1 – 11.3 – 11.2 – 11.5とL2最速で逃げてスッと離しての粘り込み。アスコリピチェーノにはラストで楽に抜けられたけど、総合力はある。アルテミスSの場合は48.0-45.6でちょっとスローバランスすぎた。石橋脩にペースバランスを期待するのは酷だけど、ノリが内から主張してくれていくために脚を使って気がつけば47前後…ぐらいはあるかなという感じ。石橋脩は基本自分でペースを作れないのでノリ辺りがけしかけてくれた方が良いってのもある。

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