競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

本命10リューベック@京都11R 洛陽ステークス 予想

time 2024/02/10

洛陽ステークス(L)予想

京都11R 芝外1600m
馬場想定:良、標準馬場想定
風向き:西南西2m/s想定(不安定)

馬場・風向き

 馬場は先週を見ても結構速いラップが出てきているので、まあ高速はないとしても標準馬場ぐらいまでは戻ってきているかなという感じではある。風は西南西からなのでHSが完全追い風になるが、前後の風向きが不安定なのであまり当てにはしない。

展開予想

 多頭数で難しいが、とりあえず内のセッタレダストが出しては行く。ただこの距離だとレッドベルオーブが掛かって行ってしまうだろうなあ、という感じでこれが途中でハナからの単騎だろうと。離れた番手のアナゴサン、セッタレダストやカルロヴェローチェ辺りがどこまでついていくか次第というところ。

 ある程度は上がると思うし、46.0-47.0前後で1:33.0ぐらいは出るか、という感じで見ておく。実質的にはもうちょっとスロー寄りになると思う。

予想

◎10リューベック
○?(noteのみ)
▲?(noteのみ)
△05カルロヴェローチェ
△11エスコーラ
×15ドゥアイズ17
3連複:◎軸○▲△×BOX
3連複:◎○軸▲△×流し
3連単F:◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎リューベック

 本命はリューベックにした。まあだから本命にしたわけではないんだけど、個人的に京都マイルで適度に時計が掛る馬場ってハービンジャーのためにある気がせんでもないなと。ナミュールやペルシアンナイトとかフィットしていた感じはあった。

 リューベックもどちらかというとこの辺に近いかなと思っていて、純正マイラー(まあ今となってはナミュールは純正マイラーかもしれんが)というよりは中距離型でちょっと忙しい馬がここで噛み合う。前走のニューイヤーSは個人的には結構評価。中山マイルで46.1-46.2なので結構忙しかったし年始で高速馬場だった。高速馬場自体は良い馬だけどペースが上がって11.6 – 11.6 – 11.6 – 11.3 – 11.7とL2最速。これで中団の中目で進めながら直線進路確保で後手。ブレーキ気味でL1外に進路を取ってからしぶとく伸び始めていた。個人的にはペース自体が速くて余力がどうか?と思っていたがこれに対応できたのは収穫。捌けていれば、という脚色だったからね。

 面白いのが中山記念で、48.2-47.1とややスロー、11.8 – 11.8 – 11.7 – 11.6 – 11.4 – 12.4と後半ポテンシャル戦寄りでロンスパだが、これで3~4角外外からかなりロスがある中で結構踏ん張って2着争いからは0.1と僅差。L2の地点ではラーグルフより前だったし、L1の坂でちょっと甘さは出ているがなだれ込んできたからね。ここはロンスパでちょっと分散し過ぎたが、基本的に無酸素運動寄りの馬だという認識だったので力はつけてきていたと思う。

 本質的にはまだマイルでもちょっと忙しいと思っているけど、京都外マイルは3角手前の上り坂でどうしても意識が落ちるし、そこでの取り付きもできるタイプだと思う。それに、多分単騎で前がいる状況なので3角下りから早い段階で勝負に行く必要があると思うのでその点でも良いかなと。京都マイルの今の馬場で積極的に狙いたい。というか、仮にドスローで団子になっても但馬Sの感じから結構面白いと思っている。

○?

▲?

△カルロヴェローチェ

 後は連下にカルロヴェローチェを。正直パフォーマンス的には注目している一頭ではあるんだけどね。3走前の白梅賞は結構インパクトがある。中京マイルだったが47.1-46.2とややスローからの11.6 – 12.0 – 11.4 – 11.1 – 11.7とL2最速で逃げて上手く支配し直線坂の登りですっと抜けて2馬身半、L1で保つ形での完勝。ただ時計的にかなり優秀で、当日は標準馬場ぐらいだったからね。あんまり土曜に比較しやすいレースが無いが、雨も降らず完全良馬場の日曜の2勝クラスでしかもセルバーグの完勝のレースが47.3-45.6で1:32.9。2着トゥードジボン物差しで見れば1:33.3で上がり34.1だから互角レベル。これが超ハイレベルな2勝クラス(トゥードジボンもオープン入り)なわけでね。だから楽しみな一戦なのは間違いない。ただNHKマイルCが馬場が稍重の中で46.3-47.5とややハイで中団からイマイチ伸び切れなかった。荒れ馬場がどう出るかとか長期休養明けとか、まあ色々あって連下かな。

△エスコーラ

 エスコーラはちょっと読みにくいところはあるが、本来右回りでのコーナリングでロングスプリントになってもやれる馬だとは思うんだけどね。圧巻だった未勝利勝ちが小倉でえぐい動きをしている。47.4-45.1とかなりのスローだが後半4F45.1とえげつない。しかもそれだけでなく12.0 – 11.3 – 10.9 – 11.0 – 11.2 – 12.0のラップ推移からも分かるようにL4の3角地点最速で10.9。後半1000を56.4で上がっているように、えげつない動きをしている。これで向こう正面での捲りから3~4角で最短距離とは言え速いラップを踏んでそのまま千切って1.8差だからね。右手前でのコーナリング勝負は面白いと思う。前走のリゲルS3着が難しいところだが、阪神マイルで47.7-45.3とかなりのスロー、12.2 – 11.9 – 11.3 – 10.7 – 11.4とL2最速で直線でのトップスピード戦。これで好位列からジリジリになってしまっていた。まあ骨折で1年4か月ぶりではあったし悪くはないが、その辺も含めてもう一戦様子を見たいかな。個人的には中距離型の馬だと思うので、今の京都マイル自体は面白いかもとは思うんだが、多分1番人気だし。

×ドゥアイズ

 後はドゥアイズを軽く。まあここでどこまでやれるかやね。条件的には結構良いし力は出し切れると思うが、外過ぎるしルメートルなので不用意に下げてってのを嫌っている感じでのこの評価。前走のリゲルSでは阪神マイルで47.7-45.3とかなりのスローからの12.2 – 11.9 – 11.3 – 10.7 – 11.4とL2最速トップスピード戦で好位の外から進めて前のマテンロウスカイに食らいついての3/4差2着。ジリっぽかったがそれでもエスコーラは撃破できているし、悪くはない。桜花賞みたいに45.9-46.2と流れても中団からジリっとなだれ込めているし、適性の幅も広い。ただ、ワンパンチ欠けるのは確かなので、位置取りが甘くなったときに3~4角で馬場の良い外と言ってもタイムロスは生まれるのでそこで捕え切れるか?というところやね。×まで。

×アナゴサン

 後は前残り要員でアナゴサン。前走のニューイヤーSでちょっと新境地を見せたかなと。中山マイルで46.1-46.2と平均で外枠から番手まで積極的に持って行く。11.3 – 11.6 – 11.6 – 11.6 – 11.3 – 11.7と上げ過ぎずにL2最速でしぶとく食らいついてL1でも踏ん張って2着争い僅差の3着。割と厳しい流れになったと思うし、そこでも脚を引き出せたのは一定の評価。逃げ先行勢が読みにくい中で大外枠というのは結構入りやすいと思うし、縦長になって前目内目のスペースを拾ってしまえれば3~4角で良いところを回しつつ直線で外が狙える。その点も踏まえて軽めに押さえておきたい。

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何悪。分析note2023



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