2019/02/02
アメリカジョッキークラブカップ2024の予想
中山11R 芝外2200m
馬場想定:稍~重、ややタフな馬場想定
風向想定:西北西2m/s想定
馬場・風向き
日曜は午前中にまとまった雨が降りそうなので難しいところだが…ひとまずややタフぐらいにしておく。ベースは軽いのでもしかしたらそこまで悪化せず、標準ぐらいもあり得る。ただそれでも雨の程度を考えると悪化すると見た方がいいかな。風は西北西からなので3~4角中間地点が完全向かい風。
展開予想
ここがちょっと読みにくい一戦やね。ショウナンバシットは出足が最近遅いけどミルコのせいの可能性もある。和生に替わってハナまであるかやね。ホウオウリアリティも前に行きたい馬ではあるし、このメンツなら行けると思うのでこの辺が内から様子を見つつ前を狙う。外からボッケリーニはこのメンツなら楽に前を狙って行けると思うが大外枠、カラテなんかも先行してくれば無理はしないか。最序盤はそれなりには流れるが息が入る、という感じかな。
一応イメージ的には道悪で騎手の意識には反映されると思うし、62ぐらいで入りそう。外回りはコーナー地点が長く緩いのであんまり動き出しの意識が持ちにくいコース。そんなにポテンシャルで分散せず…本仕掛けが遅れる可能性は高くなりそうかな。
予想
◎03モリアーナ
○10ラーグルフ
▲05ホウオウリアリティ
△04ショウナンバシット
△12ボッケリーニ
×01マイネルウィルトス09カラテ
3連複:◎軸○▲△×BOX
3連複:◎○軸▲△×流し
3連単F:◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×
◎モリアーナ
本命はモリアーナにした。まあちょっと悩んだ一戦ではあるんだけど、パターンとして細分化しても、モリアーナから勝負した方がトータルで良さそうという判断もある。
まず紫苑Sは強かったと思っている。中山2000で稍重、58.1-59.9とかなりのハイで11.6 – 11.8 – 11.8 – 11.9 – 12.4 – 12.0のラップ推移。淡々としているが、後方内内で温存しながら上手く押し上げつつ直線で馬群の中を選択。そこからの伸びが良くL1でちょっと難しいかな?というところからズドンと差し切った。3~4角の仕掛けが上手かったのはもちろんあるんだけど、それでもL1の地点ではまだ前とは5馬身は確実にあったしそこで12.0で捕え切ったので11.2前後の脚という推算となる。個人的にはこれを分析すれば、後半特化で進めてラストで高いレベルでロングスプリントを維持して底を見せていないので、距離自体はもっとあっていい、ということになる。これを見たときの第一印象が、オークス出てたらおもろかったやろな…だったからね。自分としては2200mへの延長自体はプラスだと思っている。レースレベルはそこそこ程度だと思っているが、L1でここまで違ったのは大きいね。
秋華賞は一か八かが良くなかった。京都2000で稍重、61.9-59.2と超スローで12.9 – 12.3 – 11.6 – 11.0 – 11.4とL2最速。これでゲートが甘めだったし無理せず後方内で我慢。ただ仕掛けが遅くて4角で待ち切れないリバティアイランドが動いたレベルで後方内内で我慢だったからちょっと難しかった。ただこの感じだと一気にギアチェンジさせるよりロングスプリント的にスピードに乗せた方が良いとは思う。
今回は枠的に見ても割とポジション取り自体は難しくないかなとは思う。中山2200はポジションが重要になるので、ノリが勝負するかだけど、前走の感じからはある程度意識的に取りそうかなと。マイネルウィルトスやクロミナンスより前に入ってショウナン・ホウオウ辺りを行かせる形に持ち込めると結構面白い。機動力はあんまりなので内枠は仕掛けの方での鍵ではあるけど、ノリならスペースを作りつつ進めてくれるだろうと。中山は結局騎手の割合が重要だから、馬と騎手のバランスで選びたいってのもあるかな。
○?
▲?
△ショウナンバシット
後は連下でショウナンバシットを。菊花賞の評価をちょっと底上げしようかなと。タスティエーラの有馬が難しい形で思ったよりやれたので。菊花賞は60.4-64.1-58.6と割と全体でゆったりした流れ。12.3 – 12.1 – 11.6 – 11.7 – 11.4 – 11.8のラップ推移で中団の中目から直線ジリジリと伸びずばてずという感じ。前を取れないとというのはあるが、もともと前に行けていた馬だしミルコに替わって…というのもあるからなあ。和生で逃げの手を打てれば。皐月賞はそこまでスタッツ的には評価してないけど、それでも重馬場で58.5-62.1と超々ハイ、11.8 – 12.4 – 12.5 – 12.7 – 12.5 – 12.0と消耗する中でも中団内から4角で押し上げて見せ場を作っての5着。ある程度有酸素運動での分散は対応しているので、後は位置取りやね。
△ボッケリーニ
まあ悩ましいところだけどね…ただ道悪の程度に関わらず信頼度が高い馬ではあるので。鳴尾記念みたいに59.6-59.5と平均で12.1 – 11.8 – 11.5 – 11.8 – 12.3とポテンシャル戦を中団外から捲りつつ押し上げて正攻法で勝ち切っている。フェーングロッテン比較で半馬身差をどう考えるかはあるが、ロスを踏まえても着差以上ではあった。前走のチャレンジCでは59.9-58.9とややスローで11.5 – 11.9 – 11.9 – 11.7 – 11.6 – 11.8と仕掛けが強い形。これで中団内目で温存しつつ直線最内からするする加速。内での機動力も持っている総合力の高い馬。まあこれを対抗にしてもとも思ったんだけど、やっぱり外回りで浜中らしく3~4角で勝ちに行く形になると内の馬をアシストする形になるし、ちょっと悩ましいところやね。
×マイネルウィルトス
もう2頭拾っておく。マイネルウィルトスは正直どうかな?とも思っているが、馬場が想定よりも重くなれば不気味で押さえておく。京都大賞典が重の京都2400mで61.6-59.8とかなりのスロー、11.9 – 12.3 – 11.6 – 11.7 – 12.0 – 12.2とポテンシャル戦で出負け後方から内内を通してジリジリとなだれ込んで6着。アル共が高速馬場ではあるが61.0-59.9とある程度全体で分散、12.0 – 11.9 – 12.0 – 11.8 – 11.6 – 11.8とL2最速で11.6という程度だが中団外から早めに仕掛けてL2で先頭に立ってきた。流石にロスが響いたが要所で良かったのは良い。今回は内枠だけど枠の並び的に出足が遅いこの馬だとガンガン前に入られるので下げ切って外から押し上げる形ぐらいしか手が無いと思う。内回りなら向こう正面が長いけど外回りだとコーナーが続くのでその辺やね。騎手が仕掛けで嵌め込みにくいってのはあるので。
×カラテ
一応カラテも。ジャパンカップで本命に下ぐらいだし、距離自体は2200mでもとは思うのと、道悪もやれている。新潟2000の不良馬場で61.6-62.2と平均、13.1 – 12.6 – 11.9 – 11.9 – 12.7のラップ推移で好位からしぶとく伸びてセイウンハーデスの粘り込みを唯一追いかけて捕え切った。3着以下を1.4秒も離しているようにこのパフォーマンスは圧巻。ジャパンカップもそんなに悪くなかったし、ここまで全体レベルが下がってくれば警戒は必要かな。ただ宝塚は宝塚ペースに乗って行ったので仕方ないにせよ、2走前の鳴尾記念が物足りないので半信半疑の保険の押さえ。