2019/02/02
チャンピオンズカップ2023の予想
中京11R ダ1800m
馬場想定:良、ややタフなダート想定
風向想定:北西4m/s想定
馬場・風向き
この時期の中京土曜開催だとやや低調なメンツが下級条件では流れてくるので時計判断がちょっと難しいところはある。とはいえ、2勝クラスの2000mで2分を切れてなかったり、全体的に見てもちょっと掛かっている感じはあるかな。ややタフぐらいで。風は北西からなので4角地点が完全向かい風になる、割とオーソドックスな冬場中京の風向き。
展開予想
ここは思い切った競馬をと言っているノットゥルノ陣営が主張しそうかなと。ただ、各馬もこれを当てにしているわけではないと思うし、内目のドゥラエレーデもムルザバエフに替わるのである程度主張してくる可能性は高いと思う。それに最内枠のメイクアリープも前に行きたいだろうから、この3頭が基本的にはハナ候補になりそう。枠的に何も無ければメイクアリープがハナ、外からノットゥルノが何としてもとなればそれを行かせて2列目内で、番手外にドゥラエレーデぐらいかな。クラウンプライドがどこまで前に?というのはあるけど、川田だし変には下げないだろうが2列目ぐらいになるんじゃないかな。テーオーケインズはその辺を見ながら好位の中目でコントロールしてという競馬。レモンポップは1800mで大外枠、坂井瑠星がどこまでポジションの意識をできるかだけど、内の先行勢が結構すぐに隊列決まりそうな中で、となると好位ぐらいになるんじゃないかな。レモンポップを考えるなら思い切った競馬をした方がチャンスは広がると思うが、ここでどう出てくるか。
ペースは多分それでもそこまでは上がらない。坂スタートの中京1800mだし、ノットゥルノやメイクアリープにしてもそこまでゴリゴリに引き上げて良い馬ではないからね。ドゥラエレーデはちょっと読み切れないけど、それでも基本的には落ち着くかな。49-49ぐらいで平均、1:50.3ぐらいで想定しておく。
予想
◎09クラウンプライド
○?(noteのみ)
▲?(noteのみ)
△04テーオーケインズ
△11ハギノアレグリアス
×01メイクアリープ12セラフィックコール
3連複:◎軸○▲△×BOX
3連複:◎○軸▲△×流し
3連単F:◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×
◎クラウンプライド
本命はちょっと悩んでクラウンプライドにした。穴目で面白い馬も多かったし、結構そこは悩んだ。ただまあトータルで考えたときに、勝つ可能性という点でも適性面での不安が少ないという点でも連軸としては良いなと。
まず昨年のチャンピオンズカップの評価だけど、自分としては適性的にベストの展開では無かったかなと思っている。ペース自体は49.8-49.5と平均では流れているのだが…12.8 – 12.6 – 12.6 – 12.7 – 11.9 – 12.3と中盤が遅くて基礎スピードが武器でもあるクラウンプライドにとってはちょっと緩すぎたかなと。そこからL3-2のギアチェンジで良さを見せて番手からすっと抜けてきたんだけど、捌いて伸びてきたジュンライトボルトに捕え切られた。坂の登りでのギアチェンジそのものはしっかりと見せられたが、出来ればもうちょっとペースが上がってほしかった。
前走のコリアカップはコメントで教えていただきラップにたどり着けたけど、大体予想通りで50.3-48.9、日本式補正で49.3-48.9と平均だけど中盤ちょっと落ち込んでの12.3-12.1-12.8-11.7-12.3とL2最速。ここでもギアチェンジですっと抜けてきたし、グロリアムンディを前受けしてぶっちぎった競馬は流石。ただここでもコントロールしていて我慢するぐらいには前掛かりの気性ではあるし、それに耐えられる基礎スピードを持っている馬。
帝王賞2着は2000mでも流れてやれたと。60.4-61.5とややハイで12.2 – 12.5 – 12.9 – 11.7 – 12.2と向こう正面からしっかりと引き上げられてL3-2でギアチェンジ。基礎スピード・ポテンシャルで分散しながら前目で流れに乗って要所で内からスッと反応。この器用さは中京1800で一番必要なところ。
基礎スピードで分散してもポテンシャルを求められてもL3-2での加速が求められても前目から動ける。相手関係的に見てパフォーマンスで抜けている馬ではないが、それでも最上位。適性面で目立った不安がないので素直にこれを本命にした。
○?
▲?
△テーオーケインズ
後は連下にテーオーケインズを。もちろん一昨年のチャンピオンズカップだけやれれば最上位の馬だが、近走を見てそこまでを期待するのは酷かなと。昨年の場合は49.8-49.5と平均でも12.6 – 12.6 – 12.7 – 11.9 – 12.3と中盤が緩すぎて好位から直線外に出して追われて反応は良く。それでもL1で詰められずにハピを競り落とせなかった。4着で悪くはないがパフォーマンス的には物足りない。一昨年みたいに49.3-48.3とややスローでも12.8 – 12.1 – 12.3 – 12.2 – 11.8 – 12.0と向こう正面からペースが上がってという方が良いとは思う。これで好位で流れに乗って直線で早めにインティを捕えてからL1の突き抜けが凄かったからね。ただ近走どうしても大井の2000でパフォーマンス的にはちょっと落としている感じは続くし、良いころのイメージを持ちすぎるのは危険かな。連下まで。
△ハギノアレグリアス
連下でハギノアレグリアスを拾う。中京が鍵だけど、東海Sは空馬の影響で苦しくなった2着で割と動けたという認識。50.2-48.6とかなりのスローで12.4 – 12.2 – 12.1 – 11.9 – 12.4とラップ的にもL2最速。これで好位の外から進めているが、3~4角でも終始空馬のヴァンヤールに絡まれたし、直線で伸びてきて前のプロミストウォリアを追撃というところでももろに斜行でブレーキせざるを得なかった。グロリアムンディにこの形で2馬身差だけど、不利が無ければ届いていた脚色だったと思うので。そのうえで、シリウスSはロンスパになり切って噛み合った面はある。62.4-62.0と平均で12.1 – 12.1 – 12.3 – 12.3 – 12.3 – 13.0と6F戦だったし、先に前のアイコンテーラーが勝負を仕掛けて動いてくれたので、好位からバテ差す感じが最後の1Fで突き抜けきれた要因かなと。1800で中京だとここまで上がり切る方が稀なので、その辺が噛み合えば…というところかな。連下で。
×メイクアリープ
後は穴目でメイクアリープを拾いたい。今回は結構前目で勝負したい馬が揃った中で、枠の並びとしては最高に近いかなと。逃げの手を狙っても良いし、外からノットゥルノらが競ってくるなら行かせて2列目内でも良い。4走前の三宮S2着の内容から内目で立ち回れる馬なので、そこは良い材料だと思う。前走のみやこSではセラフィックコールにあっさり差されたけど、京都1800で48.8-49.9とややハイだったし、12.5 – 12.4 – 12.3 – 12.1 – 12.6 – 12.7と淡々とした流れでL3最速と仕掛けも強い。こうなるとシンプルなポテンシャルの素材型にやられてしまったかなという感じ。基本的には要所での一足が良い馬だし、流れてもやれる馬だからね。軽めには押さえたい。
×セラフィックコール
悩んで軽めに押さえることにした。セラフィックコールは基本的にポテンシャル特化型で、エンジンがかかってからラストのバテで差し込んでくる馬。前走のみやこSの場合は前述のメイクアリープと被るけど、出し切りやすい展開だった。48.8-49.9とややハイで12.5 – 12.4 – 12.3 – 12.1 – 12.6 – 12.7とL3最速タイ。流れて3角下りからしっかり出し切ってというところで後方外から押し上げながらL1でズドン。伸び始めは遅いが前が落ちれば伸びてくる。こういう馬なので、割と総合力勝負になりやすい中京の1800m戦では難しいとは思う。ただ、ミルコなので向こう正面から積極的に仕掛けてくる可能性は結構高い。そこで一気に引き上げ切ってずぶずぶの形に持ち込めれば…かな。ミルコが怖いので軽めに押さえるという感じ。