本命11ルコルセール＠東京11R グリーンチャンネルカップ 予想

グリーンチャンネルカップ(L)予想

東京11R ダ1600ｍ
馬場想定：重～不、高速ダート想定
風向想定：北北西3m/s想定

馬場・風向き

　明日の府中は本降りっぽいので、重～不良まで考慮に入れておく。高速ダートで良いだろう。風は北北西からなので４角地点が完全向かい風になる。

展開予想

　外からルコルセールが主張しつつ内に切って各馬の出方を窺うが、逃げたくはない。内のケイアイシェルビーはそこまで速くないが包まれたくないし、逃げの選択肢もアリなのでとりあえず出していく。この２頭以外でとなるとそんなにいないがヴァルツァーシャル辺りも先行策でかつ逃げたくはないという感じで最序盤はちょっと読みにくいところはあるかな。ケイアイシェルビーがハナを切る形で番手外にルコルセールが一番あり得そう。その辺を行かせつつ好位でスペースを作りながらペリエール、外のフォーヴィズム辺りも好位を狙いつつ。

　ペースはある程度上がるだろうが、それでも馬場自体も軽いからね。47.0-47.3ぐらいで1:34.3前後ぐらいは出そうかなと。

予想

◎11ルコルセール
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△05ペリエール
△09オメガギネス
×01ケイアイシェルビー12イクスプロージョン
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎ルコルセール

　ルコルセールは想定される馬場の中で総合的に良さが出易いと思うので本命視。

　まずは神無月S勝ちからだろう。東京マイルで稍重での高速ダート、46.7-47.8とややハイで12.1 – 12.0 – 12.0 – 11.7 – 12.1のラップ推移、L2最速で流れての一足。ゲートが良くコントロールしながら番手外で進めて、逃げるカンリンポチェに対して仕掛けを待ってL2で仕掛けて3/4差をスッととらえて１馬身半差のリードに。そこからは突き抜けて最後は流して２馬身半差。要所の鋭さをこの流れの中で引き出せたのは大きい。

　前走のエルムSがちょっと物足りないが、好位外から正攻法になったのもあるし枠的にもちょっとしんどかったのとオールダートもあったか、この辺が細かいけど重なった感じ。48.1-48.5で平均、12.4 – 12.2 – 12.2 – 11.9 – 12.2と割と流れてのL2最速。アシャカトブが外から内に切ってきて一旦下げて入ったのも痛かったしそこからは終始外外。もともと東京マイルでややハイで基礎スピードの質を引き上げて良さが出たと考えると、ペースが上がらずポジションも落ちてという方が響いたかもしれんね。L2までは食らいついてL1で甘かったし、後半の素材面での甘さがちょっと出た感じ。

　突き詰めると芝スタートで前半の基礎スピードの質を活かしつつ総合的に良さが出る東京1600が良いと思うし、この条件で外から自由に立ち回れるのもいいだろう。ここから入りたい。

○？

▲？

△ペリエール

　連下に３歳実力馬を２頭。ペリエールは高速ダートはカギだが、ユニコーンSは普通に評価していいと思う。良馬場の東京1600ｍ戦で46.3-48.7とかなりのハイ、11.7 – 11.7 – 11.9 – 12.7 – 12.4と淡々とした基礎スピード特化戦で、内枠から中団ぐらいで進めつつも前のスペースをじわっと押し上げてワールズコライドの外から３～４角で好位の中目を通しつつ直線で外に出してL2でジリっと伸びて先頭列、L1で粘るサンライズジークを捕えて３馬身差突き抜けてきた。軽いダートでどこまでってのはあるが良の東京1600ｍで1:35.0はかなり優秀だし、ここでも連下ぐらいで押さえておく必要はあるだろうと。

△オメガギネス

　もう一頭はレパードS２着のオメガギネス。こちらの方が不安は多く、特に芝スタートでどうやねん？ってのはどうしても出てくる。ただし、レパードSは個人的には上位３頭はスタッツ的にかなり高く評価している。良馬場で48.3-50.3とかなりのハイ、12.2 – 12.7 – 13.2 – 12.0 – 12.4とL3-2でギアチェンジをかなり求められた。かなり流れた中で要所で鋭く動けたのが上位３頭。その中で２列目の中目で包まれての仕掛けになった割には前２頭についていけたし、L1もしぶとく伸びて差を詰めての２着。結構立派だったと思う。高速ダートでやれるかどうかはあるが、流れた中でも要所で動けているので適性としては単調な馬ではないのも良いし、連下で押さえておく。

×ケイアイシェルビー

　後はケイアイシェルビーを軽く。夏至Sは評価するけど、個人的にはそんなに二の足自体が良かったわけでは無かったので大外枠は良かったかなという感じは少しあると。46.3-47.8とややハイで12.0 – 12.1 – 11.9 – 11.7 – 12.1とL2最速11.7。ゲートは良かったが内のスカーレットスカイに一気に出られてで鞭もあってじわっと番手外につけて行った。そこからは要所でジリジリでL1で伸びてタガノエスコートとの叩き合いをねじ伏せた形。今回は最内枠だし、外のルコルセールは逃げたくはないだろうから多分行かせてもらえる可能性は高いので軽く押さえるけど、そんなに二の足は良くないので外からリズムよくの方が戦いやすいってのは感じたかな。軽めにしたのはその辺。

×イクスプロージョン

　後はこういう馬場で東京ダートでオルフェーヴル産駒は怖いなってところかな。イクスプロージョン自体芝でも関越Sの印象が強い馬で、46.8-46.1と平均で11.9 – 11.6 – 11.4 – 10.9 – 12.2とL2最速。流れた中でトップスピードを求められたが、これで好位の外からL2で一気に反応して先頭に立ってきている。逆にL1はちょっと甘さが出ていたし、距離という点ではマイルでも面白いかもってのはあった馬。今回は東京ダートマイルではあるが、ある程度流れると思うし馬場も高速ダートだろうと。その中で中団ぐらいで進めてくれれば直線で鋭さをというのは期待できるかも、という感じ。スタンス的に血統面で狙うのも難しいんだけど、かといって自分のスタイルから外れないと日曜のバグラダスみたいな馬が狙えなくなってしまうので、その辺は臨機応変にしたいってのはあるかな。まあどのスタンスでも当たるも八卦って気持ちは必要だけど。

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「北条直人の競馬ブログ」より