本命06エルトンバローズ＠毎日王冠2023予想

time 2023/10/08

folder 2023重賞まとめ予想

毎日王冠2023の予想

東京11R 芝1800ｍ
馬場想定：良、超高速馬場想定
風向想定：北東2m/s

馬場・風向き

　馬場は土曜を見てもかなり時計・ラップ的に出ているし、引き続き超高速馬場で想定。雨は予報的に見て多分開催中は大丈夫かな？という感じなので。風は北東からなので３角地点が完全向かい風。

展開予想

　展開的にはちょっと読みにくいところだが、この枠の並びなのでウインカーネリアンが外からバビットに対して切っていく感じでペースを作っていくと思う。それに対して外からフェーングロッテンが何処まで競っていくか？という感じになると思う。バビットはここだとウインカーネリアンの方が速いと思うし、切って来られてから外のフェーングロッテンに対して外から来られる前に番手外を取れるかどうかかな。これらを見つつエルトンバローズやノースザワールドが好位、エエヤンもゲート次第ではある程度。

　ウインカーネリアン三浦がどういうレースを作ってくるか次第ではあるし、ちょっと決め打ちしにくいところはあるね。一応スローの可能性の方が高いとは思っているし、47.0-45.0前後で見ておこうかなと思っている。ただ、ウイン次第だし、ペースが上がってというケースも考えてはおきたい。46.5-45.8前後ぐらいまでは。

予想

◎06エルトンバローズ
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△01シュネルマイスター
△07ウインカーネリアン
３連複：◎軸○▲△BOX
３連複：◎○軸▲△流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△

◎エルトンバローズ

　悩んだけどエルトンバローズで勝負してやろうと思う。不安は明確にあるんだけど、東京で高速馬場ならというところに賭けたい。正直上位３強は楽な相手ではないし、ここで３歳馬を狙うってのは結構怖さはある。ただ、展開的に考えても上位勢と比較してチャンスがあるなら前目の馬だとは思うんだよね。そのうえで個人的には２走前の京都マイルの勝ち方に素材面の良さを感じた。

　京都1600ｍだが内回りで、ペースは48.1-45.5と超スローで12.5 – 11.7 – 11.5 – 11.1 – 11.2とL2最速で11.1だが特筆すべきはL1が11.2とほとんど落ちてないのを後半4F45.5出した中でやれているというところ。五分のスタートからコントロールして２列目の内に入れ、３～４角でペースアップを一つ外から番手外の位置で進めて４角で仕掛けながら直線でしぶとく伸び切ってラストで突き放しての２馬身差の完勝。L2は右手前のまま、L1は左手前に換えて突き抜けてだし、ラストは流していた。ここの２着がシルヴァーデュークになるが、個人的にはサウジ戦のドルチェモアと比較しても良い内容だったかなと思っている。個人的にスローでの高速馬場ロングスプリントでドルチェモアは実は結構強敵だと思っていて、陣営が間違えて1200使ったりタフな展開ばかり使ってきたけど、シルヴァーデュークやノッキングポイントとの比較でかなり強かった。それとの比較でエルトンバローズもシルヴァーデューク相手にラストで突き放したし、L1も11.2と落とさずにこれだからね。レースラップが11.1-11.2で落ちていないし、単純に後1Fを11.8でちょっと落としたとしても1:45.4で走れる計算になる。流していたのでもっとラップ的には余裕があるかもしれんし、後半のロングスプリントの素材面は３歳馬の中で結構目立つ内容だったし、しかも右手前で負荷がかかる中でやれている。府中は直線が長いし左回りなので直線右手前が基本。その中でロングスプリントにというのは適性的にフィットしそうと。

　ラジニケ賞は福島1800ｍで47.7-47.2で平均、12.0 – 12.0 – 11.6 – 11.5 – 12.1とL2最速だがL3からある程度強めのラップを踏んでという中で、前のシルトホルンを目標にしながら２列目から正攻法で４角外から勝負に行って突き抜けてきた。ペースも平均で基礎スピードを求められても問題なかったし、３着が出し切れなかったとはいえレーベンスティールと考えても結構強敵。ここで総合的に一枚上だった。

　不安は左回りで、中京2200の負け方は嫌だった。好位外で進めて３～４角で明らかに鞍上が内に持たれるのを矯正しながら進めていたし、手前を換えるのも遅れて右手前に換えても結構内に刺さっていた。この辺りがネックにはなるので悩ましいが、素材面…特に後半のロングスプリントでトップクラス相手に戦える可能性を示している馬だと思う。前目から後半4Fを45でまとめられる馬だし、基礎スピード面でもある程度通用している。高いレベルでは1600だと忙しい馬だと思っているので、1800ｍでここで狙いたい。余談だがここで結構言ってきたんだけど、ドルチェモアが毎日王冠に出てたら良い印を打っていたと思う。何故スプリントに行ってしまったか…。

○？

▲？

△シュネルマイスター

　正直人気を考えるとシュネルマイスターを強くってのでも良いんだが…シュネルはどうしてもロングスプリント型ではあるし、仕掛けが遅れてしまうとちょっとしんどい。トップスピード戦でもマイルCSである程度は対応してきているけど、それでもあの形だとダノンザキッドとの比較で苦労してしまうし、自分としては内枠があんまりプラスに働かない馬だろうと。毎日王冠を勝った時みたいに、46.7-46.3と全体でも流れて途中でダノンキングリーが動いてくれれば11.8 – 11.7 – 11.3 – 11.4 – 11.9とラップ的にもL3最速でも11.3程度でそこまででも無いし、ちょっと難しい位置でも出し切れるので届くという感じ。ただ、むしろ緩い流れで位置取りの差がそんなになくても直線で一気にギアチェンジとなるとそこで置かれるリスクがある馬だからね。出し切れれば一番の可能性が高い馬だけど、内枠を引いて今回読みにくいメンバー構成。ある程度前目で戦える馬や外から動ける馬の方を上位に取りたいかな、という感じ。エエヤンやノースザワールド辺りも前に入ってくると思うし、外に出すのもちょっとしんどそうな枠の並びではあるからね。差し損ねでの２，３着狙いが妥当かなと。

△ウインカーネリアン

　単穴候補だったけど、三浦にまだそこまでの信用が置けなかったという感じかな。今回はメンバー構成的にも多分スローでギアチェンジ戦の関屋記念のパターンが一番面白いとは思う。新潟のマイルで稍重、48.4-44.9と超スローで12.2 – 11.9 – 10.8 – 10.6 – 11.6とL2最速で10.6。10.8-10.6とL3-2でかなり速いラップを踏んできたが、これで逃げるシュリに対して番手からL2ですっと先頭に立ってきて、そのままL1でも踏ん張って3/4差で押し切った。ここの３着がトップスピード戦ではかなり強敵、トップクラスに近いダノンザキッドになることを踏まえてもかなり強い競馬だったなと思っている。個人的には今回は有力馬がほとんど後ろからになるし、厄介なバビットよりは外を引けた。ここで外からじわっとカットしながらバビットをスピードに乗せない形で入れればスローで支配しやすいと思うし、自分が騎手の立場なら今回は３～４角で上げずに直線でのギアチェンジ勝負に持ち込みたい。三浦がどう選択してくるか、最近はレースメイクでちょっと進捗を見せている騎手だと思っているので、楽しみは多少あるんだが…まあそれでもそこまでできるかどうかやね。連下までにした。