本命04レーベンスティール＠セントライト記念2023予想

time 2023/09/18

folder 2023重賞まとめ予想

セントライト記念2023の予想

中山11R 芝外2200ｍ
馬場想定：良、高速馬場想定
風向想定：南南西5m/s想定

馬場・風向き

　馬場は土日の感じだと超高速までは微妙。とりあえず普通の高速馬場ぐらいで見ておきたい。風は南南西からなので３角地点が完全向かい風に、HSは追い風と言っていい。

展開予想

　展開的にはここはウィズユアドリームがとりあえずハナを主張していく。ドゥラエレーデもある程度抵抗してハナも狙いつつなので、基本的にはこの２頭のハナ争いに、シルトホルンが様子を見ながら２列目の内を狙ってくるかな？という感じで見ている。外からグリューネグリーン辺りも先行するが先行勢は比較的手薄で、１～２角では隊列も決まってペースが落ち着く可能性が高いと思う。

　馬場はそこまで極端に軽くはないがそれでも高速馬場、61前後で入って後半は59.0ぐらいでというところかなと。2:12.2前後で想定。かなりのスロー前後で、後半ある程度ポテンシャルで分散しつつも、L2で鋭くという感じになる可能性の方が高いかな。HS追い風の南南西5m/sでもあるしね。

予想

◎04レーベンスティール
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△06シャザーン
△14ソールオリエンス
×09アームブランシュ10ウィズユアドリーム
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎レーベンスティール

　総合的に考えてレーベンスティールを本命にした。多分ペース自体はそこまで上がらないが、平均ぐらいまでならクリアできるのと、距離も対応できるという判断。２走前ほど前でなくてもいいが、ラジニケ賞ほど後ろにはならないでほしい。

　基本的にはトップスピード戦で違いを作っている馬ではある。２走前の東京1800ｍでは48.6-46.0と超スローで12.8 – 12.7 – 11.6 – 10.8 – 10.9と2F10秒台の勝負と言っていい中でL3で早々に先頭に立ってそのまま突き抜けて５馬身差とこのレースの中では違い過ぎた。

　新馬戦でも２着だが相手がソールオリエンス。これも東京1800ｍ戦で12.4 – 12.3 – 11.5 – 11.0 – 11.0と2F戦に近い。ソールオリエンスを目標にL2では一旦出ていたかな？というぐらいだったがL1で踏ん張られてクビ差の２着。ただ３着以下はここも５馬身千切っているように、トップスピード戦やギアチェンジ戦では圧倒してきた。

　レーベンスティールの場合は完成度が高く、有酸素運動で分散しても戦えているのが強みの一つ。前走のラジニケ賞は福島1800ｍで47.7-47.2と平均で流れたし、12.0 – 12.0 – 11.6 – 11.5 – 12.1とL2最速の流れではあるがL3の段階で最速に近い、４角辺りでの勝負となった。これで外枠で中団からと位置取りで苦しんだし、３～４角でも手ごたえはあるのに中団馬群の中で動けずにまごついた。直線で中目のスペースを捌きながらラストで外への進路取りも遅れて出し切れてない。L1の段階で４馬身差はあったと思うし、これを半馬身差ぐらいまで詰めているので0.5~6は上げている。最後の伸びという点でも余力があったし、本来このペースでももうちょっと前で運べた馬だったのでもったいなかった。

　今回は相手も強敵ではあるんだけど、総合的に見て隙が無いのはこの馬だしそのうえでパフォーマンス的にも最上位の一頭。賞金加算まで欲しい馬だしある程度前哨戦でも仕上げてきているという読みもある。出来ればドゥラエレーデの近くで勝負してほしい。

○？

▲？

△シャザーン

　後はシャザーンを連下で。追い切りが良かったのと皐月賞がそんなに悪くなかったので単純なトップスピード特化型でもないだろうと。皐月賞では重馬場で58.5-62.1と超々ハイ、11.8 – 12.4 – 12.5 – 12.7 – 12.5 – 12.0と３～４角で緩んでL1再加速ではあるんだが、後方で温存と言ってもあの位置でも消耗する馬場とペースだったし、それでも中団の外目からジリジリとはなだれ込んでいた。まあソールオリエンスには突き抜けきられたので何ともだが、ある程度有酸素運動で分散しても対応できそう。どちらかというとダービーでもうちょっと頑張ってほしかったのはあるが…60.4-59.6とややスローではあるが逃げたパクスオトマニカが単騎で３角手前で引き離す形だし、12.4 – 11.9 – 11.6 – 11.9 – 11.8とラップ的には低調。実質直線でのトップスピード戦だったかな、というところで後方から届かん、というのは分かるがインパクトで違いを作れてなかったのは気になるところ。まああの位置で外々では難しい展開だったが、その辺を踏まえると連下までかな。位置取りも期待できないので。

△ソールオリエンス

　ここは最初から連下で２，３着付で狙いたいなと思っている。やっぱり中山で２度とも４角で問題を起こしている馬を１倍台で信頼するのは危険だろうと。京成杯の方が分かりやすいが、中山2000で62.2-60.0とかなりのスロー、12.4 – 12.2 – 12.2 – 11.7 – 11.5とL1最速。これで中団外からだが４角で逆手前になって外に振られてポジションダウン。そこから直線で鋭く伸びて突き抜けてパフォーマンスは圧巻。ただコーナーでラップが遅かったのでそこまで目立たなかったのと、直線での鋭さが求められる展開なのでそこまで問題にならなかった。皐月賞も展開は違うが58.5-62.1で超々ハイとなったことで12.4 – 12.5 – 12.7 – 12.5 – 12.0と３～４角で減速している。これで後方外から取り付きたいところでこれも４角で逆手前になって押し上げ切れずに苦労している。直線に入れば必ず伸びてくるのでそこは素晴らしいが、右回りだと４角出口で逆手前になる問題は確実にある。高速馬場でこのレベルまでくると、４角で速いラップを前も踏んでくるケースが多くなる。そこで中団外から動こうとしても逆手前になって振られて遅れると、流石に今の馬場でこのメンツで差し届くのはそう簡単ではないなと。まあそれでも連下で押さえたのは南南西からの風で、これはここで速度に乗せて鋭くという追い込み馬には文字通り追い風になるというのもある。トップスピードの質が高いし直線に入ってしまえばギアチェンジ性能も高い。その点を踏まえると、４角で後方からになってこのメンツでもそれぐらいはやってきちゃうだろうという判断。まあでも、菊花賞も含めてこの２つの課題はソールオリエンスにとっては克服すべき壁ではある。この時点ではリスクが結構あると思うし、ここで判断したいね。

×アームブランシュ

　後は人気とかも考えつつ、アームブランシュを大穴で拾う。弥生賞ディープインパクト記念の４着は結構悪くないはず。中山2000で61.0-59.4とかなりのスローで12.3 – 12.1 – 11.6 – 11.5 – 11.9とL2最速でも11.5という程度。これで後方からだが３～４角で中目を通しつつ直線で外に誘導しながらジリジリ、L1でジリっと伸びてきたしここで２着争い２頭に並びかけるかなというぐらいの脚は見せた。要所の反応は甘いが素材面ではまずまず。ダービー馬と札幌記念２着馬が１，２着なわけでね。３走前の山吹賞でも甘さは見せたが勝ったドゥレッツァが強敵だった。今年の世代の中では本来上位でやれて良い馬だと思うし、青葉賞はコーナーロングスプリントで外々になり過ぎたところもある。前走の稲城特別は不良で競り負けたが３着以下は２馬身差だし、４着がフレーヴァードだからね。結構良いところでやれているし、これがこの人気ならしっかり押さえておきたい。

×ウィズユアドリーム

　後は逃げられた時に警戒したいウィズユアドリーム。前走の西部日刊スポーツ杯は61.6-58.3と超スローで12.3 – 12.1 – 12.2 – 11.5 – 11.0 – 11.5と本仕掛けが遅れたのも良かったが逃げて出し抜いてと言う競馬ができた。ここの２着がセブンマジシャンにはなるので、この形で運べればの不気味さはもちろんあると思う。しかもドゥラエレーデもL3-2での加速で良さを出したい馬なので、本仕掛けが全体的に遅れる可能性は結構高いと。その中で一番前で上手く支配できれば展開的な怖さは出てくるかな。