本命04トップナイフ＠京都２歳ステークス2022予想

京都２歳ステークス2022の予想

阪神11R 芝内2000ｍ
馬場想定：良、標準馬場想定
風向き想定：南西3m/s想定

展開予想

　馬場はとりあえず標準馬場としておく。風は南西からなので４角地点が完全向かい風に。

　展開予想だが、ここはノリのトップナイフが主張してくる可能性が高いかなと。これを見ながら外のグリューネグリーンが先行策、外のビキニボーイも競っていくか。内からシュタールヴィントや芝でどうかだがアレクサ辺りも前目を狙う。スマラグドスやエゾダイモン辺りが好位でグランヴィノスは中団～やや後方ぐらい。ペースはそこそこは上がると思うし、60.5-60.0で2:00.5ぐらいを想定。

予想

◎04トップナイフ
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△05エゾダイモン
△06グランヴィノス
×02シュタールヴィント07グリューネグリーン
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎トップナイフ

　本命はトップナイフで。やはり３走前の未勝利勝ちの内容が良いのと、今の時計が少し掛かる内回りの2000ｍ戦でしっかりと分散しても脚を使える点を。

　まずは３走前の未勝利勝ちが札幌2000で良い内容。61.0-61.5と平均で12.4 – 12.4 – 12.6 – 11.7 – 12.4とL2最速で11.7と一足を求められた。中盤で少し息が入っているが、この形で楽に逃げて単騎気味、後続の仕掛けを待っていたが来ないので４角で仕掛けてすっと離してそのまま４馬身差と全く寄せ付けずの圧勝だった。基礎スピード面を求められたし、しかもこの時は２勝クラスの釧路湿原特別でも60.9-61.3で2:02.2鹿出ていないことを考えても、またラップ補正を踏まえて互角レベルのパフォーマンスを見せている。また釧路湿原特別のレベルも決して低くない（２着ダイムは２２勝クラスの安定株）。前半のパワー型基礎スピードはかなり良いものを見せている。

　前走の萩Sでは阪神芝外1800ｍで48.1-45.9とかなりのスロー、２列目の外で楽に進めて12.2 – 11.6 – 11.5 – 10.9 – 11.9のラップ推移で逃げ馬から少し離れたところからL2最速地点で楽な感じでスッと逃げるスズカダブルを交わして半馬身ほど出たし、L1も後続を寄せ付けなかった。後半で4Fで分散して45秒台までもってきているし、ペースもハロン12レベルでは流れてのもの。瞬間的なトップスピードも上回ってきたので総合的に良さを出している。

　２走前の野路菊Sが不満だが、これが中京2000で61.4-58.8と超スローで12.6 – 12.4 – 11.4 – 11.0 – 11.4と3F勝負、L3の４角地点からの加速だがここで２列目内からスペースを作りながら置かれてしまっていたのが敗因としては大きい。左回りでのコーナリングや坂の登りでの加速といった部分で不安は見せている。

　ただ現状１，３走前のパフォーマンスはこの世代でも光るものを見せていると思うし、今の阪神内回りだと有酸素運動で良さが出ているのは魅力。前半のパワー型基礎スピードを持ちつつ、前走みたいにある程度のスローから後半に繋げて4F戦である程度分散して良さが出ている。ここはグランヴィノスが人気をかぶってくれそうだし、ここから勝負したい条件やね。

○？

▲？

△エゾダイモン

　エゾダイモンは未勝利勝ちが中京2000でポテンシャル戦で目途。61.8-59.0と超スローではあるが、11.9 – 11.9 – 11.5 – 11.6 – 12.1とL3最速だが11.5程度。L5の段階で11後半でポテンシャル戦に近い競馬で２列目の内でスペースを作りつつ４角で促してスペースを潰して直線に入ったが進路確保で少し待たされる。それでもL1で外に出してからしっかりと抜けてきたしポテンシャル面での良さは見せてきたと言えるかなと。L1は左手前だし左手前でのコーナリングで良さが出ているので右手前でも同様にできるかはあるが、適性面で有酸素運動の競馬でやれたのは良い材料やね。２勝クラスにはちょっと見劣るがそれでもこの時点としてはまずまず優秀だし、他の馬の適性次第では通用しても良いはず。

△グランヴィノス

　まあ適性面での不安はどうしてもかな。CW出全体時計を出してそれなりにラストもやれているのでそこまで気にしなくてもいいかなとは思うが、新馬戦を見ると前半部分の甘さは否定できないし、というのはある。阪神2000ｍ戦で64.0-59.5とドスローだったがゲート並、二の足遅くで後方に近いところだったし、12.8 – 12.5 – 11.8 – 11.2 – 11.2とドスローで楽に取り付けたのが良かった
。そこからはL1までラップが落ちない加速の流れで中団からしぶとく伸びてきたし、ハイレベル戦で終いで１枚上の競馬ができたのは後半の素材面としては高く評価できる。だからそこを取って連下では拾うが、内回りで今の馬場だと結構怪しい部分はあるかなと。この時期はやってみないとわかないのが本音だが、求められる適性が未知数である可能性が高い以上は抜けた１番人気で狙いたい状況ではない、という感じやね。

×シュタールヴィント

　後は前目でシュタールヴィントの粘りに期待。前走の未勝利勝ちは49.0-46.6とかなりのスローだが最序盤はそこまで遅くなく、13.1 – 12.8 – 11.2 – 11.2 – 11.4と中弛みからの3F戦。番手で直線ギアチェンジで一気に加速してそのまま最速はそこまででもロングスプリント的にL1まで落とさず突き抜けての圧勝だった。有酸素運動が強めに求められてどうかはあるが、前目で進めて末脚を削がれず機動力を引き出せた競馬センスは魅力で内枠なら押さえておきたいね。

×グリューネグリーン

　前走の未勝利で基礎スピード面を引き上げたグリューネグリーンを前残り勢で押さえておきたい。まあ正直時計的には優秀ではあるがもうちょっと余裕あるラップならかな。前半色が強く2000への延長はカギ。ただ、46.4-48.5とかなりのハイで単騎逃げを離れた番手で、11.5 – 11.7 – 11.6 – 12.7 – 12.5のラップ推移、単騎がここで引き離してという中で３～４角で追いかけていて３番手以下をここで引き離しているので仕掛けはかなり早くロングスプリント的になっていると思う。L1では半馬身差ほどを捕えているので実質的には12.4ぐらいになると思うし、消耗しているが恐らく4Fでかなり長く脚を使ったという感じ。全体的に引き上げてきた印象で、トップスピード戦でスパッとというより分散した方が良さそう。穴目で前残りを狙いたい。

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「北条直人の競馬ブログ」より