本命11サジェス＠新潟11R 日本海ステークス 予想

日本海ステークス(3C)予想

新潟11R 芝内2200ｍ
馬場想定：良、超高速馬場想定
風向想定：北西4m/s想定

馬場・風向き

　馬場は金曜正午の段階で芝ダともに良馬場、中間の雨も全くないのでパンパンの良馬場と言っていい。先週の感じだと超高速馬場だと思うし、引き続きそのイメージで入りたい。風は北西からなので４角地点が完全向かい風に。

展開予想

　展開的にはここはそこまで引っ張る馬はいないかな。内からとりあえずホウオウエクレールが主張するけど岩田だしスロー逃げ、逃げる馬がいたら譲って内内だろう。外からシルバーエース辺りがハナを切る可能性の方が高いかなとは思うが、それでも基礎スピードの質的にそこまでは飛ばさない形になると思う。

　１角までの距離が長い新潟2200なので割と前半は流れることも多いしある程度幅はもたせるが、それでも60は切らないかな。60.5-59.0ぐらいのイメージで2:11.5前後としておく。

予想

◎11サジェス
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△02ダノントルネード
△07レッドラディエンス
×01ビキニボーイ03ホウオウエクレール
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎サジェス

　本命にサジェスで勝負したい。正直ここはそれぞれ有力人気馬が大きな課題を抱えているということが多いし、その中でそれなら大穴を軸にして勝負したいかなと。

　まずサジェスは割と出し切った方が良い馬だとは思っている。３走前の比良山特別が京都2200で強い勝ち方。63.1-58.1とドスローで12.0 – 11.7 – 11.4 – 11.6 – 11.4とL3最速タイ。これで中団外からしっかりと勢いをつけて直線前半ですっと伸びてラストまで突き抜ける競馬。ロングスプリント的な性能で良さが出た。ここは３着がイヤサカで勝ち上がっているし、５着リアドも白川特別２着とレベルも高かった。その中でしっかりと突き抜ける末脚はまず一つ魅力なのと、割とゆったり運んで良さが出たのも好感。

　もう一戦面白いのが小倉の１勝クラス勝ち。これが1800ｍだが重馬場で、48.2-47.4とややハイだが結構流れたし、これで好位の内目を通して流れに割と乗っていた。11.7 – 11.9 – 12.0 – 11.8 – 11.7のラップ推移でL1まで加速だが直線すぐに伸び始めて一気に先頭に立ったし、アスクコンナモンダをラストまでジリっと離して１馬身3/4差と完勝。この２着アスクコンナモンダが重馬場の中京マイル戦、白川郷Sでペースセッティングを捕えての勝利でオープン入りでかなりの強敵だった。道悪ではあるが前半からパワー型基礎スピードを求められても削がれてないので、個人的にはもう少し前半でポジションを取ってもいい馬だと思っている。

　ここ２走は弥彦Sが新潟1800でも良馬場で46.7-47.1と平均で流れてちょっと忙しくて中団から伸びあぐねた。前走の岸和田Sは61.4-57.9とドスローで11.9 – 11.6 – 11.1 – 11.5 – 11.8とロングスプリントだがこれで最後方からではいかんとも、という競馬だし富田が五分のスタートから日和ったのもあるし、後方内内から進路を作るのが下手だったのもある。

　今回面白いなと思ったのは外枠の上に１角までの距離が長いのである程度前を狙って行ける立ち位置になると。石橋脩は仕掛けは雑だけどそれなりに早めに動くので内回りの新潟でこういうタイプで外からってのは結構面白いと思う。中間CWで好時計・好ラップを連発、直前の坂路でも52.7-24.9-12.4で加速には持ち込んだしこの馬比較だと優秀。状態面にも期待して、一発を期待したい一頭やね。

○？

▲？

△ダノントルネード

　ダノントルネードはパフォーマンス的にこの評価という感じ。３走前の黄菊賞で２着だったが勝ち馬が２勝クラス月岡温泉特別を完勝してきたコスモサガルマータになる。これが阪神1800で49.1-45.8と超スローで12.4 – 12.1 – 11.3 – 10.7 – 11.7とL2最速トップスピード戦。これで２列目内から直線で反応し切れずジリジリもL1でばてずに差し込んで２着を維持してきたという形。ここの４着ショウナンアレクサも２勝クラスを勝ち上がったし、割と全体的なレベルが意外と高かったかな、というのはある。なのでここは悪くない。２走前のフリームファクシ戦２着では中京2000で60.5-59.7とややスローからの12.2 – 12.1 – 11.6 – 11.8 – 12.0とL3最速で後方外から進めてL2ですっと伸びてきたがL1でフリームファクシに粘られた。まあこれがきさらぎ賞を勝っているし、ある程度流れても対応はできると。トップスピード戦でのパフォーマンスとしてみれば前走の京都新聞杯でのサトノグランツに完敗という点で評価を抑えた形。

△レッドラディエンス

　後はレッドラディエンスを連下で。石川裕紀人だしある程度ポジションを取ってくるとは思うし、ペース自体もそこまで上がらんだろうからね。前走の関ヶ原Sでは中京2000で63.1-58.3とドスローで12.6 – 11.9 – 11.3 – 10.9 – 11.6とL2最速トップスピード戦。好位で進めて直線で捌くのにちょっと苦労していたし、立て直しつつもラストまでじりじりと伸びてきた。ここがちょっともったいなかったが、これで２着争いを制しているのは良い。この展開でのリフレーミングは手強い馬だしこれに接戦ながら先着なら通用する競馬ができていると言っていいだろうと。

×ビキニボーイ

　後は軽めにビキニボーイを押さえておく。正直これも前走の佐渡Sだけでは何ともだが、ここはハイレベル戦だったと思う。新潟1800で47.3-45.5とかなりのスロー、12.2 – 11.6 – 11.2 – 11.0 – 11.7とL2最速でトップスピード戦に近い。これでゲートはそこまで悪くなく、中団の内内から直線内ラチ沿いを通しつつもラストまでじりじりと伸びてきた。この感じだと量的には良さが出たという見方で良いと思うし、この路線での重鎮パラレルヴィジョンにじわっと迫って0.1差だからね。ここに入ってもパフォーマンス的には足りるので、後は内2200がどう転ぶか読めない中で軽めには押さえておくか、という感じ。

×ホウオウエクレール

　ここに入るとワンパンチ足りないかなとは思うが最後の一頭でこれを押さえる。岩田だし内に拘るかなとは思うんだけど、その形で前目を取れるかどうかやね。欲を言えばもう逃げちゃった方が楽だと思う。ペースもある程度は作った方が良いんだが、その点は岩田なので何とも言い難い。高山Sが60.7-59.0とかなりのスローで逃げて11.8 – 11.9 – 11.5 – 11.5 – 12.3のラップ推移でしぶとく踏ん張って３着。基本長距離型のイメージだし、2200で高速馬場だとちょっと忙しくなる可能性はあるんだが、今回は同型がさほど強敵でも無いので、すんなりハナで向こう正面からじわっと分散するようなポテンシャル＋一足の競馬なら粘り込み警戒。前走の江の島Sの感じからもそんなにすっと動けるタイプではないから２列目より逃げて自分のタイミングで仕掛けた方が良いと思う。

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「北条直人の競馬ブログ」より