本命06カテドラル＠小倉記念2023予想

小倉記念2023の予想

小倉11R 芝2000ｍ
馬場想定：良、超高速馬場想定
風向想定：北北西3m/s想定

馬場・風向き

　馬場はコンクリほどではなく、普通の超高速馬場という感じ。風は北北西からなのでBSが完全向かい風に、HSは完全追い風に。

展開予想

　展開的にはここはちょっと読みにくいところはある。ひとまず内からテーオーシリウスが主張するだろうがそんなに基礎スピードの質が高いわけではない。これに対して本来ならもうちょっと引き上げたいマリアエレーナと松山がどこまで競ってペースを引き上げられるか。正直このレベルだと場合によってはマリアエレーナが逃げて引き上げるぐらいの気持ちが欲しいんだけど、今までのマリアエレーナでの松山の騎乗を見てもそれを望むのは酷なのかもしれない。

　そうなるとテーオーシリウスを行かせて番手外で我慢でペース自体そんなに上がってはこない可能性の方が高いのかな…という感じで見ている。まあ流れる可能性も一応想定の範囲に入れるが、59.5-58.5ぐらいで1:58.0、ややスローぐらいかな。

予想

◎06カテドラル
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△04マリアエレーナ
△10ククナ
×11ワンダフルタウン16スカーフェイス
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎カテドラル

　本命は何周かしてカテドラルにした。正直もう色々なんだこれって状態になっているので、これならもうシンプルにパフォーマンスと人気の乖離でカテドラルでってところに落ち着いた。スカーフェイスのところで書くけど、色々合わな過ぎて予想的に難しくなったわ。

　カテドラルで気になるのはやっぱり距離なんだけど、個人的には後半型のロングスプリント戦でやれているのでクリアしそうかなと。昨年中京記念２着が小倉1800でペースは48.1-46.0とかなりのスローからの12.0 – 11.8 – 11.4 – 11.3 – 11.4 – 11.9とロングスプリント。３～４角で速いラップを踏んでいてこれで中団外外で正攻法で脚を使いながら最後までしぶとく伸びてベレヌスに半馬身差まで迫ってきた。後半1000だと57.8とかなりレースの上がりが速かったし、これで３～４角外々で0.1差まで来ているので57前後、56ぐらいまで視野に入ってくるレベルのパフォーマンスでこの感じなら後半の素材面は高いレベルにあると思うし2000でも…という感じやね。

　それと、小倉大賞典では重馬場の1800ｍで48.4-49.4とややハイ、11.9 – 12.4 – 12.5 – 12.0 – 12.5のラップ推移で後方で脚を温存しつつ、３～４角で中団馬群の中目を通しながら直線内目を拾いつつ。外のヒンドゥタイムズに対してラストでしぶとく伸びてクビの上げ下げでのハナ差。勝ちに等しい内容だったし、ポテンシャル面もある程度見せている馬。

　今回は58-58レベルまで上がってしまえばマリアエレーナが強敵なのは間違いないけど、ペースが落ち着いて後半のロングスプリントの競馬になってしまえば後半の素材面とある程度の基礎スピードという点で見れば案外最上位になるんじゃないかな、ってのが予想の入りかなあ。マリアエレーナ以外は低調だし、マリアエレーナも松山がペースを作ればともかくスローに合わせると危うさがある。それなら上がり切らなかったときにロングスプリントで弾ける可能性が高い穴馬でって考えれば面白いかなと。

○？

▲？

△マリアエレーナ

　後は連下にマリアエレーナ。昨年の小倉記念ぐらいの流れになっちまえば悩む必要もないんだけどね。昨年は
58.9-58.4と平均ペースでも基礎スピードの質をかなり求められたし、その中で好位の内目で流れに乗りながら進めて３～４角で２列目の内を拾いながら押し上げて外にと完璧に運んだ。５馬身差は能力ももちろんあるけど、前半の基礎スピード面を活かせる競馬だったのもあるし、仕掛けどころでスペースの使い方を完璧にできたのも大きい。マリアエレーナってスローだとパフォーマンスがちょっと落ちる馬で、金鯱賞なんかは最たる例。60.9-58.9とかなりのスローから12.2 – 12.1 – 11.2 – 11.6 – 11.8とL3最速。これでロングスプリントの競馬で中団で包まれて捌けなかったのはあるにせよ完敗。鳴尾記念が59.6-59.5で流れていた中でイマイチだったのもあるし、ペースが落ちて微妙というのを踏まえてここで人気で信頼し切るのは？ってのはある。ただ、思っていたよりは抜けた人気ではないのでちょっと悩んだのはあるけど、連下で。

△ククナ

　後はペースがそんなに上がらなさそうなので後半のロングスプリントの素材を見せているククナを連下で。個人的に面白いのは常総Sの５着で、49.9-46.8と超スローで11.8 – 11.7 – 11.5 – 11.3 – 12.3とL2最速。３～４角でも速いラップをある程度踏んでいるが、これで中団外からでロスを作りながら最後までしぶとく伸びてきての５着。着順は悪いが最後までしぶとくこの形で伸びてきているように後半のロングスプリントの性能では良さを見せてきたという感じはあるかなと。前走の七夕賞はそこまで評価していないけど、2000ｍでペースが遅い中で位置を取れているのは収穫。60.9-59.1とかなりのスローからの12.4 – 11.7 – 11.6 – 11.4 – 12.0とL2最速。これで内枠だが楽に先行して好位で運べていたし、直線での反応はさほどだったがそれでも前のバトルボーンはラストで捕えてきた。スローで位置を取れてしまえば後半ロングスプリントの競馬でもチャンスはあると思うが、少し外目の枠なのでそうなったとして３～４角はちょっとロスがあるので勝ち切れるかどうか。

×ワンダフルタウン

　後はワンダフルタウンを軽めに押さえる。追い切りが前走もそうだったが今回も良かったと思うので穴目で狙いたい。前走の鳴尾記念４着は正直かなり驚いたが、59.5-59.6と平均で流れての11.9 – 12.1 – 11.8 – 11.5 – 11.8 – 12.3とL3で最速。これで中団で追走しながら直線反応は地味ながらもL1でジリっと差を詰めてマリアエレーナを捕えるところまで持ってきた。これはちょっと意外だったなと。そのうえで、ロングスプリントはまだ未知数で、４走前の金鯱賞は10着完敗だったが進路を取れなくて詰まってしまったのが致命的だったからね。前走の内容と追い切り、９番人気と押さえておきたいかな。

×スカーフェイス

　後はスカーフェイスは押さえておくか…という感じやね。正直事前の段階では条件が揃えば本命まで打つのもアリかな…と思っていたけど、枠は悪いわ追い切りも微妙だわで押さえまでにした。思ったよりも速いラップを求められてよかったのはある。大阪城Sでは阪神1800でワンターンではあるが46.5-46.2と平均で12.1 – 11.8 – 11.1 – 11.6 – 11.7とL3最速。この形で中団の中目から直線外に出してそのまましぶとく伸び切っての勝利だし、阪神外回りのエアファンディタを撃破は結構なインパクトかなと。前走の函館記念は後ろからになり過ぎたし、自分の脚は使えている。噛み合えば…と思っていたけど、まあ軽めに押さえるところまでにすべきかなと判断。

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「北条直人の競馬ブログ」より