本命06ウォーターナビレラ＠函館スプリントステークス2023予想

函館スプリントステークス2023の予想

函館11R 芝1200ｍ
馬場想定：良、標準馬場想定
風向想定：東南東5m/s想定

馬場・風向

　馬場は土曜を見る限り午前中は重かったかなと。ただ午後は少し回復傾向で、２勝クラスの1200でも33.0-35.5で1:08.5が出ていた。まだこれでもちょっと重いかなというぐらいなので、日曜で回復しても標準ぐらいで見ておきたい。風は東南東からなのでBSが完全追い風に、HSが完全向かい風になる。スタートからもろに追い風で速度に乗せやすい風向き。

展開予想

　展開予想だが、ここはひとまずテイエムトッキュウが主張していく可能性が高い。ただ上り坂が続く中で行き切れるかどうか。ジャスパークローネも速いのでこの２頭が競っていく形になると思う。内からレイハリアもある程度先行するが今は出足が落ちているのでそこまでは微妙。カイザーメランジェも前目、この内外の各馬を行かせつつウォーターナビレラが好位から外に誘導して２列目中目～外ぐらいになりそうで、これに外枠のキミワクイーンやカルネアサーダ辺りも絡んでくる。ウィズサクセスはこの状況で逃げの形を狙うのは難しいかなと見て好位の内ぐらい。

　馬場は標準ぐらいとして見て、追い風を受けてのスタートだし恐らくある程度流れる可能性の方が高いかなと思っている。33.3-34.7ぐらいで1:08.0前後で置いておきたい。

予想

◎06ウォーターナビレラ
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△01トウシンマカオ
△08リバーラ
×07ジュビリーヘッド12ムーンプローブ
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎ウォーターナビレラ

　割と難しいというか低調で難解な一戦という自分の中の全体の評価。その中で、これならウォーターナビレラの復活に期待しちゃおうかな、追い切りも良い感じだったし…という感じ。

　もともと基礎スピード色は見せていた馬で、ファンタジーSでナムラクレアとママコチャという強敵を正攻法で撃破している。阪神1400で34.5-35.2とややハイ、11.1 – 11.5 – 11.5 – 11.7 – 12.0と単調な基礎スピード戦を離れた番手で追走してナムラクレアとの叩き合いをL1で捻じ伏せて3/4差という競馬。ナムラの方が1200色は強かったけど、とはいっても強敵相手に完勝。0.4差３着ママコチャが安土城Sを制しているわけで、この世代は1200～1400路線は結構ハイレベルだったとみて良いと思う。

　桜花賞も阪神マイルではあるが46.8-46.1と平均で12.2 – 12.0 – 11.1 – 11.5 – 11.5とL3最速。これで楽に番手で進めながら要所でスッと反応してL2で先頭に立ってきている。この辺からも流れての一足が使えるのも魅力。

　近走の内容がどうしても良くないので何とも言い難いが、前走の宮記念は不良馬場で内枠で２列目の内、35.6-35.9で楽に流れに乗っていたけど４角からもう手応えが怪しかったし馬場が全くダメだったかなと。京都牝馬Ｓに関しては35.1-33.9と後傾に振れたし11.7 – 11.4 – 11.1 – 11.2 – 11.6とロングスプリントで４角最速を２列目外ではしんどいのはしんどい。まあとは言え崩れ過ぎで流石に信用推し切れないのはあるが、この人気はパフォーマンスを考えれば落とし過ぎ。追い切りで復調に目途、前が飛ばしてくれそうでまず前傾の競馬になりそう。この条件で上手く２列目で進めてスペースを維持しながら運べればやね。

○？

▲？

△トウシンマカオ

　後は連下にトウシンマカオ…なんだけど、やっぱり内枠は嫌かな。３走前の京阪杯はかなり強かったけど、結局阪神1200でL1まで平坦～下り坂。これで33.3-33.9とややハイ程度で12.2 – 10.4 – 10.7 – 11.2 – 11.2 – 11.5と淀みない競馬。これで好位外でしっかりとエンジンを懸けながら直線に入ってきてL1の坂でグンとばてずに伸びてきた面が強い。個人的にシルクロードSも11.9 – 10.8 – 11.1 – 11.1 – 10.8 – 11.6とL3-2の加速でちょっと甘かったし、勝負所では外から動く意識が欲しいと思っているので、函館1200で内枠でってなるとちょっと嫌かな。レイハリア辺りに前に入られると結構めんどいと思うし、内が詰まりやすいコースだからね。単純なパフォーマンスだけならここでは１，２だと思っているけど、連下で保険的に押さえるぐらいまでが妥当かなと。

△リバーラ

　これも追い切りがなあ…まあ函館の追い切りは判断が難しいところはあるんだが。ただファンタジーSの感じからも割と前半の基礎スピードと後半の加速の一足のバランスで勝負するタイプだと思う。34.5-35.0と平均で11.6 – 11.8 – 11.6 – 11.5 – 11.9平均でとL2最速。内に切って行って楽にハナを切ってそこからコントロールしながらのL2の一足でスッと離してきた。L1でブトンドールにジリっと詰められたが１馬身以上と余裕があったからね。個人的には1200でもとは思っているし、フィリーズレビューは33.2-35.8とちょっと激流過ぎた。この条件でスムーズならの警戒。

×ジュビリーヘッド

　後は昨年２着のジュビリーヘッドを押さえておく。適性的に大きな弱点は無いけどワンパンチ足りない馬。昨年の函館スプリントステークス２着も32.8-34.4とかなりのハイで好位の外目から正攻法で２着にはしっかりと。３着争い大接戦を考えるとそとから正攻法で体一つ出ているのでそこは一定の評価。ただこの時は時計がある程度出易い馬場状態だったのはあるし、タフ馬場でもやれているけどキーンランドCも前走の春雷Sもやや物足りない。枠の並び的にはある程度自由度が高いとは思うので軽めに。

×ムーンプローブ

　後はフィリーズレビューで突っ込んできたムーンプローブを軽めに。33.2-35.8と1200ばりの激流で中団外外から正攻法。11.1 – 11.7 – 12.0 – 11.8 – 12.0とL3-2再加速の流れではあったがジリジリと伸びてL1で前のシングザットソングにクビ差まで迫った。まあジリっぽかったし1200が良いとまでは何ともだけど、この激流で入って行って消耗し切らなかったのは評価。やや低調なこの路線のメンバー構成だと思うので軽めに。

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「北条直人の競馬ブログ」より