本命02マテンロウスカイ＠エプソムカップ2023予想

エプソムカップ2023の予想

東京11R 芝1800ｍ
馬場想定：稍～重、やや高速馬場想定
風向想定：静穏0m/s想定

馬場・風向

　まずは馬場だが、土曜の時点でも良ではあれ雨が残っている状況。それでも１勝クラス牝馬限定で46.0-47.2で1:33.2なので超高速の範囲。ただ日曜は雨が降るので流石に少しは悪化するだろうということでやや高速ぐらいと見ておく。風はほぼ無い状況が想定されていると。

展開予想

　ここは恐らくマテンロウスカイがハナを主張してくるだろう。ただショウナンマグマ辺りも絡んでくるし、この２頭がペースをある程度引き上げていくかなという感じ。その２頭の後ろをヤマニンサルバム辺りが狙っていってゲートが良ければピースワンパラディ辺りもある程度。トーラスジェミニは出足が落ちてきているので難しいが、枠的に外なので勢いがつけばある程度前。カワキタレブリーやインダストリアレベルでも今回のメンツならある程度位置を取れそうだし、エアロロノアもこの距離でこの枠なのでちょっと好位列以降は読みにくいところはあるかな。

　馬場は悪化し切らずやや高速ぐらいで想定、その中でノリとしてもスローでもいい状況でどう作ってくるかやね。ショウナンマグマが逃げる可能性もあるのでその辺を踏まえて47.5-46.5ぐらいで想定しておく。1:46.0ぐらいは出るかな。

予想

◎02マテンロウスカイ
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△11ヤマニンサルバム
△15ジャスティンカフェ
×07ピースワンパラディ10ヤマニンサンバ
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎マテンロウスカイ

　総合的に見てもマテンロウスカイで勝負したい状況ではあるかな。好位勢で良い位置を取りたい馬は多いけど、逃げ馬候補自体はそんなにいないし逃げなくても崩れないので運びやすい。

　まず２走前の難波S勝ちが良い内容。阪神1800ｍ戦でペースは47.4-45.6とかなりのスローバランス。これで11.9 – 11.7 – 11.1 – 11.0 – 11.8とL2最速の流れでしっかりとL2で離してリードを広げて２馬身半差までもってきて、L1で少しパラレルヴィジョンに詰められたがよゆうをもっての１馬身半差。この路線での無酸素運動の競馬で物差しとしてはシンボに対して完勝できるかどうかとは思っているが、３着シンボにスローで0.3差は結構良い内容だと思う。

　前走のメイSでは東京1800で46.8-46.3と平均、11.6 – 11.9 – 11.3 – 11.4 – 11.7と少し息を入れてL3最速でしぶとく出し抜きにかかったが、完璧に運んで捌いてきたサクラトゥジュールにクビ差捕え切られた。ただここも物差しとしてみればドーブネに対して振り切って0.5差ってのは結構印象的だし、結構強敵の多い中で平均ペースで引っ張ってもしっかりと脚を引き出せた。

　道悪も苦手では無くあずさ賞でも中団からの競馬で最後までジリっと伸びてきていたので、ペースが上がり切らなければだし多少なら前走のメイSでもクリアできている。むしろ極端なスローよりはある程度流れた方が良いので、その辺りのバランスをノリが取ってくれればチャンスは広がるかな。

○？

▲？

△ヤマニンサルバム

　後はヤマニンサルバムを連下で押さえておく。今年の三浦は逃げ先行勢で良いバランスで入ってくることが多いので侮れんなと。３走前の白富士Sが強敵相手にロングスプリントで目途。59.9-58.6とややスローからの12.6 – 12.0 – 11.2 – 11.3 – 11.5とL3最速で３列目の内に入って押し込まれてしまった。直線で進路取りで苦労しつつもドーブ年に対して２列さがありながら最後に伸びてアタマ差まできた。最序盤で油断して位置を下げた浜中のミスで、スムーズならサリエラといい勝負だったかなと思っているけどね。カレンルシェルブル辺りとの比較で見てもこのレベルなら本来通用していい。1400でもやれているぐらいなので1800は対応してくると思うし単穴ぐらいまで含めてちょっと悩んだ馬ではあるんだけど、追い切りがちょっと気に入らないので少し下げた感じ。

△ジャスティンカフェ

　ちょっと枠がなあ…という感じ。どうしてもある程度後ろからになる馬だし、捕え切れるかやね。ただ４走前の毎日王冠だけやれればここでは上位のパフォーマンス。東京1800で46.2-46.2と平均で11.7 – 11.8 – 11.3 – 11.3 – 11.8とL3最速タイ。これで後方外から正攻法の形になってダノンザキッドやレイパパレはねじ伏せている。ただ内で捌きながらのサリオスにロングスプリントで違いを作られた内容。シンボ相手に結構強かったノースブリッジ辺りとの比較で見れば本来は力でねじ伏せてほしい馬ではあるんだけどね。頭数も多く縦の位置もコーナーでの位置も毎日王冠より難しくなる可能性が高い中で１番人気、連下での押さえまでかな。

×ピースワンパラディ

　後はこのヒモ穴枠２頭で穴馬券を補完したい。ピースワンパラディは軽すぎると嫌だけど、流石に明日の雨だと多少は影響するだろうというところでこの条件で前目を取れれば結構面白い。道悪自体苦手では無く、オリエンタル賞を勝った時なんかは東京1800の不良で悪化し切らず、49.1-47.3とかなりのスローからの12.2 – 12.3 – 12.1 – 11.2 – 11.7と2Fのギアチェンジ戦で中団から直線スムーズに外だったとはいえ加速の段階のL3の地点で先頭列からL2で突き抜けてきた。力のいる馬場での機動力を持っている馬だし、マイルだと高いレベルでは基礎スピードの質で苦労している。ただエアロロノア比較で見てしまえば結構やれているし、前走の新潟大賞典に関しては不良でも極端なレベルだった。1800ｍぐらいで息が入る中で位置を取れればもうちょっとやれて良い。

×ヤマニンサンバ

　後は超休み明けだがヤマニンサンバを軽めに。まず坂路での追い切りが良かったと思うの。そのうえで、３走前の飛鳥Ｓ勝ちは結構印象的。阪神1800で46.9-46.3と平均だが12.6 – 11.7 – 11.3 – 11.5 – 11.8と中弛みからのロングスプリント。これで中団馬群の中で包まれながら直線前半で窮屈になりながらも２列目でくらいついて、L1の坂の上りで抜けてきた。ここでシンボに対して0.4差、３着がイズジョーノキセキになるのでこの一戦は結構面白いと思う。軽い馬場でというよりは適度に時計が掛かった方が良いかなと。昨年のエプソムCでは伸びあぐねていたが馬場の悪い内を狙ったのがどうだったか？ってのはある。ここで13番人気ならヒモ穴で拾っておいても良いかなという感じ。

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「北条直人の競馬ブログ」より