本命05ノットゥルノ＠平安ステークス2023予想

平安ステークス2023の予想

京都11R ダ1900ｍ
馬場想定：良～稍、標準ダート想定
風向想定：北北西4m/s想定

馬場・風向き想定

　まずは馬場・風向き想定から。馬場は金曜正午の段階で稍重、雨も降っているので恐らく一旦重馬場ぐらいまで。そこから土曜は晴れて回復傾向なので、良馬場まではどうかだがそこまで影響はなくなりそう。先週を見ても多少湿った程度では高速化していないので、標準馬場ぐらいで想定しておく。風は北北西からなので３～４角中間地点が完全向かい風になる。

展開予想

　まず逃げるのは恐らくロードヴァレンチになると思う。ただ、それより外に出足がそこまで速くないメイショウフンジンと出足が遅いテリオスベルが入ってしまった。特にテリオスベルはゴリゴリに競ってくる馬なので、これが外枠だと最序盤でハナをと言っても途中で奪われる可能性は高いと。メイショウフンジン辺りも絡んでくるし、前半はかなり流れるんじゃないかなと想定している。

　想定としては一応48.0-50.5ぐらいで超ハイも視野に、見ておきたいかな。ある程度幅はもたせるけど、1:57.0ぐらいで考えている。

予想

◎05ノットゥルノ
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△01グロリアムンディ
△15ヴァンヤール
×10タイセイドレフォン13カフジオクタゴン
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎ノットゥルノ

　本命はノットゥルノにした。左回りでは崩れることが多いが右回りではあまり崩れないというのもあるが、個人的には今回想定される展開の中で一番不安が少ない馬、という方が大きいかなと。

　まず勝ったJDDがハイペースだった。大井の2000で61.1-63.5でかなりのハイ、12.4 – 12.7 – 13.2 – 12.2 – 13.0と向こう正面ペースアップからの３～４角減速、L3-2で13.2-12.2とギアチェンジを求められてという競馬。これで好位から進めて向こう正面で外、３～４角の緩みで外からじわっと取り付いてそのまま直線突き抜けてという競馬で完勝。ペイシャエスに3/4差と結構余裕をもって押し切ったし、ポテンシャルや基礎スピードで分散しても要所で動けているのが良い。

　昨年末の東京大賞典では63.5-61.5とかなりのスローだが、12.8 – 11.9 – 11.7 – 12.7 – 12.4 – 12.8と向こう正面で一気に上がってL4の３角付近が最速とちょっとトリッキーで後半特化の競馬。これで好位の内から３角手前で少し仕掛けを待ったことで直線上手く噛み合ったもののウシュバテソーロから１馬身3/4差で少し離された。それでも余裕をもって２着は確保。この辺からも後半のロンスパにも対応できているので右回りだと安定しているのは間違いないと思う。

　それと、地味に距離という点でも良いと思っていて、1800ｍだとそこまで基礎スピード面で優位性も作れないし、ちょっと忙しいなと感じることが多かった。今回は恐らく前がやりあうと思うし、その中で基礎スピード面が求められてもたった替えるのが強み。仮にペースが落ち着いても後半のポテンシャル戦でもやれているというのを総合的に考えてもノットゥルノから勝負したいかな。59kgや左回りでの不安定さというのは確かに嫌な材料ではあるし、目標は帝王賞だろうがここは好勝負を期待したい。追い切りも良かったと思うしね。

○？

▲？

△グロリアムンディ

　パフォーマンス的にシンプルな競馬の方が良いとは思うので想定的には良いんだけど、追い切りがちょっと気になったので連下に下げたという感じ。前走ダイオライト記念は圧巻で、64.4-65.9とハイペース、13.2 – 13.0 – 13.3 – 13.1 – 13.3と13秒台を連続する形。これで３～４角で最内を上手く押し上げたとはいえ直線でぶっちぎっての1.8差は圧倒的だった。昨年のアンタレスSでも48.8-49.4と平均で12.3 – 12.3 – 12.2 – 11.9 – 13.0とL2最速。これで好位外から勝ちに行ってという競馬でオメガパフュームに差されているがニューモニュメントには２馬身近く余裕を持って振り切っている。チャンピオンズカップは49.8-49.5と平均でも12.6 – 12.6 – 12.7 – 11.9 – 12.3と中弛みでギアチェンジ戦を後方中目で包まれてではしんどいしここは適性外だったと思う。流れてシンプルならとは思っているが、追い切りが引っかかったので連下までにする。本来チップで目立つ馬だからね…。

△ヴァンヤール

　後はヴァンヤールを連下で。基礎スピード面で化けてきたのでハイペースでもうちょっと上げてきても良いかなと。前走のアンタレスSが重馬場の阪神1800で47.5-50.1と超ハイ。11.9 – 12.1 – 12.2 – 12.5 – 13.3と単調な流れの中で好位の外からしぶとく伸びての２着。プロミストウォリアとの差も最後までジリっと詰めて半馬身差と立派でこれは評価していいだろうと。距離が延びて少し時計が掛かっている傾向の今の淀の1900ｍが鍵ではある。みやこＳでは実際良馬場で49.6-49.9トイ平均ペースを中団外で進めてジリジリだったからね。ただもう少し前半で勝負できる馬だし、流れて前半型の競馬になればみやこＳ組での比較で見ても逆転可能なラインかなと。枠がもうちょい内ならってのはあるんだけどね。そこで連下までにした。

×タイセイドレフォン

　後はタイセイドレフォンを軽めに押さえておく。レパードSが47.9-51.4と超ハイで12.6 – 13.0 – 13.2 – 12.6 – 12.6とL3-2での再加速で好位外からしっかりと反応してカフジオクタゴンと一緒に抜けてきた。L1でハピに食らいつかれたけどそれでもクビ差で振り切ったし基礎スピード勝負自体は良いと思う。前走の平城京Sでも京都1800で49.0-49.4と平均から12.7 – 12.2 – 12.1 – 12.4 – 12.7と緩んでのL3最速で4F戦。これで好位の内から上手く押し上げつつ直線で外に出してからしぶとく伸び切っている。まあここは相手関係が少し楽だったけど、３～４角からの競馬で右手前で最後まで伸び続けているし京都自体は合いそうだなと。軽めに。

×カフジオクタゴン

　同じくレパードSで結果を出したカフジオクタゴンも押さえておく。新潟1800だが47.9-51.4と超ハイの流れで中団から脚を温存しつつ直線で前のタイセイドレフォンに襲い掛かってこれを競り落としたし、外のハピも振り切っている。この辺を踏まえても基礎スピード色が強い馬で勝つある程度消耗した方が良い馬だと思うし、ここ２走は道悪の高速ダートで基礎スピードの質を求められすぎたところはあると思う。今の京都1900で前がやりあえば浮上の目はあるかな。

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「北条直人の競馬ブログ」より