本命13スプレモフレイバー＠ファルコンステークス2023予想

ファルコンステークス2023の予想

中京11R 芝1400ｍ
馬場想定：稍～重、タフな馬場想定
風向想定：北西4m/s想定

展開予想

　こちらもストライキの影響でかなり記事が遅れております、ご了承ください。

　馬場は金曜正午では良馬場だが、金曜夜から土曜午前中にかけて雨。中山よりは量的には降らないかなとは思うが、それでも重ぐらいまではイメージしておく。それに先週の段階で良馬場でも時計が掛かっていたので、タフ～かなりタフぐらいまでは見ておきたい。風は北西からなので４角地点が完全向かい風。

　展開予想だが、ここはペースセッティングの岩田がハナを主張する可能性は高いかなと。これを見ながら外からメリオルヴィータや内からカルロヴェローチェも主張。豊がどこまでハナを意識するかだが、距離短縮でもあるし番手からでもやれるのでペースが上がりやすい中京1400では無理はしないかなと見る。ペース自体は道悪なので落とす意識が働くと思っているが、それでも馬場が相当重いと思うので、イメージ的には35.0-36.0ぐらいで1:22.5前後を想定している。ちょっと緩むと思う。

予想

◎13スプレモフレイバー
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△02カルロヴェローチェ
△08ペースセッティング
×01テラステラ06タマモブラックタイ
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎スプレモフレイバー

　予想するうえであまり言いたくないけど、正直どう転ぶかわからん開催なので人気馬で心中するよりは穴目で勝負した方が良いとは思う。ファルコンSに限らず。スプレモフレイバーに関しては自分のイメージ的に1400への延長と前半無理せず運べば嵌りそうだなというところを尊重した。

　まず最大のポイントは４走前の福島２歳S２着。福島の1200で時期的に時計もかかっていたが、34.7-35.3とややハイ程度、12.2 – 11.0 – 11.5 – 12.0 – 11.7 – 11.6とL3-2-1と加速していく形でビッグシーザーが抜け出したのを中団外からジリジリと伸びて２着争いを制する形になったのがスプレモフレイバー。時計的にはさほどだが古馬１勝クラスでも1:10.3と遅かったし、何よりこちらはラップを加速させる中でのもの。前半をコントロールして後半の素材面で底を見せずにL1でなだれ込んできたのでこの感じなら、自分は1400への延長はプラスだと判断する。

　前走の東京1400では延長して４着だが、これは34.8-34.5と平均でも11.7 – 12.3 – 11.6 – 11.2 – 11.7と中弛みが顕著過ぎてL2最速11.2とある程度速いラップを求められてギアチェンジもという内容。これで後方内で我慢する形になって直線で中目のスペースを通しながらジリジリと伸びてL1で差を詰めてきての４着だからね。上がり33.3が示す通り、流れが緩んで位置取りも悪くて押し上げられなかったのが痛かった。

　今年は数値的に見てもビッグシーザーをはじめとして1200路線のレベルが非常に高い世代だと思っている。その中で、福島２歳Sでのタフ馬場でのラストの伸びや前走の東京1400での鋭さを見ても、1200は本質的に短いタイプだと思う。時計が掛かる中京1400で前も流石に少しコントロールして息を入れそう、中団ぐらいで温存すれば後半型の競馬まで持って行ける可能性はあるし、仮にゴリゴリに流れてもタフ馬場で無理をしなければ対応できそう。一発を期待。

○？

▲？

△カルロヴェローチェ

　距離短縮でどうかだけど、一応前走の白梅賞は良い競馬だったと思う。中京マイルで47.1-46.2とややスローからの11.6 – 12.0 – 11.4 – 11.1 – 11.7とL2最速で坂の登りでの加速が求められた。これで逃げてある程度ペースを作ってL2の地点で突き抜けて３馬身ほどリードを取ってきたからね。要所の反応をある程度流れた中で引き出せているので1400への対応力も見せているとは思う。ただ入りの3Fは35.5なのでそこまで速くは無いし、今回はタフ馬場を想定しないといけないのでバランス的にハイになったときにどうかやね。まあもともと中距離でもある程度やれている馬だから、高速馬場で基礎スピードの質勝負になるぐらいなら、タフ馬場でコントロールしつつの方が運びやすいかなというのはあるし、連下でしっかりと押さえたい。

△ペースセッティング

　後はペースセッティングを連下で。前走のシンザン記念では積極的なレースメイクでしぶとく踏ん張れているし基礎スピード面で目途。46.3-47.4とややハイで11.5 – 11.8 – 11.5 – 11.9 – 12.2とL3最速。仕掛けも早めだしこれで逃げてL2までは先頭を維持できていたからね。２走前の万両賞ではテラステラに敗れたが、阪神1400でも35.3-34.6とややスローで11.6 – 11.8 – 11.4 – 11.3 – 11.9と割と後半型、L3でも速いラップで２列目外で正攻法で進めて４角出口でちょっと置かれたのが響いた形。個人的にはスムーズに前を取れればテラステラよりこちらを上位にという判断かな。

×テラステラ

　後はテラステラを軽めに。前走の万両賞は35.3-34.7とややスローからの11.6 – 11.8 – 11.4 – 11.3 – 11.9とL2最速で番手からスッと反応してというところで良さが出た。ただL1はちょっと甘くて最後はペースセッティングに詰められたのはあると。基礎スピード面はもともと1200でやれている馬なのでそこまで気にしてないけど、シンプルにパフォーマンス的には流れてやれたペースセッティングとの比較で位置取りの差が出ると逆転されそうかなというところで軽めの押さえまでとする。

×タマモブラックタイ

　後はタマモブラックタイを軽めに前走のあざみ賞は良い内容だった。小倉1200ｍで稍重でも時計が掛かっていたし、33.7-36.0と超ハイで11.8 – 10.6 – 11.3 – 11.8 – 11.9 – 12.3と淡々としたパワー型基礎スピード戦。これで好位の外から楽について行きながら先頭列に並びかけて直線もそのまましぶとく踏ん張ってという内容。まあこれ自体は当日の馬場を踏まえても時計そのものはさほどでもないんだけど、対応できた点を評価したい。ある程度流れると思うし前目内目で運べればの警戒。

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「北条直人の競馬ブログ」より