本命18ロータスランド＠京都牝馬ステークス2023予想

京都牝馬ステークス2023の予想

阪神11R 芝内1400ｍ
馬場想定：良、高速馬場想定
風向想定：南2m/s想定

展開予想

　まず馬場だが先週を見る限り普通に高速馬場で時計は出易い。土曜は15:00ぐらいから雨がぱらつきそうだが、それでもレースの時点では高速馬場だろう。風は南からなので３～４角中間地点が完全向かい風になる。

　展開予想だがここはウインシャーロットがハナを主張しつつ何かが行くなら番手でものパターンだと思う。そこまでスピードに乗せずにじわっと内に切っていく。その間に逃げたい馬がいるかどうかだが、このメンツだとそこまで内から抵抗できそうな馬は少ない。川田のルミナスリード辺りが２列目狙いに出していくかなぐらいなので、内はそんなに抵抗してこないだろう。コムストックロード辺りも前目でレースを進めたいがハナまでは？だしね。なのでウインシャーロットがレースを作る形でペースはそこまで上がらない方を選択、３～４角もちょっと緩む可能性が高いかなと。34.7-34.3ぐらいで平均～ややスロー、1:20.2前後を想定。

予想

◎18ロータスランド
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△01サブライムアンセム
△16ウォーターナビレラ
×06ルピナスリード13ウインシャーロット
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎▲軸○△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎ロータスランド

　大外枠見てマジか…とは思ったけど、枠の並びと展開を考えるとそこまで悪くないかってのと、岩田父に替わったのは相性的にいいと思っているのでそこに期待かな。

　まず基本的に要所での動きの良さが最大の武器ではある。昨年の京都牝馬Sを勝った時もだが、34.3-33.9と平均でも11.3 – 11.5 – 11.1 – 10.7 – 12.1と中弛みからのL2最速で番手外からスッと最速地点で抜けてきた。この反応の良さがロータスランドの良さだと思うし、これをある程度流れた中で前目から引き出せるのが強み。

　スワンSはその点でちょっとかわいそうな展開。阪神1400でも34.1-34.6と平均で10.9 – 11.1 – 11.3 – 11.4 – 11.9と３～４角で速いラップを踏む中で好位外外でここで脚を使う羽目になっている。L2でも手ごたえ以上に踏ん張ったけどいつもの伸びが無くL1で甘くなった。ただこの形はロータスランドとしては厳しい形だったし、これでララクリスティーヌから0.1差なら言うほど悪くないなと。

　最悪なのが前走の阪神Ｃで、時計が掛かる中で33.4-35.5と超ハイで流れに乗って進めて消耗し切った。基礎スピード特化型ではないのであそこまで流れてしまうと厳しい。今回はその点でウインシャーロットが作るレベルならそこまで上がらないと思うし、ウインシャーロット自身淡々と進めて良い馬というわけでもないので中盤で緩めてきそう。そのパターンならロータスランドにとっては良いだろうと。追い切りも良かったのでここから入りたい。岩田のこういうタイプの動かし方は天性のものがあるし、フィットすると思っている。力関係と適性面を考えて、追い切りも踏まえるとここからになる。

○？

▲？

△サブライムアンセム

　後は対抗馬と同様ペースが上がり切って嵌ったときのサブライムアンセムを連下で。追い切りも良かったと思う。フィリーズレビューが33.5-35.0とかなりのハイで11.0 – 11.4 – 11.5 – 11.7 – 11.8と単調。中団の内をすくいながら上手く押し上げて直線で中目を割りつつ外から伸びていたナムラクレアをL1の坂の登りで捕え切った。この感じからも単調な流れの中でスピードを維持して突っ込むのが持ち味だと思う。スワンSでは淡々とした流れだがペース自体は34.1-34.6と平均の範囲内で後方外から伸びあぐねていてロスがあると難しい。前走のターコイズSでは好位の内で進めたけど詰まって苦しい形になっていた。内枠だし嵌るかどうか次第、こちらの読みと違って淡々とした流れで中団ぐらいで入って行けたらと追い切りが良いのでの警戒かな。

×ルピナスリード

　穴目で面白いかなと思っていたけどL1の坂の登りでの減速で甘くなる傾向があると思うので軽めの押さえまで。３走前の舞子特別が阪神1400で33.6-35.3とかなりのハイ、11.0 – 11.6 – 11.4 – 11.6 – 12.3と割と淡々とした流れで好位外から４角で仕掛けて３番手で直線。序盤でそこからすっと伸びてきて3/4差まで詰めるのは良かったが、Ｌ１でその手応えから甘くなって逃げたインフィナイトに再び離される形になっている。このレースに限らず、中山マイルでもL1の坂の登りで甘くなることが多く見られたので、自分としては面白いけど軽めの押さえまでにしたい。中京みたいに余力がある段階でのL2の坂の方が合っているかもしれんね。３走前は結構なインパクトだったし面白いとは思うが。

×ウインシャーロット

　後はレースを支配できればのウインシャーロットを押さえておく。最近の石川裕紀人は結構レースメイクも良くなってきているのでそこもちょっと注目だが本質的には阪神1400よりは…という感じはある。オーロC勝ちが東京1400で34.5-34.2と平均、11.1 – 11.9 – 11.2 – 11.3 – 11.7と息を入れての再加速で番手からスッと反応してメイショウチタンを捕えてきている。前走のターコイズSでも番手で流れに乗っていたが、46.1-47.4とややハイでも11.8 – 11.6 – 11.7 – 11.4 – 11.8とL2での再加速。基礎スピード＋一足の競馬で良さが出ている。個人的には1400でゴリゴリに基礎スピード戦になると怪しいと思っているけど、幸いテイエムスパーダが出ないし絡んでくるような逃げ馬候補が少なくて適度に外からなのでレース自体はしやすいと思う。後は石川が上手くレースを作ってくれれば粘り込み警戒。

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「北条直人の競馬ブログ」より