本命03ジャスティンカフェ＠東京新聞杯2023予想

time 2023/02/05

folder 2023重賞まとめ予想

東京新聞杯2023の予想

東京11R 芝1600ｍ
馬場想定：良、かなりの高速馬場想定
風向想定：南東1m/s想定（不安定）

展開予想

　まず馬場だが、この時期にしては結構出ているなという印象で、超高速も視野に入れつつ一応かなりの高速馬場想定で。風は南東からだが1m/s程度だし、そもそも前後で風向きが変わっていて不安定なのでほとんど気にしない。

　展開予想だが、ゲートの問題はあるがウインカーネリアンがとりあえず内から主張して、外からシュリがこれの前に出てハナを切るというパターンになる可能性が高いかなと。ショウナンマグマが高速マイルでどこまで質的に前を取って行けるか次第というところもあるが、基本的にはこの２頭の逃げ争い。ファルコニアも先行しつつで進めていくしショウナンマグマも含めてそこまでペースを落とすと嫌だろうから最低限は流れるかなと。とはいえそこまでペースが上がるレースメイクをする騎手では無いし、馬のタイプとしても逃げ先行勢はスローで良いという意識だろうから落ち着く可能性が高いとは思う。一応イメージ的にはさすがに46.5ぐらいでは入るかなと。46.5-45.5ぐらいの感じで1:32.0前後で見ておく。

予想

◎03ジャスティンカフェ
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△04ピンハイ
△12シュリ
×07タイムトゥヘヴン11カイザーミノル
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎ジャスティンカフェ

　福永引退ということもあるしある程度立ち回りでの忖度を期待というのもあるが、シンプルにここでは後半のトップスピードの質で違いを作れていると思う。

　湘南Sでは最後方付近から進めたが鋭く外から突き抜けた。46.5-45.8と平均の範囲で11.4 – 11.5 – 11.0 – 11.5 – 11.8と道中も淀みなく淡々と進んでのL3最速で11.0。これで後方からスペースを上手く詰めつつ直線で大外に誘導し切れたというのはあるんだけど、それでも直線L2の地点でもう２番手に上がってくるように伸び始めも速く、L1で左手前に戻してからも差を広げ続けて３馬身差の圧勝。流れた中で展開が嵌ったわけでもない中でこの競馬だからね。

　毎日王冠は強かったし1800ｍも対応してきたと思うが、突き詰めるとこの距離で平均ペースでとなると少し削がれてロングスプリントになった感じ。46.2-46.2と平均ペースで11.7 – 11.8 – 11.3 – 11.3 – 11.8とL3最速タイでも11.3という程度。これで後方で脚を温存しつつ直線で外に出してL2ですっと伸びて一気に３番手。L1でダノンザキッドは捕えてというところでサリオスに捕え切られた。ただサリオスはこの展開の中距離では個人的に現役屈指だと思っているし、ロングスプリントの競馬でダノンザキッドを差しているってのは結構難しいと思うからね。

　前走のマイルCSでは46.6-45.9と平均で流れていたが11.5 – 11.9 – 11.6 – 10.8 – 11.6とL4での中弛みが顕著でそこからL2最速で10.8と直線前半で一気の加速。４角地点で追い風が強く吹いていてHSも追い風気味。この風に乗った外差しが嵌った感じがあるのと、こちらは内で捌きながらになってL2でちょっと詰まってしまって苦労したからね。あれが無ければというのはあった。

　正直まともなら現状混戦のマイル路線でトップクラスの馬だと思っているので、後は福永が捌けるかだけかなと。ゲート・二の足は正直期待できないので後方からになると思うが、捌き切ってもらいたい。出来れば団子になってもらえれば切れ味で面倒見切れると思うし、ペースも本来なら上がってくれた方がとも思うが、いずれにせよ射程圏内で運べるところで進められるかだろうね。

○？

▲？

△ピンハイ

　４歳牝馬勢からピンハイを連下で狙うことにした。まずシンプルに桜花賞組で考えたときにってのはあるかな。46.8-46.1と平均で12.2 – 12.0 – 11.1 – 11.5 – 11.5と中弛みからのL3最速。これで後方から内のスペースを拾いながら押し上げてという競馬ができていたのも大きかったとはいえ最後までしぶとく食らいついての５着。最後は少し詰まりかけていたが、そこまでの鋭さは間違いなかったからね。２走前の西宮S勝ちもノースザワールド相手に完勝と重賞に目途を立てる競馬は出来ている。47.0-45.5でスローから11.8 – 11.8 – 11.4 – 10.7 – 11.6L2最速。これで後方から進めて前にスペースを作りつつ上手く４角で詰めながら直線外から鋭くという競馬ができた。個人的にピンハイは高速馬場の方が良いと思っているのと、直線でトップスピードの質を引き出す時が一番嵌っている感じはあるかなと。前走のエリ女は相手関係的にもだけど適性面でも有酸素運動色が強かった。府中マイルはカギだけど、この枠で中団ぐらいを取りながら、かな。

△シュリ

　後は関屋記念での前残りのパターンでシュリを警戒。基本スローの方が良い馬だとは思うし、関屋記念は48.4-44.9と極端なドスローとはいえ、12.2 – 11.9 – 10.8 – 10.6 – 11.6と極端なトップスピード戦。逃げていたとはいえこのラップにある程度近い形で踏めないと残れないわけで、L1で甘くなったが0.1差でウインカーネリアンに食らいついたし、何よりもダノンザキッドの追撃を振り切っているわけでね。前走の京都金杯は46.0-46.7とややハイ寄りに流れた面はあるし、今回のメンバー構成ならスローに落とし込める可能性は結構高いと思うので、外枠からじわっと内に切り込んで47をちょっと切る程度にペースを支配してくれば警戒は必要。

×タイムトゥヘヴン

　このタイムトゥヘヴンに関しては追い続けたらどこかで美味しい思いができるとは思っている。ちょっとつかみどころのない馬ではあるが、基本的には高速馬場適性が意外と高いところと、本質的にはロングスプリント型だと思う。キャピタルSが惜しかったんだが、これが後方で脚を温存して46.1-46.4と平均からの11.6 – 11.9 – 11.3 – 11.4 – 11.8のラップ推移。これで中団内のスペースを詰めて内から伸びかけたんだけど、L2で詰まってしまったのがちょっと痛かった。内に有力馬が多い今回、後方で我慢の大野競馬で上手く進路を取って行けたら３着ぐらいに滑り込んでもというところかな。

×カイザーミノル

　後は追い切りが良く見えたのと、手薄な先行勢を考えると結構前を取れそうなカイザーミノルはちょっと警戒しておく。本来基礎スピードを結構持っている馬。５走前の米子Sでも阪神マイルで46.3-46.6と平均から11.8 – 11.6 – 11.6 – 11.2 – 12.2とL3-2での一足をという中で好位内から直線で外に誘導して加速でちょっと置かれつつも３列目を維持してL1でジリジリと伸びてきた。個人的にはあまり加速の一足をというよりはじわっと前に対してプレッシャーをかけた方が良いとは思うのでそこが噛み合うかだが、前走の京都金杯なんかでもある程度復調の目途は立てていると思うし、高速馬場自体も良い馬だからね。３～４番手外ぐらいを確保できれば怖いので押さえておく。