本命10ガイアフォース＠アメリカジョッキークラブカップ2023予想

アメリカジョッキークラブカップ2023の予想

中山11R 芝外2200ｍ
馬場想定：良、ややタフな馬場想定
風向想定：北1m/s想定

展開予想

　馬場は土曜を見る限り結構時計が掛かっている印象。ややタフ～タフぐらいで。風は北からなので４角地点が完全向かい風ではあるが、誤算の範囲の弱さ。

　展開予想だが、ここは内からシャムロックヒルが主張するのを外のバビットがどうするか？というところかな。基本的にはこの２頭がハナ争いになると思うし、バビットがある程度主張しつつもシャムロックヒルを行かせる形の方が可能性は高いかなという感じ。それらを行かせて磐田のノースブリッジが２，３列目の内。外からはエピファニー辺りも先行してこれを目標にしつつガイアフォースというところだろうと。ペースはそこまで上がらないかなと見ているが、馬場自体が結構重いのでその辺が鍵。一応イメージ的には61-59.5ぐらいで見ておこうかな。2:13.0前後。時計は少しかかりそうかな。

予想

◎10ガイアフォース
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△09エヒト
△11エピファニー
×04ノースブリッジ12レッドガラン
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎ガイアフォース

　ここはガイアフォースから素直に入りたいかな。菊花賞はタフな競馬になったしマラソンレースで前半からという感じだったのもある。

　セントライト記念が強かった。60.3-59.2とややスローからの12.2 – 11.7 – 11.6 – 11.5 – 12.2と後半のポテンシャル戦で好位の外からアスクビクターモアを目標にしながら直線しぶとくこれに食らいついて３着以下を３馬身離して余裕を持っての勝利。アスクビクターモアとはアタマ差だったが、好位から動き出して正攻法でコーナーで速いラップを踏む中で押し切っているようにこれは高く評価している。

　菊花賞は展開もあるしもしかしたら状態面もあったかもしれない。58.7-62.7-61.0で前後半ではハイペース、12.1 – 12.1 – 11.9 – 11.9 – 12.2 – 12.9と淡々とした流れで後半のポテンシャル面も求められた。これで好位で進めたがセントライト記念で見せた動きは見せられなかったし、恐らくここまでに問題があったので距離かもしくはペースそのものが早かったか。それと、ガイアフォースは間隔を空けつつ使っているので、１か月程度で調整に問題があったかもしれんね。休養明けの方が良いかもしれん。

　今回は相手関係的にも割と楽だと思うし、ポテンシャル戦でこのメンバー構成なら勝ち負けしてほしいというのが素直にあるかな。ここの本命はあまり悩まなかった。

○？

▲？

△エヒト

　後はエヒトを。ただエヒトは割と基礎スピード色が強い印象ではあるので、スローで後半ポテンシャル戦でどうかやね。３走前の七夕賞も58.5-59.3とややハイで流れた中で好位の外。12.1 – 11.9 – 11.9 – 11.6 – 11.8と後半L2最速だがこれで外からスーッと動いて直線序盤で抜けてきた。ヒートオンビート相手に２馬身半差と完勝だったし強い競馬ではあったが、前半部分が質的に求められて時計勝負だったのは確か。前走のチャレンジCでも57.7-59.8とかなりのハイの流れで中団で好位で流れにある程度乗ってのもので、もちろん後半のポテンシャルをそれなりに引き出してはいる。ただこれがペースが落ち着いて後半特化になったときにどうかやね。昨年のAJCCは内で包まれて３～４角で不利もあったし騎乗的に恵まれなかったのであれが全てでは無いと思うが、それでも未知数。高いパフォーマンスは前半から流れているのでその辺やね。連下で。

△エピファニー

　悩んだけど連下で拾う。正直ここまでの傾向を見ても極端な後傾で結果が出ているのと、何よりも無酸素運動的な競馬で結果が出ているところがあるので、タフ馬場でスローロンスパでのポテンシャル特化戦になったときだろうね。ただ、追い切りが良かったのと、２走前の白井特別が悪くない。中山1800ｍ戦で49.1-46.7とかなりのスローで12.0 – 11.9 – 11.7 – 11.7 – 11.4とL1最速で番手から楽に抜けて２馬身半差と完勝。ここの２着ミトロジーとゴーゴーユタカが土曜の２勝クラスで３，１着とそこそこのレベルではあったからね。L1で突き放した点でも距離自体は1800より長くていいと思っている。まあポテンシャル戦での不安は未知数という点であるんだけど、パフォーマンス的に軽視できない部分はあるので押さえておきたい。

×ノースブリッジ

　ノースブリッジは感覚的にはタフ馬場でのポテンシャル戦で2200ｍだとちょっと長いかなとは思うんだけど、それでも重馬場のエプソムＣでスローで先行してしぶとかったし前目内目の岩田競馬での残りは警戒。エプソムカップは48.1-47.0とややスローからの11.6 – 11.9 – 11.5 – 11.3 – 12.3とL2最速で11.3という程度。これで３番手から直線でジリジリ伸びてL2で先頭に立ってL1で手前を換えつつもうひと踏ん張り。まあここはレベル的には結構微妙ではあるし悩ましいところだけど他に狙いたい穴馬との比較で見たときに、追い切り面でこちらの方が良かったので…というのはあるかな。悩んでの押さえ。

×レッドガラン

　実はもう一頭穴馬候補がいるんだけど、それと前述のノースブリッジとの比較で見て、レッドガランを残す形にした。近走ダートを走っていて全然なのと、追い切りが今回微妙だったので最後まで悩んだ。ただ昨年の中山金杯は侮れないしあれなら時計が掛かる中でのスローロンスパでポテンシャル戦は良いはずなんだよね。62.0-58.1と超々スローから11.0 – 11.2 – 11.6 – 11.9 – 12.4とL5最速で極端。これで好位の中目を通しながら直線外に出してからのラストの伸びが素晴らしかったし右手前で抜けてきたので右手前でのコーナリングでってのは良いと思う。ヒートオンビート比較で見ればだし、エヒト辺りと比べてもパフォーマンス的には遜色ないんだけどね。ただ高齢で追い切りが微妙になってきたし、ここ２走がダートとはいえ酷い。強くは狙えないので大穴ちょいヒモ枠で。

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「北条直人の競馬ブログ」より