本命05バグラダス＠朝日杯フューチュリティステークス2022予想

time 2022/12/17

folder 2022重賞まとめ予想

朝日杯フューチュリティステークス2022の予想

阪神11R 芝外1600ｍ
馬場想定：良～稍、ややタフな馬場想定
風向想定：西北西4m/s想定

展開予想

　まず馬場だが、土曜を見る限りちょっと全体的に掛かっているなと。稍重の影響もあったと思うし、明日は多少は回復すると思うがこの時期なのでパンパンの良馬場までは無いだろう。重く見てややタフ～標準馬場ぐらいの想定で良いと思う。風は西北西からそこそこ吹く。３角地点が完全追い風になるのでその辺を意識したいし、HSも向かい風になる。

　展開予想だが、ここは逃げ馬がかなりそろったし２歳戦で読み切るのはちょっと難しいかな。コメント的に意識が高いのはフロムダスクでこれがハナを主張する可能性が高い。内からオールパルフェ大野もある程度は主張するが、陣営が馬群の中でもと言っていたので恐らく控えることもプランに。グラニット松山はちょっと読めないが、それでもハナを狙う形で進めてケース次第でというところだろう。ウメムスビが前走ぐらいのイメージでと言っているのでこれも逃げないと思うが前を取ってくる。この辺がかなりやりあうかなというのはあるし、スタートから３角まで追い風に近い形になるのでペースが上がっていく可能性は高いかなと見ている。これらを行かせつつ内からドルチェモアやドンデンガエシ、外からはスズカダブル辺りも前を狙ってくると。想定としては46.0-47.7ぐらいで1:33.7前後を想定。かなりのハイペース前後で。

予想

◎05バグラダス
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△03オールパルフェ
△07オオバンブルマイ
×01キョウエイブリッサ12ダノンタッチダウン
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎▲軸○△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎バグラダス

　本命はバグラダスにした。まあ色々考える部分もあるんだけど、流れて良さが出ているのは前走から見せているし、あれで後傾のバランスで結構やれたのは自分としては意外だったかなと。

　東京1400ｍ戦で34.3-34.7と平均ペースだが前２頭が少し離していた状況。これで３～４角で離れた４番手から進めながら直線で右手前でしぶとく伸び続けてティニアの追撃を半馬身差で振り切っている。ここは時計的にもかなり優秀なんだけど、バグラダスはL1で２馬身ちょっとの差を捕えてきているのでラストも11.6前後でまとめていると。少し息は入ったが４角から早めに前を捕えに動く形で長くロングスプリントできていたというのも好材料。また、４着のトレンディスターが中京２歳Ｓで強い２着だったのも良いね。

　新潟２歳Ｓの場合は49.7-46.2と超スローの流れで13.1 – 12.5 – 11.4 – 10.6 – 11.7と直線だけの競馬。ハナを切ったのは良いが直線で横一線の状況になってしまったし、ここで追われてL2ぐらいまでは先頭列もL1で甘かった。究極レベルの無酸素運動だと使える脚が限定的な感じはあるし、ドスローでせっかくハナを切れてもメリットがほとんどなかったからね。

　個人的には出来れば馬場は軽い方が良かったかなとは思うが、血統的にはマジェスティックウォリアーの仔にはなるし、本質的にはダートである程度タフな状況の方がというケースが多いと思う。今回は前が飛ばすと思うし、内枠で内に先行勢が揃っているという中で好位の内を狙いやすい状況だろうと。前走で時計・ラップ的にはかなり目立つところまでもってきていてパフォーマンス的には最上位だと思う。単勝40倍前後の馬では無いと思うし、マイルも前走の感じなら流れれば普通にフィットしそうなんだけどね。

○？

▲？

△オールパルフェ

　連下にオールパルフェを。こいつを対抗にしようかちょっと悩んだが、まあ勝つところまで？ってのはちょっとイメージできなかった。ただ適性の幅の広さはメンバー随一でそこは魅力。前走のデイリー杯では47.3-45.9とややスローからの12.0 – 11.7 – 11.4 – 11.0 – 11.8とL2最速で前半の基礎スピードをそれなりに求められての後半のトップスピード戦。これで逃げてしっかりと一足を使ってL2で突き抜けてきた。L1でダノンタッチダウンに突っ込まれたけど半馬身差と余裕があったからね。一気にパフォーマンスを上げてきた感じはある。２走前の未勝利勝ちは中山マイルで48.8-46.8とかなりのスローからの12.1 – 12.0 – 11.6 – 11.4 – 11.8とL2最速で逃げてしっかり加速してとバランスの良さが売り。逃げて結果を出しているけど要所での加速が優秀なので控えて２列目、３列目でも問題ないと思う。前走で基礎スピードの質を高めてきているし、あまり無理せずに２列目ぐらいで入って要所でスッとが引き出せればやね。

△オオバンブルマイ

　こちらは基礎スピード色で良さがある。前半に関してはバグラダスより上かなというのはあるので、その辺をうまく噛み合わせて積極的なポジション取りが噛み合えば。前走の京王杯２歳Sでは34.6-34.5と平均で11.6 – 11.8 – 11.2 – 11.5 – 11.8のラップ推移。これで２列目の内で進めていたが、直線半ばまで内に拘って進路が無いので下げて外、そこからL1で１馬身半差を捕えてという形になったので、ラストは11.6前後でまとめていると思う。L1の伸びは一番だったし、３～４角でロスなくの貯金があったとはいえ良い伸びだった。基礎スピードを求められつつラストも落とさず運べているので結構印象が良いし、これならマイルも対応できるだろうという内容。今回はハイペース想定なので基礎スピード面で良さが出ているというのは強みだけど、バグラダスとの比較で見たときにマイルでとなると、あちらを尊重したという形かな。

×キョウエイブリッサ

　後はもう思い切って16番人気と全く人気のないキョウエイブリッサを軽めに押さえておきたい。前走のバグラダス戦では初芝ということもあったと思うし、中団の内で末脚をという競馬。ただ、34.3-34.7と平均の流れだったがゲート、二の足ともに案外よかったし、それでコントロールしてバグラダスの内から直線で追い出しつつちょっと反応が鈍くて直線半ばで置かれたのが痛かった。ただL1での伸びは悪く無くて最後はバグラダスやティニア辺りとの比較でも若干差を詰めてきたかなというレベルの脚は使ったからね。上位勢の中ではマイルに延長した方が面白そうというのはあるし、まあ差が小さくないのでこれ以上は狙えないけど内枠でハイペースで中団ぐらいがバランス的に嵌りそうというのはあるからね。

×ダノンタッチダウン

　後ろからとしてはダノンタッチダウンは押さえておきたいとは思うが、前半の基礎スピードを強めに求められてどうかだろうね。まあ前走のデイリー杯では47.3-45.9とある程度には流れたし、そのなかで12.0 – 11.7 – 11.4 – 11.0 – 11.8のラップ推移で出負けして二の足も遅くて後方から、直線外に出してジリジリとは伸びてきて、L1のバテ差しでしぶとく半馬身差まで詰めてきた形にはなる。ただシルヴァーデューク辺りを物差しにして0.3差、オールパルフェに対してもやはり捕え切れなかったという部分はある。前半をどうしてもなかなか詰められないというのはあるので、マイルの流れでちょっと忙しくなる可能性の方が高いかなというのはある。まあ後半特化で出し切って３着ぐらいはというところを考えての押さえかな。今回はある程度前半の基礎スピードを質的に見せている馬を上位に取ったという感じ。