本命12テーオーケインズ＠チャンピオンズカップ2022予想

time 2022/12/04

folder 2022重賞まとめ予想

チャンピオンズカップ2022の予想

中京11R ダ1800ｍ
馬場想定：良、標準ダート想定
風向想定：北西3m/s想定

展開予想

　土曜を見ると時計は遅いけど上がりやラップ的に速いケースはあるなという感じ。一応標準馬場ぐらいで見ておきたい。風は北西からの想定なので４角地点が完全向かい風となりそう。

　展開予想だが、ここはちょっと読みにくい部分はあるが、流石にクラウンプライドが出負けしなければハナを主張するだろう。外からレッドソルダードやシャマルといったところも先行策を取りそうで、この辺が内に切って競っていく感じ。内からはグロリアムンディが先行するが、オーヴェルニュ辺りも内を狙ってきそうでこの辺が２列目争い。ジュンライトボルトやテーオーケインズは恐らく中団に近い位置になるかな。ペースは多少上がると思うけど、それでも福永だしある程度コントロールしてくると思う。イメージ的には48.5-49.0で平均ぐらいかな。一応1:50.0ぐらいを想定にしておく。

予想

◎12テーオーケインズ
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△01グロリアムンディ
△10クラウンプライド
×13シャマル14タガノビューティー
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎テーオーケインズ

　悩んだけど、結局テーオーケインズでという結果になったかな。まあそれもあるが、枠の並びを見て狙いたい馬が噛み合わなかったしシンプルな予想にしようと考えたのもある。

　まず基本的に余程極端な展開にならなければ中京1800では昨年のパフォーマンスぐらい抜けているとは思っている。中京1800で49.3-48.3とややスロー、12.1 – 12.3 – 12.2 – 11.8 – 12.0とL2最速ではあるが中盤からロンスパでポテンシャルも求められた。これで好位の外から正攻法で価値に行って直線坂の登りで出し抜きを狙うインティの外からすっと伸びて一頭だけ違う脚で先頭に立ってきてL1で突き抜けた。

　基本的にテーオーケインズのイメージは長距離型で、後半のポテンシャルで違いを作れるのとそのうえでL2でもう一段という競馬でも対応してくるので強い。サウジカップで崩れたのは47.86-50.20と日本式で46.9-50.2ぐらいで超ハイまで上がってしまった。これで追走に脚を使って向こう正面でもう押して押しての状況で苦しかった。本質的に基礎スピードはあまり強く求められない方がいいタイプ。

　帝王賞では62.5-60.8とかなりのスローではあるがラップ的に11.4 – 12.0 – 13.0 – 12.0 – 12.4とL5で11.4と極端に速く、スワーヴアラミスが捲ってきて３角手前で一気にトップスピードに乗って急コーナーに突っ込んだので、恐らくオーバースピード的な感じで苦しくなった形だと思う。先行馬全滅というのもあったしね。

　JBCクラシックではペースが読みづらいんだけど、後半4Fで48.6なので後半1000で見ても61秒前後だと思うし恐らく平均程度。前半で脚を使う中で無理をせずに中団から向こう正面でじわっと外から動いて正攻法でねじ伏せてきている。この感じからも前半で無理せず温存できればだし、昨年より全体のレベルは若干上がるかなと思っているけど、それでもこの条件で多少クラウンプライドが飛ばしたとしても中団ぐらいで運べればまあ大丈夫だろうという判断。外枠なので昨年よりちょっと難しいけど、それでも中京1800なら。

○？

▲？

△グロリアムンディ

　後はグロリアムンディを連下で。追い切りも良いしムーアである程度前に収めてという競馬もしてくれそうだからね。ただ重い印をというところまでいかないのはオメガに敗れているアンタレスＳの評価というところかな。48.8-49.4と平均で12.3 – 12.3 – 12.2 – 11.9 – 13.0と割とよどみなく進んだ中で、好位の外から正攻法でしぶとく直線抜け出したが外から一気にオメガパフュームに呑み込まれての２着になる。ニューモニュメントには完勝しているし、相手関係を見ても結構強敵だったのでこれで２着は立派。ただみやこSでのオメガと各馬の比較で見るとというのは一つあるかな。名古屋城Sでも強い競馬で中京の問題はないし、強めに押さえておきたい。

△クラウンプライド

　後はクラウンプライドを。本当は対抗で考えていたんだけど、ちょっと追い切りが気に入らなかったかな。ある程度単調なタイプだと思うしそういうタイプって結構追い切りでの影響があるイメージなので。UAEダービーを勝っているようにゴリゴリアメリカンな馬。ペースが47.63-54.01と極端に速いし、これで出負けしつつも好位の中目に持って行って消耗する流れの中で３～４角で外から動いてそのまま抜け出しての完勝。基礎スピード超特化戦と言っていい。盛岡でのJBCクラシックは結構頑張ったなと。恐らく後半1000が61前後になると思うので平均ペースぐらいで、そこで逃げてしっかりとラストまでしぶとく踏ん張っていた。ラップが無いので何ともだが、割と後半ポテンシャル戦の中でやれていたのは大きいし、何より盛岡高速ダートでの時計勝負に対応できていた。中京で坂スタートはカギだし新馬戦ではあまりよくなかった。ここをクリアしてハナを切ってペースをある程度引き上げてくれば怖いんだけどね。48前後で入ってそのまま粘り込む競馬なら…とも思うが追い切りがイマイチに感じたからなあ。

×シャマル

　後は前を取れればのシャマルの一足を警戒かな。1800まで延びていいかは正直何ともだが、1400よりはマイルの方がいいとは思う。２走前のオーバルスプリントが36.7-36.6と平均で12.2 – 12.5 – 11.7 – 12.5 – 12.4とL3最速。３角地点からの競馬で後半勝負の中で２列目から逃げるプレシャスエースを追いかけながら直線楽に抜け出してきた。リメイクを撃破できているし、後半型の競馬で早めに仕掛けて押し切れている。これならマイルでもいいだろうと。ただ南部杯では45.9-48.7と超ハイだったしその流れで基礎スピードが活きて好位の外からしぶとく踏ん張ってバテ差しての３着ともいえると。1800でしかも中京だとある程度後半のポテンシャル面を求められると思うし、そこまではまだ何とも言い難い。ただ、基礎スピードは武器になるので積極的に前を取って仕掛けを待てる立場でL2の加速に噛み合えばやね。相手関係的にはワンターン1600のカフェファラオに食らいつけているのでやれて良いと思う。

×タガノビューティー

　まあ×で軽めには拾いたいかな。正直中目～内目の枠が欲しかったので、14番枠は流石に…恐らくこの枠だといい位置は取れずに後方からになると思う。騎手の意識的にもこれで外からポジを取ってってのはちょっと難しいだろうと。個人的には坂の登りでの鋭さが魅力の馬で、紛れた方がいいと思っていて中京1800は良いなと思っていた。欅Sが東京1400でダートスタート、35.7-34.8とややスローからの12.1 – 12.4 – 11.9 – 11.2 – 11.7とL2最速でトップスピード戦だが、これでレモンポップが楽に抜ける中で中団の内から捌いてL1で外からしぶとく伸びてきた。L2でも置かれてなかったし捌きながら加速という中で良さを出していたので、この感じだと余力を持っての後半勝負の方が合っていると思う。内目の枠ならダートスタートでそこまで悪くないので中団を取る可能性は結構高かったと思うんだけど、この枠だといい位置をというのがちょっと難しいだろうと。どちらかというとポテンシャルの絶対量というよりは要所の鋭さで勝負するタイプなので…。これが内目の枠を引いていたら単穴を確実に打っていたと思うんだけどなあ。ちょっと残念だけど×で押さえる。射程圏で勝負できないと勝ち負けまではちょっとイメージできない。