本命06ダンシングプリンス＠JBCスプリント2022予想

JBCスプリント2022の予想

盛岡11R ダ1200ｍ
馬場想定：良～重、超高速ダート想定
風向き想定：南西2m/s想定

展開予想

　馬場は恐らく超高速ダートで良いだろう。雨の影響も多少出るだろうし、何もなくても基本高速の盛岡だからね。風は南西からなのでBSが追い風でHSが向かい風になる。

　展開予想だが1200ｍ戦なので追い風を受けてのハナ争いはメンバー構成からも撃破しそう。内からキラットダイヤやコパノフィーリング辺りがまず主張する。中央のダンシングプリンスがこれらを制してハナを狙い、ラプタスは1200ではそこまで速くないのでこれらを見つつになりそう。外枠のリュウノユキナも先行好位策、外のテイエムサウスダンがこの並びでどこまで主張できるか。割と内目から外目まで逃げ先行勢が多い印象だし流れる可能性が高いだろう。34.0-35.0ぐらいで1:09.0前後を想定。

予想

◎06ダンシングプリンス
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△04ラプタス
△13テイエムサウスダン
×05イグナイター14スマートダンディー
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎ダンシングプリンス

　本命はダンシングプリンスで勝負したい。三浦もここいらでしっかり２つ目の交流GI勝って中央でも意地を見せろよという叱咤も込めて。

　まず前走のクラスターCに関しては不良で高速ダート、34.8-34.6と平均の流れ。これで派手に出遅れて躓いてから焦ってリカバーして前の馬に突っ込む形でブレーキしながらとちょっと焦り過ぎな入り方。それで直線外に出すけど甘くなった。この馬場で明確に出負けしてあの速度感で入ってブレーキしちゃうとしんどいかな。

　高速ダート適性は高い馬で、過去に京葉Sで強い競馬。中山1200の重馬場で33.6-35.6とかなりのハイ、11.8 – 10.6 – 11.2 – 11.7 – 11.4 – 12.5とL3-2で再加速。これで逃げて楽に主導しながらL2で突き放して後続を寄せ付けずの２馬身半差完勝。ノンライセンスやレシプロケイトといった強敵を撃破できているし、時計的にも1:09.2と高いレベルで絶対的に引き出している。

　左回りのリヤドダートスプリントでも逃げて楽勝しているのと、海外のスタート直後の時計計測を考えれば日本式に補正すれば９秒台は出ていると思う。スムーズに３～４角を回れていたので左回りでそこまで問題も無いだろうと。この条件で逃げの手を打てる可能性もあるし、何かが行くにせよ番手外を狙うところでは戦いやすいだろうと。ここから勝負したい。

○？

▲？

△ラプタス

　後は高速ダート巧者の可能性が高い中でかみ合えばのラプタス。過去になるがポラリスSが阪神1400の重馬場で33.5-37.1と超々ハイ、11.1 – 11.5 – 11.8 – 12.1 – 13.2と単調な流れの中で２列目内から最短距離をスムーズに回しながら直線しぶとく伸びて１馬身半差。L2の地点では１馬身半差ほどあったが２番手。この地点でレースの走破時計が1:08.9なのでこの馬も9秒前半で入れているので基礎スピードの質的には十分足りていると思う。高速ダートは合うし、その中でフィットすれば一発かな。近走は物足りないけど、時計が掛かる地方の１周コースダート1400より、高速ダートの盛岡ワンターンの1200で見てみたい。

△テイエムサウスダン

　後はテイエムサウスダンを押さえたい。正直今回のメンバー構成で高速ダート、基礎スピードの質という点でこの条件だとそんなに楽な競馬は出来ないと思う。ただ、前走の東京盃でも34.6-36.0とかなりのハイで12.4 – 10.9 – 11.3 – 12.2 – 11.7 – 12.1のラップ推移とL3-2の再加速がある流れで好位外から対応。L2の地点ですっと伸びて先頭に立ってきたし、ラストで甘くなったのはあるがこういう競馬ができたのは収穫。ただ、今回はリュウノユキナよりも外になったし、流れとしても結構３～４角で外という可能性が高くなりそうでその辺やね。1200でも超高速ダートでとなるとちょっとタイトになりそうだしなと。フェブラリーSの感じだと馬場自体は軽くてもよさそうで不気味さはあるが連下までにした。

×イグナイター

　イグナイターは1200でこの超高速馬場で全く読めないけどパフォーマンスを評価したい。前走の南部杯はちょっと意外にも頑張ったなという印象で、好位の内内で進めながらちょっと前の馬が４角で下がってきて底で最内を突く形になるがヘリオスの内を取り切れずに少し追いにくそうな感じ。そこからヘリオスに食らいつくし悪くはない４着。1400のかきつばた記念では番手で正攻法でヘリオスの追撃をほぼ寄せ付けずに完勝してきたし、どちらかというとヘリオスがマイルでちょうどフィットした印象。高速ダートで対応できたのでこの条件の1200で中団ぐらいで温存して前が落ちてくるところを上手く差し込めればやね。

×スマートダンディー

　後はこれも差し込みを狙ってのスマートダンディーかな。こういう激流の時の戸崎はスペースを詰めながら進めるのが嵌ることがある。前走の東京盃では34.6-36.0とかなりのハイから12.4 – 10.9 – 11.3 – 12.2 – 11.7 – 12.1とL3-2の再加速という流れで中団の内目で進んで狭いところを通しながら直線の加速でちょっと包まれて置かれてしまってい秋山らしい競馬。これで立て直してL1でジリっと来ているので枠も悪かったがちょっと出し切れなかったかな。高速ダート自体は何とも言えない部分が多いがマイペースで運んで前がある程度やりあうところで上手く中団の中目で立ち回って３～４角を温存できれば。

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「北条直人の競馬ブログ」より