本命07オーヴァーネクサス＠阪神11R 大阪スポーツ杯 予想

大阪スポーツ杯(OP)予想

阪神11R ダ1200ｍ
馬場想定：稍～不、高速ダート想定
風向想定：北北西4m/s想定

展開予想

　まず馬場だが金曜正午の段階で不良馬場。金曜の夜には雨がやむ感じ、土曜は晴れるとのことなので基本的には回復傾向。稍重までは微妙かなと思うが重ぐらいを中心に想定。風は北北西からなので３角地点が完全追い風、この時期の阪神らしい風向きやね。

　展開予想だが、ここはちょっと読みにくいレースやね。ひとまずボンボンショコラがハナを主張すると思うが、そこまで速いというほどではない。サイモンハロルドも３走前の感じならある程度出して行くがこれもテンがそこまでって程でもない。この２頭が中目からとりあえず主張して、内からはウルトラマリンの豊がダートスタートで主張してくる可能性は高いが、これもそこまで速くない。外のジェネティクスはこれらを見ながら先行策かそれとも思い切ってハナを狙うか。基本的にはこの辺のハナ争いで読みづらいところだが、馬場も軽いし恐らくペースは上がる。33.8-36.0ぐらいで1:09.8ぐらいとみておきたい。10秒台を切るところまで想定したい。

予想

◎07オーヴァーネクサス
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△04ウルトラマリン
△16レシプロケイト
×02クロジジジョー06スナークダヴィンチ
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎オーヴァーネクサス

　本命はオーヴァーネクサスにした。ちょっとここは読みにくい部分が多いレースだが、それならちょっと不確定要素があっても道悪で良さを引き出した、阪神も噛み合いそうなオーヴァーネクサスで勝負したい。

　まずは前走のエニフS６着かな。着順は微妙だが高速決着に最後まで食らいつけていた。中京1400の重馬場で33.6-36.5と超ハイから10.9 – 11.5 – 11.7 – 11.9 – 12.9と単調な基礎スピード戦。前半の基礎スピードを質的にかなり求められたし、これで中団である程度流れに乗りつつ直線馬群を捌きつつラストまでしぶとく伸びてきた。まあここではそんなに動き出しの良さは見せなかったけど、個人的には右回りの方が合っているというのもある。ここではシンプルに道悪で質的に見劣らなかった点を評価。

　特に阪神ではコーナーでの良さが目立つ馬。２走前の花のみちSでは阪神1400だが34.7-37.4と超ハイで11.6 – 12.3 – 12.1 – 12.0 – 13.3とL3-2で誤差程度の再加速はあった。ただ基礎スピードが強めに求められた中で出負けして後方から、３～４角で中団外外からでもコントロールしながらついていけていて押し上げながら直線序盤で４列目付近から右手前でしぶとく伸びて３列目、L1でぐんと来て捕え切った。もうちょっと強気の競馬でも良かったかもだが３～４角で楽に立ち回れていたのが印象的。

　もう一戦４走前の阪神1400ｍ戦でも34.1-38.2と超々ハイで11.4 – 11.7 – 12.3 – 12.4 – 13.5と単調。これで好位の外から脚を使いながらL2の地点で一気に先頭に立って突き抜けている。ここで伸び始めが早かったのと、L2で右手前のままでL1で左手前で踏ん張ってというところからも結構右手前のウエイトが強い。阪神の３角入り、４角出口の急コーナーへの対応力が高い印象だし、この感じなら阪神1200で道悪で流れてという競馬なら楽しみかなと。

○？

▲？

△ウルトラマリン

　豊だしこの辺りである程度前目を狙ってきそうかな。２列目内を取れればというのはある。近走の内容が悪すぎるが、大阪スポーツ杯で阪神1200の舞台で勝っている馬。34.9-36.1でかなりのハイ、 12.1 – 11.1 – 11.7 – 11.8 – 11.8 – 12.5と割と淡々と進めているが、しっかりと逃げて余裕を持って踏ん張ったし３着がここで人気のレシプロケイトだからね。高速ダート実績もながつきS４着時に1:09.2、高速ダート巧者の２着リュウノユキナ相手に0.3差で踏ん張っているし対応できると思う。後は最序盤でスムーズに入れるかやね。阪神1200は内枠は３角入りが急なので少し難しいところがあるが豊が上手く導いてくれれば。

△レシプロケイト

　後は一応レシプロケイト。川田がこう言う時でも流れに乗せてってのはあるし、やはり素材的には出し切れればというのはある。ただ、個人的にレシプロケイトは高速ダートだとちょっと忙しい感じはあるんだよね。前走のながつきSでも結構うまく立ち回ったけどラストでさほど伸び切れなかった。33.0-35.4で芝並だし、11.9 – 10.2 – 10.9 – 11.7 – 11.4 – 12.3とL3-2で加速もあったので仕方ないけど、３着を何とかって感じでスナークダヴィンチには地味にラストで詰められていたからね。悪くはないんだけど、前半でどうしても遅れるし、質が求められるとこれがちょっとネックになる。まあそれでも阪神1200で外枠ならすぐに前を向いて押し上げ態勢に入れるのは良い材料だし、まあ連下での押さえは必要かな。

×クロジシジョー

　ここ２走の内容が良いクロジシジョーを軽く押さえたい。前走の浜松Sなんかは中京1200ではあるが33.5-36.7と超々ハイで12.1 – 10.3 – 11.1 – 11.8 – 12.2 – 12.7と単調な流れ、コーナーで11秒台を維持する流れで中団中目から出口で外に出してそこからしぶとく伸びてきた。ただ、気になるのは左手前のまま直線伸びてきたのでコーナリングは左手前の方が良いかも？というのと、一度５走前に阪神1200で内で包まれてという中で２着だが完敗で相手を考えてもちょっと伸び切れなかった。この辺を差し引いての×。

×スナークダヴィンチ

　高速ダート適性でそこそこ見せたスナークダヴィンチ。前走のながつきSでは33.0-35.4で超ハイ、11.9 – 10.2 – 10.9 – 11.7 – 11.4 – 12.3とL3-2での再加速が起こってはいるが、基本的には基礎スピード勝負。これで後方で進めつつ途中で上手くレシプロケイトを目標にしながら運べていたのが良かったが、L1は結構伸びてきたからね。枠を考えても今回は３～４角の立ち回り次第では怖さがあるし、陽春Sで重馬場で中団内からしっかりと差し込んでいる実績もあるからその点での不安も少ないと思う。レシプロケイトとの比較でちょっと悩んだが、一応軽めの押さえをこちらにと。

その他の馬

　デュアリストは58kgも気になるが、高速ダートでそこまで時計勝負に対応できる感じはしないかな。カペラSなんかもちょっとオーバーペースになって終い甘かったし、ちょっと時計が掛かるぐらいの方が合っている印象。天王寺Sが良かったけど、34.4-36.1程度でそこまで流れてないし、今回高速ダートで外枠で流れた中で前半で少し脚を使う形になるとどうかなって感じ。

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「北条直人の競馬ブログ」より