オールカマー 2022 予想：本命04ソーヴァリアント

オールカマー2022の予想

中山11R 芝2200ｍ
馬場想定：良～稍、高速馬場想定
風向想定：東北東2m/s想定

展開予想

　土曜を見てちょっと唖然としたけど、不良までいっているのに馬場の悪化がかなり追いついてない。普通にそこそこ速いラップを出していて時計的にもだし、これは回復する日曜は高速馬場まで行くと思う。秋中山はちょっと読みにくい馬場やね。流石にタフ馬場まではいくと思ってた。まあ開催が進んだ後半は10Rが時計が掛かっていたり、ちょっと読みにくいところはあるが…。風は東北東からなので３角地点が完全追い風になる。

　展開予想だが、まあここは多分バビットのノリがハナを主張して単騎気味になるのかな？という感じ。キングオブドラゴンは逃げるにしてもペースを抑えていくだろうし、まして今の馬場だと余計に意識してコントロールしそう。あるとしたらノリがその意識の裏を突くバビットの単騎かなという感覚かな。内からソーヴァリアントがその辺を見ながら行かせて２列目の内目を狙っていく。ウインキートスはその後ろぐらいかな。クレッシェンドラヴやテーオーロイヤルもこのレベルなら好位の外は狙えそうでデアリングタクトはゲート次第だけど中団。ペースは多分ノリが単騎で逃げる以外で上がる可能性は薄いと思う。実質で見て61.5-58.0ぐらいのイメージで入りたいかな。後半を質的に上げてこれないと難しいと。雨の意識があるし、仕掛けはそこまで強くならないとみている。L2最速率が高いと判断。

予想

◎04ソーヴァリアント
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△02ジェラルディーナ
△05ヴェルトライゼンデ
×09クレッシェンドラヴ10テーオーロイヤル
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎ソーヴァリアント

　まあ基本的にはソーヴァリアントでとは思っていたけど、馬場次第では揺らぐところもあった。ただ土曜の馬場を見て、ソーヴァリアントで行こうという判断やね。

　まずチャレンジC勝ちから。阪神2000で62.9-58.1と極端なドスロー。これで後半は12.4 – 11.7 – 11.6 – 10.8 – 11.6と２段階加速でL2最速10.8とここでかなり速いラップを踏んでいる。３～４角で番手外から直線で一気に鋭く抜けて先頭に立ってきたし、ヒートオンビートやジェラルディーナといった実力馬を瞬間的な切れ味で突き放してきた。トップスピードの質が高いのと、段階的加速ができていて多少３～４角でペースが上がって分散しても問題ないというのは大きい。

　セントライト記念は結局アサマノイタズラに差されているので何ともだが、オーソクレースは撃破している。中山2200で60.5-59.6と現実的なややスロー、12.2 – 12.0 – 11.5 – 11.7 – 12.2とL3最速で４角地点で速いラップ。ここで好位の外から正攻法で進めてラストでちょっとは甘くなったがそれでもオーソクレースには２馬身差と悪くなかった。

　個人的にはポテンシャル戦だと対抗ぐらいにしようかなと思っていたんだけど、馬場を見ても多分軽い。そして騎手の意識が日曜で回復したとしてもそこまで上がってこないと思う。ノリだけ厄介だけど、三浦がここでコントロールしてくれればそれで３番手ぐらいで前半は余力を持って運べそう。軽い馬場なら後半のトップスピードの質も高いレベルだし、コーナーで多少ロングスプリント的に分散しても大丈夫。スローで前受けできれば崩れないと思うので、前を取ってくれる川田で悪くとも好位辺りで運んでくれれば。

○？

▲？

△ジェラルディーナ

　後はジェラルディーナを少し強めに押さえておく。内での立ち回りが鍵だけど、今回は内の馬がある程度当てにしやすい馬が揃った。個人的にはウイン、ソーヴァリアント、ヴェルトライゼンデといったスローなら確実に動ける馬が恐らく前にいるので、それであれば展開次第…特にバビット単騎で捕まえに行く形になれば３～４角で引きあがる可能性もある。そこで最内を立ち回ってロングスプリントとなればチャンスは広がってくるかな。基本出し切った方が良くて、鳴尾記念でも60.1-57.6とかなりのスローからの11.9 – 11.4 – 11.3 – 11.1 – 11.9とL2最速11.1。ここでは鋭さでちょっと見劣って中団外のままだが、L1で２馬身半ほどあったヴェルトライゼンデとの差を半馬身まで詰めてきたように、やはりバテ差し。この辺が噛み合えばだし、逆にチャレンジCみたいにL2最速になって内内だとギアチェンジやトップスピードの質を求められるし置かれるリスクもある。その辺を考えて連下までやね。

△ヴェルトライゼンデ

　ヴェルトライゼンデも連下で。重い印でちょっと悩んだ馬ではあるが、ソーヴァリアントとの比較かな。ただこちらも良いものは見せている。鳴尾記念で60.1-57.6と超スロー、11.9 – 11.4 – 11.3 – 11.1 – 11.9と３～４角で速いラップからL2でもう一段。ここで好位の中目から直線で外に出してスッと反応してここで一気に抜け出してきたのは驚いた。ラストでちょっと甘くなったがそれでもジェラルディーナの追撃を半馬身差で振り切ったからね。ただジェラルやサンレイポケットというレベルなら、正直ここで勝負するにはもうワンランク上のパフォーマンスは欲しい。その点ではソーヴァリアントに見劣るというところかな。

×クレッシェンドラヴ

　５頭でまとめても良かったけど、一応軽めの押さえを２頭ほど。クレッシェンドラヴは前目を狙ってくれれば。日経賞がレベル的には何ともだが、それでも63.6-59.0と超々スローから12.3 – 12.0 – 11.7 – 11.2 – 11.8とL2最速で番手からL2で意外と食らいつけていた。割と速いラップを求められても対応はできるし、追い切りも良かったので後はスローで良い位置を取っている状況なら全く人気もしてないし警戒してもいいかな。

×テーオーロイヤル

　ん～正直雨がもうちょっと残ってほしかったかなという感じ。日曜で回復すると好位で運べたとしても後半で質的に足りるか？やね。基本的に距離を延ばして良さが出たのは確かだし、ダイヤモンドSはレベル的に微妙で、春天はこの距離での完全有酸素運動で良さがちょっと出てきたかなという感じ。ステイヤー色が強い感じはあるし、過去を見てもそこまでロングスプリントで良さが出ている感じではないからね。まあ青葉賞が悪くないので対応してきそうというところで軽めの押さえにした。

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「北条直人の競馬ブログ」より