新潟11R 日本海ステークス 予想：本命12エドノフェリーチェ

日本海ステークス(3C)予想

新潟11R 芝内2200ｍ
馬場想定：良～稍、高速馬場想定
風向想定：南南西4m/s想定

展開予想

　馬場はちょっと読みづらく、金曜正午の段階では良馬場だがダートは稍重なので少し雨は残っている。これで日曜も降るか降らんか…ってレベルで３時以降でそこそこ降るか…という感じ。まあ正直この天気予報ではどう転ぶかわからんので、メインの段階ではそこまで悪化しないとみて良～稍まで、高速～やや高速ぐらいにしておく。

　展開予想だが、逃げ馬がコスモインぺリウムぐらいなのでこれが内から主張する。セントオブゴールドは津村ならある程度前を取ってくるかな。外のマイネルマーティンも絡んでいくがそこまで速い流れにはしないだろう。１角までの距離が長いのでここで何かが絡んでペースが上がることもあるし、馬場も含めて読みにくい条件。なのである程度幅を持たせておく。ペースは一応馬場が稍重程度ならスローをベースにしつつも、悪化しての平均ぐらいまでは視野に入れておきたい。

予想

◎12エドノフェリーチェ
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△09ロバートソンキー
△10スルーセブンシーズ
×03プリュムドール05アールドヴィーヴル
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎エドノフェリーチェ

　割と展開や馬場が読みにくい中では適性の幅が広い外枠の追い込み馬でミルコで新潟内2200なら向こう正面での仕掛けの判断を当てにしてもいいかなという感じやね。

　エドノフェリーチェは割と展開の幅が広い。前走の湾岸Ｓでは中山2200ｍ戦で59.1-61.5とかなりのハイで11.8 – 12.1 – 12.4 – 12.3 – 12.1 – 12.6と単調な基礎スピード戦だが、前２頭が単騎。これで後方で脚を温存しつつ向こう正面で中団外まで押し上げて３～４角で外外からじわっと押し上げつつ直線左手前に換えてしぶとく最後まで伸びてなだれ込んでクビ差の２着。最後まで伸びは見せ続けていたしポテンシャル面はまず問題ない。

　昨年日本海Sでも２着していて、新潟2200で59.2-61.3とかなりのハイから11.8 – 12.2 – 12.3 – 12.2 – 12.8と単調な基礎スピード戦。これで後方で脚を温存していたけどそれでも直線外に誘導までに時間がかかって、そこからラストでぐんと伸びて２着はしっかりクビ差で確保。ここは全体的に基礎スピードを強めに求められたがそれでも後方から温存しながらの競馬。淀みが無いのでそこまで取り付けなかったけどそれでもラストまで脚色で一番だったように、ある程度流れた中でのポテンシャルを引き出せるのが強み。

　仕掛けのタイミングを掴むのが上手いミルコで外枠、新潟内回りなら向こう正面での動きで取り付くチャンスもあるし、昨年日本海Sみたいに淀みが無くても直線で進路さえ取れればバテ差せるので、軸としては最適かな。

○？

▲？

△ロバートソンキー

　連下でロバートソンキーを。これに関しては天皇賞春で７着はそこまで評価していないけど、３歳時の神戸新聞杯で59.9-60.3と平均から12.1 – 12.0 – 12.2 – 11.8 – 12.2とポテンシャル戦でも後方からそれなりに差し込んで最後はヴェルトライゼンデに差されたもののしっかりポテンシャルを引き出せた。その上で３走前の長久手特別が中京2000ｍで62.5-57.9と極端なスローで11.8 – 11.5 – 11.4 – 11.2 – 12.0とL2最速11.2でもL4から11秒半ばでロングスプリント的。これで好位外からL2で右手前で直線ぐんと伸びて一気に先頭に立ってきたしラストまで突き抜けた。後半型のバランスの方が良いとは思うし、今回はスロー想定なのでそこは良い。基本的にはロングスプリントで後半の素材を引き出す形がベストっぽいので新潟内2200が鍵やね。

△スルーセブンシーズ

　オークスではアールドヴィーヴルに先着されているけど59.9-59.4で平均でも中弛みからの12.4 – 12.1 – 11.3 – 11.7 – 11.9。これで中団の内で包まれて我慢してという形で直線のギアチェンジが難しくなったし、それでも直線内内を捌いて最後までなだれ込んできた。紫苑Sでも中団内で包まれて直線で３列目が壁で結構待たされてからL1の坂の上りで差し込んできたし、馬の機動力は結構ある方だと思う。マーメイドＳはロスが多かったのも響いたし、今回は外枠で序盤はなかなかいいところは通せないと思う。ただ、内回りの新潟だし３～４角でそこまで上がってこないと思うので、多少ロスがあってもL2最速で動けそうなら怖さはあるかな。

×プリュムドール

　２走前のバジオウ戦ではちょっと甘かったが、それでも58.7-59.4とややハイ寄りの平均で中団外から11.8 – 12.0 – 11.6 – 11.8 – 12.2のラップ推移でコーナーでロスがあってラスとはちょっと甘くなったもののグランオフィシエから0.4差なら悪くはない。個人的には１勝クラス勝ちが阪神2200で61.2-58.9とかなりのスローから13.2 – 11.6 – 11.7 – 11.9 – 11.9 – 11.8とポテンシャル戦で中団内から直線でジリジリと伸びて先頭列をL1で切り裂いてグロリアムンディを3/4差で振り切ったのが印象的。ポテンシャル戦で良さが出ているので、新潟内回りで少し雨の影響が出て向こう正面からのロンスパになれば怖いところはあるかなと。

×アールドヴィーヴル

　詰めの甘さがどうしても目立つが、総合力は持っている馬なので新潟内2200ならもうちょっと頑張ってほしい。ここ２走は阪神1800でトップスピード戦に近い形だとそこまで良さが出ずに…という内容。クイーンCが46.5-46.8と平均で基礎スピードが求められたし、11.9 – 11.9 – 11.6 – 11.4 – 11.9のラップ推移で中団から直線で馬群を捌きつつラストまで伸び続けてアカイトリノムスメからはクビ差の２着。マイルでも流れた中でやれているぐらいだし、新潟2200でそこまでトップスピード戦にならず総合力勝負になればそこそこ対応できるかなと。この距離で怖がらずにある程度位置を取れれば怖いので軽めに押さえておきたい。

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「北条直人の競馬ブログ」より