東京11R パラダイスステークス 予想：本命14ヴィジュネル

パラダイスステークス(L)予想

東京11R 芝1400ｍ
馬場想定：良、かなりの高速馬場想定
風向想定：南3m/s想定

展開予想

　宝塚記念を後に予想します。天気が全く読めないゲリラ的（雨雲レーダーでかなり降ってる帯に入っているはずなのに阪神競馬場はそんなに降ってなかったりする）な状況。なのでできる限り遅らせて馬場判断を固めたい。なんちゅう難儀な天気や。

　パラダイスＳは馬場はかなりの高速、風は南からなので３～４角中間地点が完全追い風。展開予想だが、まああんまり真面目に考えても仕方が無いかな。どうせ乗ってるのは騎手だから。一応ここだとキタイだろうけど大知だしそんなに上げてこないだろう。外のリフレイムを行かせて番手ぐらいを狙いそうな予感。リフレイムがハナを切れば質的にそこまでないのでおそらくコントロールしてくると思う。ルークズネストはゲートが最近悪いからあてにならないし、まあスローの可能性の方が高いんちゃうかな。35-33.8ぐらいで見ておく。1:20.0前後ぐらいを想定。

予想

◎14ヴィジュネル
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△11リフレイム
△12リレーションシップ
×01サンクテュエール04コムストックロード
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎ヴィジュネル

　まず左回り巧者というか直線で右手前で加速が合っているタイプだと思っているのと、本質的には後半型でギアチェンジも含めた機動力が武器。かつ基礎スピードも本来そこそこ持っている。そのうえで、ある程度の位置から馬場の良い３～５分どころを通せそうな馬ということでヴィジュネルを狙いたいと。

　前走の安土城Sは33.9-34.3と平均で11.1 – 11.2 – 11.1 – 11.2 – 12.0とロングスプリントになり切ってコーナーで速いラップ。これで中団馬群の中で包まれていたのはあるけどちょっとポジションダウンしていた感じなんだよね。あんまりコーナーでロングスプリントレベルまで上がってしまうとコーナリングで苦労している可能性はある。

　個人的には直線での加速が求められる形なら強い競馬ができていると思う。奥多摩Sは35.7-34.2とかなりのスローで離れた番手と楽な入り方から11.3 – 11.8 – 10.9 – 11.4 – 11.9のラップ推移で直線半ばで先頭列でラストでしっかりと抜けて１馬身1/4差と完勝だった。

　また豊栄特別では新潟1400で34.5-34.4と平均、11.3 – 11.5 – 11.6 – 11.1 – 11.7とコーナー減速L2加速で中団外から前のグレイイングリーンにラストに強襲する形。上記の２走はいずれもグレイイングリーン相手だし、その中で後半型でも前目での競馬でも強い競馬ができていると。ここに入れば本来力は上だし、後はあまりペースが上がらない中で２列目の外ぐらいで進めて運んで直線で上手く加速というところに持っていければ。

○？

▲？

△リフレイム

　後はリフレイムを。京王杯スプリングCの感じだと1400は若干短いかなとは思うが今回のメンバー構成だとそこまで飛ばす馬がいなさそう。キタイが飛ばす気なら出せるけど大知だしなという感じで。外からじわっとハナ、番手外でもいい。京王杯SCが東京1400で34.4-34.4と平均。11.2 – 11.4 – 10.9 – 11.3 – 12.2のラップ推移で直線で外に突っ込んでいくこの馬らしい伸び方はしていたけどラストで甘くなっている。ちょっと忙しかったと思うし、今回は自分のリズムでもう少しペースを落として運びたいだろうと。それが噛み合えばというのと、馬場自体中目～外の方が良くなっているので外に突っ込むのが定めであるこの馬としては内の馬場が悪い方が相対的に走りやすいというのもあるだろうと。

△リレーションシップ

　ワンパンチ足りないけどどういう競馬でも対応できるので押さえておく。前走の安土城Sでも中京1400での超高速馬場で33.9-34.3と平均から11.1 – 11.2 – 11.1 – 11.2 – 12.0とコーナーで速いラップを維持するロングスプリントの競馬。これで外枠から好位外外で食らいついて２着争い僅差まで粘っているのはかなり評価できる。ラストも左手前に戻してという感じで踏ん張れていたので、左回りでコーナーでこれだけ負荷がかかっても左手前を使えていたのは良い材料かなと。スローでそこまで切れるほどでもないしできれば流れてほしいというのもあるので連下まで。

×サンクテュエール

　個人的には中弛みで狙いたい馬なんだけど、馬場が少し荒れているぐらいの方が良いというのは結構良い枠かもしれない。今は内を避ける馬が多いので、荒れ馬場をこなせる馬で丸田のイン突きは警戒しておいていいだろう。京都牝馬Sの内容が結構良くて、34.3-33.9と平均から11.3 – 11.5 – 11.1 – 10.7 – 12.1と緩んでのL2最速。これで中団の内目を捌きながらとかみ合ったのはあるにせよラストまでなだれ込めていたし、ギルデッドミラーをこの展開で撃破できたのは結構面白い。このレベルなら通用していいだけの基礎スピード面での進捗があったし、３～４角緩んでの加速で内ががっぽり空いたところでインを突いてという流れでの一発を期待したい。

×コムストックロード

　３歳勢のコムストックロードをとりあえず押さえておきたい。ちょっと読めない馬だが、自分のイメージとしてあんまりロングスプリントできるタイプでは無いと。４走前の赤松賞でもハイレベルだったとは思うが47.8-46.0とかなりのスローからの11.9 – 11.9 – 11.0 – 11.4 – 11.7とL3最速。これで先行策を取って伸びずばてず。３列目の内から結構うまく立ち回っていたけどラストは詰まっても来なかったからね。前走葵Sが33.2-35.0とかなりのハイで中団、この馬の位置でも33.9-34.7とハイペースのバランスだし、そこでバテ差してきての２着だからね。距離という点では1200への短縮で良さが出たと言っていいレベルだと思うし、あまりスローバランスでとなるとどうかなと。橘Sも時計的にも上がり的にも見た目は良いけど超高速馬場でのものだしね。勝ったウインマーベルとの比較で見ても葵Sの方が内容が良い。押さえまでかなと。

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「北条直人の競馬ブログ」より