2019/02/02
ヴィクトリアマイル2022の予想
東京11R 芝1600m
馬場想定:良、高速馬場想定
風向想定:南南東2m/s想定
展開予想
まず土曜日の馬場だが、正直に言えば想定よりは少し軽かった。そもそもメインまでに良馬場に回復してしまったからね…まあそれはともかく、意外と判断が難しくて京王杯SCの結果とラップを見るまでヴィクトリアマイルの予想を決めるのは待とうと思っていて、結果恐らく土曜の段階ではやや高速ぐらいだったと判断した。2400m戦が結構良い時計で速い上がりだったのでおやっ?と思いつつ、でも淡々と流れた京王杯スプリングカップではL1を12.2まで落としたので1:20.2と時計はなかなかだが現実的なラップになっていると判断している。端的に言えば、去年よりは間違いなく一段階は重いと思うし、個人的には二段階ぐらいは重いと感じたかな。ただ、土曜はまだ水分を多めに含んでの良馬場で、明日は恐らく雨は降るか降らないか、降ってもパラパラというぐらい。長期的に見れば回復していくと判断して、高速馬場まで上がっていくだろうと。最終的には去年よりは若干時計が掛かる(グランを除いた2着の1:31.7までは出ないかペース次第かな)程度で普通の高速馬場になると判断する。
展開予想だがひとまずyoutubeの方をよろしくお願いいたします。状況としては、youtubeの時よりも軽い馬場状態を想定しないといけないのと、そのうえで騎手の意識が読みづらいというのはある。ハナを切りたいのがローザノワールだろうが質的に足りないし、普通にいけばレシステンシアやソダシの方が速いし、多分レイパパレとの比較でもレイパパレの方が速い。ただレイパパレは川田なので逃げの手はあまり考えられない(たまに奇襲するけど)。内からソダシは逃げも選択肢に入れてそうだけど、レシステンシアは前走でやらかしたのでなかなかここで強気の逃げを打ってというのを武史ができるのかどうかは微妙。馬場は回復している中でコントロールしながらの競馬になる可能性は結構高いかなと思う。外のアンドヴァラナウト辺りまではある程度前を取れる脚を持っているので、その辺が最終的にどういう競馬をしてくるかだろう。レイパパレとアンドヴァラナウトの位置関係は結構重要かなと思っていて、レイパパレとしてはここまで軽い馬場になったときに意識的に出して行って番手を取るのか、それとも好位で前に目標を作るのを選択するのか。ちょっと読みづらいレースになったなという感じ。ただ、ソダシやレシステンシアが逃げて平均ペースはあっても、ローザノワールやレイパパレが質的にそこまで飛ばして入れるかは微妙。内の2頭が譲る形でコントロールしながら入った場合はやはりスローに振れる可能性の方が高いかなあという感じ。馬場も恐らく土曜よりは軽くなると思うし、出せば余裕で1:32.0は出るしペース次第で31秒台もとは思う。ただ、その中でこのメンツでどこまで上がってくるかやね。46前後まで行って平均として、46半ばだと恐らく少しスローバランスになる。その辺りを考えると、自分としては極端ではなくても46.5-45.7ぐらいで1:32.2、ちょっとスローバランスには入るかなという感覚で見ているけどね。今週の場合は中盤少し緩む可能性も考えておきたい。
予想
◎15アンドヴァラナウト
○?(noteのみ)
▲?(noteのみ)
△01デアリングタクト
△02ソングライン
×11ファインルージュ16デゼル
3連複:◎軸○▲△×BOX
3連複:◎▲軸▲△×流し
3連単F:◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×
◎アンドヴァラナウト
本命はちょっと悩んだけどアンドヴァラナウトにした。ある程度スローで読みにくい展開という中で器用さと勝負所までに良い位置にいられる馬を狙いたい、後半型で素材的に可能性のある馬を狙いたいなというイメージでアンドヴァラナウト。
まず基本的にアンドヴァラナウトは特化戦は向いてないと思っている。総合力の高さとギアの上げ下げが極端にうまいタイプなので、前走の阪神牝馬Sは適性的にフィットしなかったと。阪神マイルで46.8-46.0とややスローからの11.5 – 11.3 – 11.2 – 11.4 – 12.1というラップ。このラップから見てもL3の4角地点が最速で11.2だしL4地点の3~4角中間でも11.3と最速に近いラップ。典型的なコーナリングでのロングスプリントが求められていてここで最短距離を通したこと自体は噛み合ったが、こういうラップそのものはかみ合わなかったと思う。それでも最後まで踏ん張ってデゼルを退けたのは最低限かなと。
ローズSが逆の展開になっている。中京2000で61.2-58.8とかなりのスローからの12.0 – 12.2 – 11.6 – 11.3 – 11.7とL2最速。これで坂の登りで好位の外から直線すっと反応してエイシンヒテンとの差を一気に詰めてきたし、L1でそのまま突き抜ける競馬ができていて後半特化でギアチェンジ戦、坂の登りでの加速で良さを見せつつ抜け出した。パフォーマンス的にはそこまで目立つほどではないんだけど、この器用さをスローの坂の登りでの加速で引き出せた点を評価。
これだけなら自分としては単穴ぐらいで嵌って面白いというところにしたいんだけど、やはり1勝クラス戦とはいえ出雲崎特別は天性のセンスが無いとああいう勝ち方は出来ない。新潟2000で58.2-60.0とかなりのハイで単騎じゃない状況を2列目の内につける。全体ラップを貼りたいぐらいだが、11.5 – 11.9 – 12.8 – 12.7 – 12.0 – 11.1 – 11.4と3~4角で極端に緩んだし前半3Fが34.8とかなり速い中で脚を使って中弛みブレーキで我慢我慢から直線L2で進路確保でグンと加速してこのラップ通りの強烈な鋭さを発揮したし、何よりL1が11.4とほとんど落としていない。
この馬自身は恐らく適性的に小足を使えるタイプで息を入れてそこからすっと加速するギアチェンジ面の良さが武器だし、中京の坂の登りでその形で動けているのも府中としては良い材料。また前半速い流れに乗ってペースダウンからのギアチェンジで鋭く動くセンス。この辺は2000からは距離短縮で良さが出て良い材料。前走みたいに本質的なマイル戦になって淀みなく淡々ととなると簡単ではないけど、このメンツでこの馬場で展開も読みづらい状況でゲートセンスが良い。自分としてはレイパパレをすぐに制して外から内に切って行って逃げ馬の番手外まで持っていければ面白いんだけどね。そこからはある程度引き上げつつも3~4角で息を入れる形に持っていければアツいかなと。まあそこまでは難しくてもレイパパレが番手でコントロールして上げきらずに中盤緩んでくれれば面白いし、その展開に賭けたいね。パンパンの良馬場なら流石にロングスプリント傾向が強い今の府中だと危険だけど、この馬場でこそというところはある。
○?
▲?
△デアリングタクト
悩んだけどデアリングタクトは押さえることにする。理由としてはオークスかな。東京2400で59.8-58.9とややスローだが13.0 – 12.6 – 12.1 – 11.2 – 11.2 – 11.8と中弛み顕著で内枠で包まれて後方にいた。そこからの直線での加速でマジックキャッスルとの進路の取り合いとなったが、狭いスペースに対してここですっと動いて一頭分を取りきったのがデアリングタクトでギアチェンジ面を持っていないとできない芸当だったと。正直桜花賞のパターンは今回は無いので、後ろからになって直線で届く範囲かどうかになる。淡々と進んで前が
45-46でまとめる時計勝負よりは、スロー気味で団子でギアチェンジの方が可能性は高いと思うし、オークスのギアチェンジを見せられれば極端に後ろからでなく運べれば素材面はやはり不気味。ただやはりエピファネイア産駒の成長力や繋靭帯炎という軽くない故障明けを考えても連下は評価した方かなというぐらいやね。強くは狙いたくない。
△ソングライン
ソングラインは出来ればもう少し馬場が重めの方が良かったかな。仮にこのメンツで馬場が軽いとそこまで上がり切らないかなというのがある。NHKマイルCみたいに時計勝負でも45.3-46.3としっかりと前半から強めに流れてくれれば好位で流れに乗って11.6 – 11.6 – 11.4 – 11.4 – 11.9と淀みも小さい中で外からでも直線しっかりと早めに伸びて抜け出してくれるし、L1でシュネルマイスターに捕え切られたと言ってもハナ差で3着以下を2馬身半も離す強い競馬ができている。結構基礎スピードに依存するタイプだと思うし、その点ではゆったり流れて後半型の競馬で加速度が強めに求められた時にどうか?というのはあるかな。ただ阪神Cは3~4角で置かれていた感じで右手前でのコーナリングに課題がありそうだし、その点で左回りなら不安は小さくなる。富士Sみたいにスローでもある程度出し切れる形ならというのはあるし、連下では押さえておきたいかな。
×ファインルージュ
まあソダシを対抗(裏本命的な感じ)にしている以上、ファインルージュを外す手はないね。ただ桜花賞での力関係は基本的にはそのままあると思っているのでその辺。阪神のマイルで45.2-45.9と平均でもややハイ寄り、11.1 – 11.6 – 11.2 – 11.2 – 11.9のラップ推移で枠の並びも良くソダシをマークしながら完璧に運んできた。それでもL2でちょっと置かれて2馬身差ぐらい開いてからのL1の追撃で3/4ぐらいになる。基本的に余力がある地点での動きではソダシの方が上だったし、しかもペースが速い中で前を取られてそれなので、マイラーとしてはソダシの方が1段上という評価は変わらない。前走の東京新聞杯ではちょっと噛み合わなかった面もあったが、46.4-45.9と平均で11.7 – 11.6 – 11.2 – 11.4 – 11.7とL3最速。割と出し切りやすい後半ロングスプリントの競馬で中団馬群の中で少し進路確保で遅れてはいたが、内に切りつつしぶとく伸びていたし、カラテの追撃は振り切っていると。まあこの辺からもソングライン辺りとの比較で見れば十分互角にやれるという判断かな。後は外目の枠でワンパンチ足りない所をどうやって補うのか?という点でぴんと来なかったので押さえまでにした。
×デゼル
悩んだけど押さえることにした。ロジックとしては、今回は恐らくスローバランスになる可能性が高いという見たて。昨年も一応スローなんだけどグランのせいで名目上のスローで実質2着だと平均。その流れに中団だとデゼルとしてはちょっと乗ってしまったなという感じなんだよね。個人的には外枠を引いたし腹を括って後方で脚を温存して直線に入ってきて、なおかつペースが47-45.5ぐらいまで落ち込めば…というところ。スイートピーSがベストバウトというか異次元で、48.6-46.0と超スロー、12.5 – 12.5 – 11.4 – 10.9 – 11.2とL2最速で10.9とギアチェンジとトップスピードの質を究極レベルでこれでも求められているんだが、このラップ地点で外から一頭違う脚だったんだよね。嵌ればトップレベルだと思うんだけどこれがなかなか難しいのは極端なスローバランスでしかこれが引き出せないからだと思う。このスイートピーSはハイレベルで上位はほとんどオープンまで上がっている。スマートリアンやクリスティ辺りをL2の切れ味勝負の地点で一刀両断しているからね。並の馬で無いのは間違いないので、後はとにかくこの鋭さを引き出すことだけ考えてほしい。正直マイルの流れにまともに乗ったら前走や去年のヴィクトリアマイルぐらいが関の山だと思う。嵌らないと無理だが、デゼルの良さを引き出す形で後半特化で。
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コラボ指数:12月28日(木)的中率結果
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単勝:87% 複勝:100% 馬連:66.7%
ワイド:91.3% 3連複:54.2% 3連単54.2%
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コラボ指数:12月24日(日)的中率結果
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単勝:79.2% 複勝:95.8% 馬連:45.8%
ワイド:75% 3連複:41.7% 3連単41.7%
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コラボ指数:12月23日(土)的中率結果
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単勝:87.5% 複勝:100% 馬連:62.5%
ワイド:83.3% 3連複:25.0% 3連単25.0%
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一般的に3連単の的中率は10%程度なので、
平均の約3~4倍、、