金鯱賞 2022 予想：本命07シャドウディーヴァ

time 2022/03/13

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金鯱賞2022の予想

中京11R 芝2000ｍ
馬場想定：良、やや高速馬場想定
風向想定：南南西2m/s想定

展開予想

　土曜は芝のレース自体が少ないので何ともだが、恋路ヶ浜特別の感じから考えても標準よりは軽いかなと思っている。高速馬場とはっきりはまだ何ともだけど、やや高速馬場ぐらいの想定では入っておきたい。風は南南西からなので３角地点が完全追い風になる。

　展開予想だがここはジャックドールがハナを主張するとみておくべきかな。内枠なのでこれがとりあえずギベオン、ショウナンバルディの前を狙うがこの２頭もまずまず速いので序盤はある程度出してくると。外のシフルマンも絡んできて、最終的にはジャックドールが内の２頭を制して外からシフルマンが番手外。シフルマンの後ろぐらいを外からレイパパレが狙っていくという感じで２列目外ぐらいかな。先行争いはある程度激化するかなと。それでも馬場は軽めだし、このメンツで坂スタートの中京2000でもある程度は出ると思う。59.5-59.0ぐらいで1:58.5ぐらいを見ておきたい。

予想

◎07シャドウディーヴァ
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△03ジャックドール
△05ポタジェ
×04ソフトフルート13サンレイポケット
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎シャドウディーヴァ

　本命はシャドウディーヴァで攻めたい。シンプルに現時点で(前日16:00)単勝28.8倍の馬じゃないだろ…ってのが一つと、やはり左回りでの坂の登りの動きが良いタイプ。この辺にある程度馬場が軽めで流れそうというのを総合的に判断したい。

　まず府中牝馬Sは圧巻。47.3-46.2とややスローで12.1 – 11.8 – 11.0 – 11.4 – 12.0とL3最速。ロングスプリント的な競馬を求められているが、この馬自身は後方からかなり後半特化の競馬に持ち込んで直線外に出してから左手前でトップスピードの質も高めて中団からL2途中で右手前で最後までしぶとく伸び続けてアンドラステを捕えてきた。アンドラステのベストな競馬だったと思うし、これを問答無用でというのはちょっと驚いた。本来機動力の高い馬だった認識なので、後半の素材だけで突き抜けたのは成長かなと。

　ジャパンカップは流石にちょっと距離が長かったかなというところもあったが、途中まで十分見せ場は作れている。62.2-58.6と超々スローからの11.6 – 11.6 – 11.7 – 11.6 – 11.5 – 12.2。キセキが早仕掛けで３角辺りまで差を広げていたので、実質的にはロングスプリントかなと。その流れでスローで積極先行策、３列目の内内から直線内に切ってしぶとく伸びてL2の地点までは２列目付近で戦えていた。L1で甘くなったしここは距離かなというのはあるが、後半ロングスプリント素材面を結構高めてきているなというのはここでも確認できた。

　有馬は完全有酸素運動の競馬で前半のパワー型基礎スピードを求められたし距離も有酸素運動の競馬になると余計に響いたと思う。中京は初めてになるんだけど、府中牝馬Sでサラキアの２着時の内容が良いから多少流れて分散しても中距離までなら対応できるとみている。重で47.4-48.9とハイペース、12.2 – 12.7 – 11.8 – 11.9 – 12.5と３～４角でちょっと緩んだとはいえポテンシャル戦の範囲。これでサラキアを意識しながら後方から直線でサラキアのうちの進路を取ってそこからしぶとく伸び続けての２着。サラキアにはラストで突き放されたしポテンシャル面での差はあったが、前半でパワー型基礎スピードを求められても対応できていた。ラストランで仕上げてきていると思うし、左回りかつ坂の登りでの加速が求められて良さが出ていることが多かった馬だからね。中京は初めてだけど、ここで勝負したい。

○？

▲？

△ジャックドール

　前走の白富士Sは強い競馬だったけど、やはり前半である程度引き上げて後続の末脚を削いだ方が良いなという感じの競馬ではあった。11.7 – 11.8 – 11.5 – 10.9 – 11.4 – 12.4とL3最速で10.9と速いラップを踏んで最後まで踏ん張ったがL1は12.4と結構落とした。前半の基礎スピード面を大きく引き上げつつこのパフォーマンスなので高く評価できるけど突き詰めればロングスプリントはやっぱりちょっと不安で負けるとしたらそこだと思う。中京2000で坂スタート、ペースを引き上げ切れるかが焦点やね。今回は個人的には相手も強化されていると思っているので、その中でもやれれば本物。

△ポタジェ

　ワンパンチ足りないけど逆に言えば弱点が少ない馬なので、前後半で分散する中で内枠で潜めれば浮上できる。毎日王冠が46.7-46.3と平均で流れている中で11.8 – 11.7 – 11.3 – 11.4 – 11.9とL3最速。基礎スピード＋ロングスプリント。これで楽に好位を取って３～４角でも内目から出口で一つ外に出してという競馬。これで直線でダイワキャグニーに対してジリジリと伸びて最後にこれを競り落としてサンレイポケットらの追撃は振り切るという競馬での３着。前２頭には完敗だけど、基本的に基礎スピード面を強めに持っているのは強み。ここは内に逃げ馬勢が揃っているので最序盤をうまく進められれば内のスペースを無理なく取って行けるというのも恵まれたと思う。重い印を打とうかちょっと考えたけど、穴馬で魅力的な馬が多かったので連下までにした。

×ソフトフルート

　中京で３着辺りならという感じでソフトフルートを少し拾いたいかな。正直この馬辺りがもうちょっと人気が無いと思っていたんだけど、いまだにエリ女の上位勢が人気しているので難しいとこやね。ただ、エリ女はあまり評価していないけど、５走前のシドニーＴは良い。中京2000で62.7-58.4と超々スローから12.7 – 11.6 – 11.8 – 11.6 – 11.6 – 11.8と後半の5F戦で３～４角で速いラップをある程度維持。これで後方外からロスがありながら直線右手前で最後までしぶとく伸び続けて内をロスなくのアカイイトを捕え切ったし３着がルビーカサブランカ。左回りでのコーナリングの方がこの馬は得意だと思うし、絶対量はある。ただ前半のペースが上がって良さが出づらい印象ではあるし、ここはそれなりには流れて時計も詰めないと…というのはあるのでその点で強くは狙えないし、人気もそれなりにとなると×までかな。

×サンレイポケット

　ちょっと悩んだけど押さえてはおきたい。枠を見て(ﾉ∀`)ｱﾁｬｰって感じではある。内に先行勢が揃っているし、サンレイポケットとしては出して行きたいけど１～２角まで前がある程度引き上げて外だと脚を使ってコーナーワークで下がってのリスクもあるし、そう簡単ではないなというのはあるかな。逃げ馬だけならいいけど、ポタジェや新た辺りといったところも内目なのでこの辺も内のスペースを拾ってくるだろうからね。３～４角で外外から直線で出し切ってというところでも３着争いまでかな。この条件で枠の並びだとポタジェの方を上に取りたい。