京成杯 2022 予想：本命12サンストックトン

京成杯2022の予想

中山11R 芝内2000ｍ
馬場想定：良、タフな馬場想定
風向想定：南南西2m/s想定

展開予想

　とりあえず土曜を見る限り芝は時計が掛かっているとみるべきだろうと。タフな馬場想定。風は南南西からなのでHSが完全追い風といっていいレベル。

　展開予想だが、オニャンコポンが控える可能性が高そうなコメントなので、そうなると内のニシノムネヲウツかタイセイディバイン辺りのレースメイクになる可能性が高くなる。これに対して外からサンストックトン、テンダンスといった割とポジションを取っていきたい松岡、和田といったところが外からじわっと。オニャンコポンもこの辺かもしれない。内からはヴェールランスも先行策を取りそう。まあそんなに流れる感じはしていないけど、馬場も重めなので61.5-60.0ぐらいで2:01.5ぐらいを想定。かなりのスロー～平均ぐらいまでは見ておく。

予想

◎12サンストックトン
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△05アライバル
△14ホウオウプレミア
×03フジマサフリーダム11テンダンス
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎サンストックトン

　本命はサンストックトンで勝負。展望前はぱっと見地味に映ったんだけど、最大限に評価したのは２走前の中山2000ｍ戦２着。これが強かったと思う。

　中山2000で稍重、時計もある程度かかっていた中で60.9-59.7と前半1000はそれなりの入り。そこから12.1 – 12.7 – 12.1 – 11.3 – 11.5と３角辺りで少し緩みつつL2最速で11.3とある程度流れた中での2F戦という競馬になった。これで番手で流れに乗りながら仕掛けを待つ形になったし、４角で外から上がってきたレヴァンジルに対して出口で仕掛けてという競馬。これでL2ですっと伸びて半馬身のリードを保っていたし、ラストでレヴァンジルにねじ伏せられたけど３着以下に８馬身差と圧倒的だった。時計・ラップ的に比較しても優秀で同日の芙蓉Sと比較しても優秀といえるからね。レヴァンジルが強かったと判断した方が良いし３～４角で待つ形で取り付かれた面もある。いずれにせよ今回の馬場とメンツならこの流れに楽に番手で入れたならそう基礎スピード面で苦労することはないだろうというのが一つ。というかむしろこれぐらいは流れた方が安定するとは思う。

　新馬戦ではホウオウプレミアに敗れたんだが、これも流れとしてはかみ合わなかった中での２着。札幌の2000で61.4-61.2と平均ではあるが、12.7 – 12.7 – 12.5 – 12.4 – 11.8 – 11.8と中盤で緩めすぎて仕掛けの遅い流れで向こう正面～３角で外からホウオウに押し上げられたのも痛かったかなと。

　前走は普通に強かったけど、個人的には２走前の未勝利２着の内容に尽きる。前をすっととって前に対してプレッシャーをかけながら適度なスローぐらいで運べればやね。できれば61秒前後ぐらいでは突いてほしい。

○？

▲？

△アライバル

　まあ適性的に不安があるのは未知数という点で言うまでもない。ただ、適性は全く違うが高いパフォーマンスを見せている馬ではある。新潟２歳Sでもセリフォス相手に48.5-45.3と超スローから12.3 – 11.7 – 10.8 – 11.0 – 11.8のラップ推移でL3最速。これで中団外からジリジリで、L2途中で左手前に戻してそこからジリジリ最後まで伸びて２着。スパッと切れる感じではないのでポテンシャル戦で良さが出る可能性もあるとは思うが、まあペースの問題もあるし馬場の問題もある。新馬の内容からも最速で勝負するよりはロングスプリントが売りかなという感じなので、まあ距離の幅は持ってそうだし連下でという感じ。

△ホウオウプレミア

　まあ新馬戦でそれなりに強い勝ち方というのと、百日草特別でも素材面で見せたという点で外差し警戒要員。新馬は61.4-61.2と札幌2000で平均。ただ中弛みがあったしそこで取り付きつつが噛み合った。12.7 – 12.7 – 12.5 – 12.4 – 11.8 – 11.8のラップが示す通りでそこで勢いをつけてL1でサンストックトンを捕えてきたと。ただちょっと不用意に前が緩めすぎたというのはある。前走の百日草特別では63.5-59.2とドスローから12.6 – 12.8 – 11.2 – 11.0 – 11.6とトップスピード戦。後方からになったので最後は届かなかったが後半特化でトップスピードの質量を高めてきた感じ。基礎スピード面で一定の目途があるし、不安は小さい馬だがポジショニングはこの頭数でこの枠だと新馬ほど楽ではないからね。その点ではサンストックトンを上位に取りたい。

×フジマサフリーダム

　あとはスローに振れて要所の一足で怖いなというところでフジマサフリーダムを。前走が福島2000で63.6-60.6と超スロー、13.0 – 12.5 – 12.1 – 11.3 – 11.7のラップ推移で好位内から直線で狭いところを捌いてすっと反応。L2最速でギアチェンジを求められた中で包まれて動けたのは良い。正直ロジハービンとここまで人気の差があるべき馬じゃないというのもある。

×テンダンス

　後はテンダンスだけど、ワンパンチ欠けるところはあるのと、可能性としてはやはり基礎スピードが求められた方が良いかなと。その点では今回はちょっと微妙な感じ。ただ新馬戦でも目標にされたとはいえ63.0-58.8と超々スロー、12.1 – 11.7 – 11.7 – 11.7 – 11.8 – 11.9と後半ポテンシャル特化で良く踏ん張ったからね。追い切りも良かったしここもある程度前を狙いやすい。押さえてはおきたいかな。

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「北条直人の競馬ブログ」より