フェアリーステークス 2022 予想：本命03スターズオンアース

フェアリーステークス2022の予想

中山11R 芝外1600ｍ
馬場想定：良、タフな馬場想定
風向想定：東南東2m/s想定

展開予想

　日曜は割と時計が掛かっていた印象ではあるが、一応ややタフな馬場としておく。風は東南東からで３角地点が完全追い風になるし、中山外回りだと３角地点が長くここで動くにはちょうど良い風向きとなりそう。ある程度仕掛けの意識は持っておきたいかな。

　展開予想だが、正直１勝馬ばかりでレベルの差もあるし路線も違うので何とも言い難い。ウラカワノキセキ辺りが距離を怖がらずに行くのか、そうでなければブルトンクールがスピード不足でも主張するのか、大外枠だがフィールシンパシーがハナを取るのか。この辺は正直読もうとしない方が良いかな。ある程度流れるとは思っているし、結果として外のフィールシンパシー辺りが思い切って切り込んできてという感じかなとは思う。ある程度はペースも上がると思うし、47-47.5ぐらいで1:34.5を想定。正直重賞としては低調なメンバー構成だと思っている。

予想

◎03スターズオンアース
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△04ニシノラブウインク
△05スクルトゥーラ
×08ライラック10スプリットザシー
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎スターズオンアース

　ここは仕方ないかなあという感じ。正直ドングリの背比べぐらいの感じで、その中ではスターズオンアースが一番パフォーマンス的に高いところで戦えていると判断すべきかなと。

　未勝利勝ちが東京の1800で47.9-46.9とハロン12を切ってくるレベルでのスロー。中団で進めながら12.5 – 12.4 – 11.4 – 11.3 – 11.8のラップ推移で直線外にというところから一瞬内に刺さって立て直してそこからL2でしぶとく伸びて先頭列まで並びかけてきたと。そのままL1で手前を換えてさらに突き抜けたし、ロングスプリント的な性能では２枚上だったと思うし、基礎スピード面でも最低ラインは見せてくれたかなと。

　前走の赤松賞ではナミュールに完敗もこれは正直相手が違ったと思う。東京マイルで47.8-46.0とかなりのスローバランスではあるが、11.9 – 11.9 – 11.0 – 11.4 – 11.7とL3最速の流れで３列目の外から伸び始めがジリジリでラストまで伸び切れはしなかったが踏ん張って３着は確保してきた。

　個人的にはそこまで速いラップを求められるよりはちょっと分散した方が良い感じはするし、今の中山マイルだとペースが上がって？という不安も出てくるがこのメンツだとそんなに質的には求められんだろうと。47.0-47.5で平均としてもこの馬自身が48.0では入れば46.5ぐらいはここ２走の感じなら出してくると思う。右回りがカギではあるけど、内枠で前半無理なく良い位置を取れそうなのもいいしこのメンツなら本命はこの馬で良いかな。

○？

▲？

△ニシノラブウインク

　この条件なら普通に通用していいとは思うが、三浦って年々下手になっている気がするので重い印を打ちたくないという感じでの連下かな。ここ２走の感じならというのはある。前走は東京マイルで46.8-47.6とややハイから11.9 – 12.3 – 11.5 – 11.8 – 12.0と中弛み再加速で中団外からというのはかみ合ったにせよ直線外からジリジリと伸び続けて右手前を続けつつL1で左手前に換えて何とか接戦を競り落としたと。ただ３着以下は３馬身半も離しているし相手が手ごわかったとは思う。馬場も高速馬場だったにせよ流れに対応できていたからね。ただ三浦なので前走を意識しすぎて変に後ろに収めようとして取るべきポジションより下がってしまいそうだなというのを嫌って連下。三浦は距離が延びれば延びるほどポジションの意識が悪くなるから、マイルぐらいだと許容範囲だけど不安が出てくる。

△スクルトゥーラ

　ちょっと読みにくいのがスクルトゥーラやね。ただこのメンツなら押さえておきたい。東京1400ｍ戦で稍重。富士Sの同日で標準よりはタフな馬場という感じ。そこで35.8-34.9とややスローから12.0 – 12.0 – 11.2 – 11.5 – 12.2とL3最速戦。これで中団外から正攻法で進めたが結構ジリっぽくてL1で突き抜けたように量的に良さが出たなという感じ。マイルに延びること自体は面白いと思うし、上位との比較でみても上がりの数値が抜けているのは良い材料やね。馬場が重めの中でやれているのも評価して連下。

×ライラック

　ん～まあ正直３着ヒモまでくるともうわからん…ってレベルで低レベル。ライラックも正直マイルの流れでどうやねんと思いつつも他を見渡してう～んってなるばかりで。２走前の東京1800ｍ戦では51.1-46.4とドスロー、12.6 – 12.2 – 11.1 – 11.4 – 11.7とL3最速でロングスプリント的。好位から楽に抜け出したのがL2終盤と結構切れたなという印象。ラストは詰められたが流していたのもあるからね。前走の京都２歳Sが阪神内で４角で外から加速というところで動こうとして直線序盤で下がってしまったのでこれはかなり不満だし、馬場や右回りで追いかけるのがどうか？ってのはあるが…まあパフォーマンス的に新馬の内容はここでは上位になってしまうなという評価で、押さえ。

×スプリットザシー

　まあ最後も悩んだけどこれかな。新馬戦が47.9-46.8と新馬としては流れた方のややスロー、12.2 – 11.9 – 11.7 – 11.1 – 12.1と中盤ちょっと緩んだのはあるんだけど、中団から進路確保でちょっと苦労して４角でポジションダウンして直線も馬群の外目から捌きつつしぶとく伸びてL1の坂の登りでぐんと突き抜けてきた。流れに乗れそうな感じで直線までの入り方はあまりよくなかったからね。この辺からもうちょっとやれそうな感じはある。流れた朝日杯がいまいちだったのはあるが、ここはかなりメンバーレベルも下がるので警戒。

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「北条直人の競馬ブログ」より