中京11R すばるステークス 予想：本命10イメル

すばるステークス(L)予想

中京11R ダ1400ｍ
馬場想定：良、標準ダート想定
風向想定：北西2m/s想定

展開予想

　結構好メンツが揃ったなという印象。良馬場想定で風は北西から、４角地点が完全向かい風になる形で中京らしい風向きかな。

　展開予想だが、逃げ馬は内からピンシャンが出ていく可能性が高く、外のカレンロマチェンコとのハナ争いとなりそう。これを行かせえながら外からヴァニラアイスが２列目外を狙い、ロイヤルパールス辺りもある程度競って行ってこの２頭が外から先行。内からはサヴァ辺りも２列目内を狙い、その後ろの好位列をイメルやアヴァンティスト、ゲンパチフォルツァ辺りでとなりそうかな。割と流れるとは思うが、良馬場で騎手の意識的にどこまで？というのはある。一応34.5-36.5ぐらいで見ておいて1:23.0ぐらいを想定。

予想

◎10イメル
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△04ピンシャン
△06サヴァ
×01メイショウベンガル15コパノマーキュリー
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎▲軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎イメル

　ここはイメルで勝負したいなという感じ。かなり良いメンバーが揃ったので、この舞台で印象的な競馬ができている馬で一発狙いという感じ。

　５走前の清州Sはかなり優秀。良馬場でペースも34.6-36.3とかなりのハイで流れているが、これで内枠というのもあったが楽に２列目の内を確保。11.4 – 12.0 – 11.8 – 11.9 – 12.6とコーナーでもそこまで緩まずにという中で最短距離は良かったにせよ直線で外に出してからL1で前のパーティナシティに並びかけて一気に１馬身半。L1の最後でメンバー中一番の足を使えているのが印象的だった。かなり中京1400が得意なんだろうなという感じだし、右手前から最後で左手前に換えて突き放す形になったのも良いと思う。また２，３着馬が準OPを勝ち上がっているというのもプラス材料かな。

　前走のギャラクシーSも悪くはない。阪神1400で34.1-37.5と超々ハイで11.2 – 12.3 – 12.4 – 12.3 – 12.8のラップ推移。L3-2で誤差程度の再加速はあるが基本的には基礎スピード特化。これで好位で流れに乗って３～４角でかなり外外になってしまったし、直線で手前を換えずに右手前のままでくらいついていた。L1でも割と頑張って盛り返していたんだけどこの辺からも左回りの方が手前の切り替えがスムーズなのかもしれない。

　もう一戦言えば面白いのがNTS賞。新潟1200で32.9-37.1と超激流。11.6 – 10.4 – 10.9 – 12.2 – 12.4 – 12.5と単調な競馬になったが後方馬群の中目から外に誘導してすぐに右手前に切り替えつつすっと伸びてきてL1でまえ２頭との差を詰めてきていたと。ここもL1最後の方で左手前に換えているんだけど、かなり前半から流れた中でも左回りなら最後まで効率よく手前を切り替えて走ってくる。

　中京1400ならもちろんもう少し良い位置を期待できるし、今回はある程度前も引っ張るだろうと。その中で５走前の清州Sだけ走れれば好勝負だとみた。

○？

▲？

△ピンシャン

　まともなら対抗だったんだけど、坂路の時計・ラップがどうしてもこの馬比較で悪いので連下での押さえまで。２走前の天保山Sでは34.5-36.7と超ハイから11.5 – 11.9 – 12.2 – 12.0 – 12.5とL3-2の再加速。これで逃げてすっと離して突き抜けたしここの２着がバティスティーニ。３走前の鎌倉S価値も東京1400でダートスタートだが35.0-36.3とかなりのハイから12.0 – 12.4 – 12.1 – 11.9 – 12.3とL2最速でしっかり加速までもってきているし、要所の反応が良いタイプで府中だとL1が甘いので直線が短くなる中京の方が良さが出そう。前走BCが激流で競馬にならなかったのでそれは良いとしても、やはり海外遠征明けで調教がイマイチなら能力適性で評価でも一段階下げた方が良いだろうと。

△サヴァ

　明け４歳勢はダート路線では結構苦戦している印象だけど、サヴァだけは押さえておきたいところかな。時計的には詰めてこないとというのはあるけど、前走の姫路Sが阪神1400、34.8-37.3と超ハイ、11.7 – 12.0 – 12.2 – 12.0 – 13.1と単調な流れの中で中団馬群の中からしぶとくさばきながらラストまでしぶとくバテ差してきた。特にL1でインパクトがあったかなという感じでそこを見せていないのは良い材料。それと、個人的にはユニコーンSも1400という観点で評価したい。重馬場で高速ダートだったにせよ45.9-48.5と超ハイで11.9 – 12.1 – 11.8 – 12.2 – 12.4と単調な流れ。これで外枠から積極的に先行して２列目外から直線早めに先頭に立ってL2の地点で抜け出してきた。L1でスマッシャーに差されたがL1手前の地点で先頭だったし1:22.0で1400を通過できている基礎スピードの質という点は評価していいんじゃないかなと。この２点で警戒したい。

×メイショウベンガル

　穴目からメイショウベンガルを。まあ正直普通に乗って勝ち負けってのは難しいかなと思うが、この馬のいいところは内で潜んでも安定して動ける点かな。エニフSが中京1400で稍重、33.9-36.3と超ハイで11.2 – 11.9 – 12.0 – 11.7 – 12.6のラップ推移。これで中団で進めて中団馬群の中目から直線で外に誘導しているのだが右手前に換えてからすっと反応して前との差を詰め始めているし、L1でもしぶとく食らいついてここでは前との差も詰めていた。個人的には良馬場で時計が掛かればもうちょっと前半の追走が楽になるし、内からでも問題ない馬なのでこのメンツで好位～中団内内で上手く捌ければ３着ぐらいはという感覚かな。

×コパノマーキュリー

　まあ人気どころでの選択で迷ったが一応押さえておきたい。前走のギャラクシーSでは阪神1400で34.1-37.5と超々ハイ、11.2 – 12.3 – 12.4 – 12.3 – 12.8と単調な基礎スピード特化戦で中団で追走して外々とロスがありながらも直線最後までしぶとくなだれ込んでの２着。バティスティーニに最後は捕え切られたが厳しい流れの中でタガノビューティー撃破は結構立派だし、ここではイメルを撃破しているからね。中京1400がそんなにプラスに働く感じはないし実際に３勝クラス戦では４着と完敗ではあるからね。押さえまででいいだろう。

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「北条直人の競馬ブログ」より