東京11R キャピタルステークス予想：本命02ワールドウインズ

time 2021/11/27

キャピタルステークス(L)予想

東京11R 芝1600ｍ良
馬場想定：良、やや高速馬場想定
風向想定：北北西4m/s想定

展開予想

　馬場は先週日曜を見る感じだと、そこまで顕著に高速というほどでもないなと。一応やや高速～高速馬場ぐらいの感じで見ておきたい。風は北北西からなので４角地点が完全向かい風になる形。

　展開予想だが、恐らく内のクリノプレミアムが主張するが、外のカリオストロもハナを切りたいのでこの２頭がある程度やりあう。これを見ながら外からアオイクレアトールが内田だし前を取ってきて先行という感じかな。内からはトラインやスライリーと言ったところが先行する感じになるかなと。ペースはある程度は上がると思うが、平均で46.2-46.3ぐらいで1:32.5ぐらいまでを想定。

予想

◎02ワールドウインズ
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△11プリンスリターン
△13アオイクレアトール
×10ジュンライトボルト12ブランノワール
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎ワールドウインズ

　この条件は結構面白いんじゃないかなと。全く人気が無さそうなので思い切って本命で勝負したい。

　まず本来もうちょっと前で運べる馬なんだよね。オーロCでは東京1400ですぐに上り坂が来るというところで速度に乗り切らなかったか後方からになってしまった。ただ、34.2-35.1とややハイから11.1 – 11.4 – 11.0 – 11.8 – 12.3のラップ推移で後方からラストで大外からの伸びが良く最後までなだれ込んできていた。もともとルーラーシップの仔ってイメージと違って意外と東京マイルで走る印象なんだけど、これでマイルでスタートを普通に決めて好位ぐらいで運べれば面白いなとは感じた。トップスピード面を思ったよりも引き出せたのが収穫だったかな。

　マイラーズＣ９着もここに入れば結構良い材料だと思う。阪神マイルで超超高速馬場状態。44.5-46.9とかなりのハイ。外枠から中団やや後方までで流れに乗り切れなかったが、11.2 – 11.3 – 11.2 – 12.3 – 12.1と単調な流れで外目から直線ジリジリとでもなだれ込んできていて、ラストまで悪くなかった。これも位置取りが悪かったが、ここまで激流でかつ外枠だと難しかったと思うし、後半ロングスプリントの競馬で外目からでも思ったより対応してきた。

　もちろん流石に中団ぐらいでは進めてほしいし、欲を言えば好位内目で潜めればな…というぐらいのイメージではあるが、前走の感じで東京マイルなら上手く47.5-45.0ぐらいは引き出せそうだなと。

○？

▲？

△プリンスリターン

　まあここで勝ち切れるかどうかやろうね。鞍上を変えて良くなってきたというのもあるかもしれんが、前走のポートアイランドＳは強かった。中京マイルで46.4-46.2と平均から11.5 – 11.5 – 11.5 – 11.3 – 11.9とＬ２での加速も少し求められた。好位外から３～４角でラップがあまり落ちない中でロスを作りつつ直線半ばでスッと反応して抜け出してきたし、ルークズネストの追撃をハナ差で退けてとラストまで踏ん張って３着以下は２馬身ほど差をつけている。まあここで捌き切れなかった馬もいるのだが、この中ではシンプルに一番強かった。東京の坂の登りでの加速にもある程度対応できそうだし、ロングスプリントになっても長く維持できそうというところで連下での押さえは必要かな。

△アオイクレアトール

　まあ前走の内容はここに入って流石にいきなりどうかとは思うが、今回は展開的に割と楽に先行できそうなのと、スローなら鋭さも引き出せるという面で押さえておく。前走紅葉Ｓは46.3-46.4で平均、11.3 – 11.8 – 11.1 – 11.5 – 12.0とＬ３最速の形だが、Ｌ４でちょっと緩んでいるんだよね。これで２列目内でコントロールしながら直線の加速で食らいつきつつＬ２以降最内からジリジリと伸び続けて接戦をオーマイダーリンとの競り落としてきた。３走前の２勝クラス戦では47.3-45.9とスローから11.7 – 11.6 – 11.6 – 11.0 – 11.7とＬ２最速で11.0。この形で少し離れた２列目の外からＬ２まででスッと反応して抜け出してきた。Ｌ１は甘かったけど、スローでも平均でも安定して自分の足を使えるのは魅力かな。強くは狙えんが連下までなら。

×ジュンライトボルト

　まあ前走のポートアイランドＳに関しては詰まっているので仕方がないけど、ある程度流れたときにマイルでどこまで対応できるか。ただむらさき賞は強かった。46.7-46.2と平均で流れていて11.4 – 11.6 – 11.5 – 11.3 – 11.8と淡々としたラップ。これで中団馬群の中目で進めて直線外からしぶとく伸びてＬ２で先頭列に並びかけてきたからね。1800だと明確に流れてしまった方が良いタイプだと思うし、伸び始めも良かったから距離も短めでも対応できるとは思う。前走も46.4-46.2と平均で流れる中で好位で積極的に進めたけど、３～４角で中目で包まれて直線で全く進路が無くて乗り上げてバランスを崩す下手さ加減だったからね。石橋脩はマジでスペースを取らずに勝負所を迎えるてしかも判断が雑だからこういうことが起こりがちだしね。スローでも鋭く切れる馬だけど、高いレベルだと良い脚は一瞬タイプの馬になると思う。流れた中でもそれを引き出せるというところをマイルで活かしたいけど、石橋脩みたいな判断力が低い騎手はこういう要所の鋭さを引き出すタイプの馬だと不安やね。どちらかというと鞍上がタイプ的に不安なのでこの評価。

×ブランノワール

　府中で？というのはあるけど、やや低調なメンバー構成ではあると思うし通用しても良いかな。３走前の安土城Ｓが1400ｍ戦だが面白いところはある。中京1400で33.7-34.6とややハイから10.6 – 10.9 – 11.2 – 11.4 – 12.0とよどみなくの流れ。これで後方内から進めて脚を温存しつつも直線最内からしぶとく伸びてきていた。スペースを詰めるまでは良かったが馬群を捌く過程で少し立て直しつつとなって、それでも最後までなだれ込めたからね。ここ２走はちょっと時計が掛かっていたというのもあるし、今の府中ならマイルでも流れた中で中団～後方で脚を温存できればというところかな。