2019/02/02
凱旋門賞2021の予想
パリロンシャン4R 芝2400m
馬場想定:重、かなりタフな馬場想定
風向想定:南40km~60km/h(11.1m/s~16.7m/s)想定
展開分析
最初にラブは取り消し。まず馬場からだが、確実に道悪が残りそう。厳密に言えばTRES SOUPLEなので重馬場でも比較的軽い方。ただそれでも欧州の洋芝でここまで雨が残れば基本的には時計は掛かるとみておいていいと思う。それと、JRA公式からの風向が南の風で40km/h~60km/h。秒速で大体10m以上は確実となるのでこれが影響しそう。パリロンシャンは南風だとHSがもろに追い風になるし、BSはもろに向かい風になる形。となれば前半のペースは坂を上っていくことを踏まえてもなかなか上がらないだろうなというところ。
展開予想だがこれが結構難しい。どうしても欧州は競輪じゃないがラインを組んでくるというか、チームプレーでラビットをというのが基本になる。正直なところ、恐らくチームオブライエンのラビットは武豊のブルームである可能性が高く、それも含めて豊は勝ちに行くチャンスを狙ってくると思う。ブルームがレースを作るのがスノーフォールのためであれば、基本的に前半はそこまで上げてはこないだろう。ただ、それとは関係なく日本馬のディープボンドが前を取ってくる可能性は高い。この2頭が前を争い、アダイヤー辺りが2,3列目狙いというところかな。前半のペースは恐らく上がらないと思うんだけど、後半も上がってこないと思うのでペースバランスとしては欧州式で66-61.5ぐらいかなと。66-26-61.5として走破時計は2:33.5ぐらいを想定しておきたい。後半はポテンシャルが基本だけど、ポテンシャル化け物の馬だと直線で11秒台半ば~後半ぐらいは踏んでくるかもしれない。
予想
◎10アダイヤー
○?(noteのみ)
▲?(noteのみ)
△04タルナワ
△11ハリケーンレーン
×02ディープボンド03ブルーム
3連複:◎軸○▲△×BOX
3連複:◎○軸▲△×流し
3連単F:◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×
◎アダイヤー
本命はゴドルフィンの英ダービー馬アダイヤーにした。まず今年は高速馬場ではなく恐らく時計が掛かる消耗しやすい競馬になるだろうという見立てなので、英国型のゴリゴリタフな競馬をしている馬を優先したいなというのが第一にあった。
面白のがダービーで、日本だとスノーフォールが映像的インパクトが凄くて取り上げられるけど、こちらも稍重でなかなか強烈な突き抜けをしてきた。ペース自体は1000通過で71.27と遅いがこれはエプソムの前半が強烈な上り坂を上っていくということが大きい。アダイヤー自身の走破ラップは後半で12.28-11.56-11.38-11.38-11.96となっており、エプソムの700mと長く下り続ける(最後の最後だけ上る)中で早いラップを連続し続けた。この時は稍重でかなり時計も掛かっていたはずで、後半でここまで速いラップを踏めているというのは印象的にかなり強かった。実際ここの上位もハイレベルで、3着のハリケーンレーンがパリ大賞を完勝しているわけでね。
そのうえで、キングジョージも圧巻。相手が世界でもトップクラスでドバイシーマでクロノとラヴズを撃破したミシュリフ。これを相手にアスコットの2400で61.55-60.39と日本式なら60.6-60.4というぐらいの平均ペースで12.52-12.47-12.53-11.70-11.51-12.18と直線での再加速が起こってもしっかりと対応してミシュリフを競り落として2馬身差ほどとかなり強かった。加速過程でちょっと甘かったがそこからがしぶとかったので、個人的にはあまりギアチェンジがあるタイプではないと思う。それだけに減速過程で強いなというのがこの馬の良い所だろうと。
重馬場程度なら恐らくエプソムの稍重の方がタフ(坂が凄まじいからね)だと思うしロンシャンも3角までは登るけどエプソムやアスコットと比べれば楽。3角以降は下って平坦だし、この馬場なら速度的にも見劣ることはないだろう。というか英ダービーのラップはえげつないと思っているので、個人的にはこれだけのパフォーマンスを見せられるなら凱旋門賞でアダイヤーを本命視したいと。適度に外枠なのも競馬がしやすいと思うし。
○?
▲?
△タルナワ
まあ悩んだけど、一応BCターフを評価しておくかと。これがアメリカ小回りの2400mらしい流れで、63.53-59.77と日本式でも62.5-59.8で超スローだし、24.93-24.53-23.93-23.57と後半は11秒台後半までなので恐らくポテンシャル戦か2段階加速かという感じ。これで外外からコーナーでロスを作りつつしっかりと抜け出してきた。マジカルがこの条件で晩年でどうか?というのはあるけど、評価という点では後半のポテンシャルになるしそこは良い。高いレベルではマジカルぐらいしかやっていないので難しいが、適性的には不良のオペラ賞を制しているわけで道悪そのものはそんなに気にならないかなと。前走の愛チャンでセントマークスパシリカには敗れたが2400のポテンシャル戦、道悪で警戒度を上げたい。
△ハリケーンレーン
パリ大賞を圧勝してきたが、これがなかなかのインパクト。重馬場のロンシャン2400で今回と同じような条件。94.20で入って後半3Fが12.15-11.31-12.22とかなり速いラップを踏んできている。割とタフな馬場での瞬間的な鋭さ、ギアチェンジを引き出しての勝利だったし、道悪適性はかなり高いだろうなと。英ダービーは逆に前述しているアダイヤーにタフな馬場でのロングスプリントを求められて一瞬の足で戦えなかった印象ではある。なので分散されると高いレベルでどうか?というのはあるが、この条件で嵌れば怖い一頭やね。
×ディープボンド
応援馬券的な気持ちが強いかな。正直上位勢だけでもいいかもというレベルの予想なんだけど、ディープボンドは前走の走りっぷりが妙にしっくり来ていたんだよね。これは感覚的なもんだけど、大跳びで手繰って地面とフィットしていたというか。それもあってか知らんが、ドスローから23.55(FA11.78)-11.67-11.01-11.75とL2最速で11.01とこれまでのディープボンドからはちょっと考えられない鋭さを見せていて、番手のブルームに対して何もさせなかった。これはかなり意外だったし、ロンシャンの馬場がフィットしている可能性はあるかもしれない。タフな馬場になったときにどこまでだが、それ自体はもともと阪神大賞典で全体の消耗戦で千切ってきているぐらいだし日本馬の中ではタフな馬場の方が合っている馬だからね。日本ではピクシーナイトが勝ってくれたし、ダンシングブレーヴの血をここで開花させたらオールドファンとしては熱いんだけどね。
×ブルーム
こちらもほぼ応援馬券で…。流石に簡単ではないと思うが、サンクルー大賞で見せた粘り込みは悪くはない、相手関係が落ちるけど、逃げて直線半ばでスッと離すような競馬ができていたし、豊としてもある程度操縦性が高くて自由度の高い馬というのは良いと思う。ただキングジョージでは前半から飛ばして平均ペースを作って中弛みというかスウィンリーボトム以降の上り坂でペースダウンしてからの直線再加速で全然だったから、あまり前半に無理が利くタイプではない。ゆったり運びつつある程度マークが薄れるような形で前目から一足が使えればやね。最低でもディープボンドよりも前で競馬したいし、多分ラビット役だと思うのでそこを第一にしつつ最高の競馬にもってきてくれれば。
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コラボ指数:12月28日(木)的中率結果
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単勝:87% 複勝:100% 馬連:66.7%
ワイド:91.3% 3連複:54.2% 3連単54.2%
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コラボ指数:12月24日(日)的中率結果
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単勝:79.2% 複勝:95.8% 馬連:45.8%
ワイド:75% 3連複:41.7% 3連単41.7%
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コラボ指数:12月23日(土)的中率結果
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単勝:87.5% 複勝:100% 馬連:62.5%
ワイド:83.3% 3連複:25.0% 3連単25.0%
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一般的に3連単の的中率は10%程度なので、
平均の約3~4倍、、