北九州記念 2021 予想：本命07ジャンダルム

time 2021/08/22

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北九州記念2021の予想

小倉11R 芝1200ｍ
馬場想定：良～稍、高速馬場想定
風向想定：南西1m/s想定

展開予想

　土曜を見ても時計自体は出ているが、外差しが顕著という感じで３～４角の時点で各馬が外に誘導している形になるね。こういうケースの３～４角は意外と立ち回りが大事になるので注意。雨が少し降るかも？という程度の予報なので一応やや重ぐらいまでは視野に入れておく。風は南西からの想定だが1m/s程度なので誤差の範囲だろう。

　展開予想だが、恐らく逃げるのはモズスーパーフレアになると思うし、これが思い切ってハナだろうと。内からファストフォースも行きたいところだが、多頭数でそこまで出足が早くないのでモズの方が先に内に切ってくる感じになると思う。これを見ながら外から先行勢で、ファンタジステラやボンボヤージ辺りが先行、内からはファストフォースを追いかけながらボンセルヴィーソ辺りが先行して、ジャンダルムも好位の内目ぐらいで入ってくる感じ。モズがどこまで引っ張るかにもよるが、このメンツなら雨が降らない限り７秒台前半は出ると思う。一応良馬場で1:07.2ぐらいを想定において、ペースとしては33.0-34.2ぐらいを想定の範囲に置いておく。

予想

◎07ジャンダルム
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△02エングレーバー
△12モズスーパーフレア
×14レッドアンシェル15メイショウキョウジ
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△

◎ジャンダルム

　まあ最初からジャンダルムを強めにとは思っていたので、１番人気はやや想定外だが狙っておきたい。

　正直言えば前走までは1400ぐらいが本来は良いんだろうなと思っていたのだが。前走の春雷Ｓでは中山の1200で33.2-34.1とややハイ。ラップ的には 11.8 – 10.5 – 10.9 – 11.1 – 11.4 – 11.6と割と単調ながらもＬ１まで11.6と大きく落とさない流れ。この中で五分に出て二の足で好位にスッとつけてきたのと、３～４角でラップも落ちない中で外外から正攻法で進めて直線でしっかりと抜け出してきた。この厳しい流れの中での反応も良くすぐに先頭列に来たし、Ｌ１でも寄せ付けなかったし１馬身3/4差通りの強い内容だったと思う。

　ジャンダルムのもう一つの良さはペースがある程度流れた中でもギアの上げ下げが抜群にうまいこと。４走前の信越Ｓが新潟1400内回りらしい競馬で、34.2-34.7と平均でも11.4 – 12.0 – 11.9 – 11.1 – 11.7とＬ３－２で11.9-11.1というかなりの加速度を求められた。このラップを逃げたカリオストロが刻んで出し抜きをという中で２列目外からスッと反応してそれ以上の伸びでしっかりと差を詰めてラストで突き抜けたからね。基礎スピードを求められた中で総合力が非常に高い。

　この印象が強かったので淡々としたスプリント戦では？という中で前走の春雷Ｓで一発で答えを出してきたからね。グラン不在なら秋のスプリント戦線で主役を張れる可能性もあると思っているので、ここは強気に狙いたい。できればあまり前半の位置取りに拘らずに好位～中団で良いので３～４角での立ち回りを意識して乗ってほしいね。まあ福永は短距離路線の信頼度は高いと思っているので。

○？

▲？

△エングレーバー

　ちょっと扱いに困った馬なんだけど、連下で拾うことにした。まず２走前の心斎橋Ｓは結構強い。阪神1400で33.7-35.4とかなりのハイから10.9 – 11.1 – 11.5 – 11.7 – 12.2と単勝な流れの中で好位の外目からロスはあったのだがＬ２でぐんときてここで２番手に楽々上がってきたのは好感かな。まあ減速ラップではあるんだけど、ゴール板から遠い所での伸びが良かったのは1200を考える上では良い材料ではある。前走の京王杯ＳＣが超高速馬場での34.3-34.3と平均で11.3 – 11.2 – 11.0 – 11.5 – 11.8と後半ロングスプリント。この形で外枠で外外だとちょっとしんどかったと思う。前半からある程度流れた方が良いと思うし、内枠で馬場がカギだけどパフォーマンス的には不気味。

△モズスーパーフレア

　対抗にしてもいいかなという気持ちもあるんだけど、連下にした。基礎スピードの質の高さは間違いないんだけど、超高速馬場ならともかく現実的な馬場なら少し息を入れた方が良いタイプ。その点で小倉はあまり道中の淀みが起こりにくい舞台なのでそこをどう考えるかやね。昨年２着時も32.4-35.4とぶっ飛ばして11.5 – 10.3 – 10.6 – 11.2 – 11.7 – 12.5のラップ推移でＬ２までは良いんだけど、Ｌ１で甘くなって最後は２着争い僅差まで持ち込まれた。まあ主導権を取るのは簡単だと思うし、馬場も読みにくい中で一番前で良い馬場を選べる立場でもあるからね。まあ連下は最低でも必要かなと。

×レッドアンシェル

　まあ本番は次かなという気はするけど、条件は良いので押さえておいて損はないかな。昨年の北九州記念でも32.4-35.4と超ハイから11.5 – 10.3 – 10.6 – 11.2 – 11.7 – 12.5と単調な流れで中団内内でスムーズにロスなく押し上げてという競馬ができたにせよ、直線での伸びは抜けていたしモズをあっさり捕えた実力は評価しないといけないだろうと。まあたたき台ではあるだろうが、エンジンがかかってからしっかりと長く良い脚を使える馬なのは確かだし、今年は外差し馬場だからね。押さえておきたい。

×メイショウキョウジ

　もう一頭外差しの前提でメイショウキョウジを拾っておく。４走前の北九州短距離Ｓが結構良くて、大外枠から32.8-34.2とかなりのハイ、11.4 – 10.4 – 11.0 – 11.0 – 11.5 – 11.7のラップ推移でコーナーで速いラップをという流れ。これで３～４角でロスを作りつつも直線そこからしぶとく伸びてきてラストであわやのところをラヴィングアンサーに捕え切られた。ただ、軽い馬場でこの流れにある程度乗ってしっかりと一瞬鋭さを発揮してきたし、この感じなら３～４角で手応えに惑わされずに我慢して直線馬場の良いところでバテ差すイメージで乗ってくれればだし、こういう時の斎藤君は結構思い切った勝負をしてくれるので大穴で警戒しておきたい。