札幌11R TVh賞予想：本命04ナランフレグ

time 2021/06/26

TVh賞(OP)予想

札幌11R 芝1200ｍ
馬場想定：良、やや高速馬場想定
風向想定：北北東3m/s想定

展開予想

　先週は土曜が結構高速馬場だったなと。日曜は雨の影響か標準ぐらいに戻っていた印象なので難しいところだが、ひとまずやや高速馬場で想定しておく。風向は北北東からなので３角地点が完全追い風だし、BS地点でも左後方からで追い風となる。

　展開予想だが、外からの逃げ馬勢が多くこのあたりの出方がかなりポイントになりそう。追い風を受けるのである程度スピードに乗せて引き上げたいけど３角までの距離が短い札幌なので行ききれなければというリスクがある。ケイアイサクソニーがハナを主張しつつ、アスタールビーも抵抗しながらというところだろう。外のロードアクアなんかはそこまで競っていけるか微妙なところだが、この２，３頭が内に切ってくる。内でそこまで速い馬がいないので、リンゴアメやルッジェーロ辺りが様子を見ながらの先行策というところかな。ペースが上がる可能性の方が高いとは思うが、外が牽制し合って読めないところもあるのでペースはあまり決め打たずに進めたい。

予想

◎04ナランフレグ
○？(noteのみ)
▲？(noteのみ)
△02タイセイアベニール
△12ケイアイサクソニー
×06センショウユウト07ルッジェーロ
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎ナランフレグ

　困った時はシンプルに一番強いと思っている馬を狙うのも手だなと。もちろん激流になり切ると難しいけど、外枠各馬がどうしても３角まで短い中で内に切ってくるので内の先行各馬はある程度探りながらになると思うし、その中で意外と上がり切らなければナランフレグで良いと思っている。

　ただ、以前は明確に後傾型の馬だったが、前走の鞍馬Ｓなんかは全体のペースで32.8-34.3という中でこちらが34.4-32.8と後半を高めて鋭く伸びてきたし、これまでのナランフレグと比べても前半の基礎スピードの質をこれでも結構詰めてきていると思う。11.9 – 10.2 – 10.7 – 11.2 – 11.4 – 11.7のラップ推移で淀みなく、後方外から正攻法で進めながらしぶとくラストで伸びてきたし、クリノガウディーの勝ちパターンと言っていい中でラストでここまで突っ込んできたのは評価していいだろう。

　本来後半で速いラップを連続してこその馬なので馬場は軽い方がとは思うが、正直ここに入れば地力は二枚上だと思っているし、そのうえでペースがある程度上がったとしても近走の内容から対応できているので安定しているというのもある。丸田の方が良いとは思うけど、札幌の緩いコーナーで内を通して温存しながらという競馬ができるのは良いと思うので、捌けないリスクは覚悟で狙いたい。

○？

▲？

△タイセイアベニール

　前走の函館スプリントＳで復調の兆しを見せてくれたかなと。12着と完敗ではあるが、32.8-34.8とかなりのハイで流れていて11.7 – 10.3 – 10.8 – 11.1 – 11.4 – 12.3と単調な流れ。この形だと後傾型のこの馬としては難しかったと思うが、出負けして中団から直線外目でロスがあった上に直線入りで不利があって下がってから直線盛り返す形になった。正直難しいかなと思っていたのであそこからそれなりに足を使ったのは好感。今回は内枠だし前半あまり無理をしたくないタイプなのでこれは良い材料。後は前が思ったよりペースを引き上げなければやね。

△ケイアイサクソニー

　前からは行ききればのケイアイサクソニーを。このメンバー構成だとハナを取り切れる可能性は高いと思うし、３走前のタンザナイトＳもそんなに悪くない。阪神の1200ｍ戦で33.5-34.6とかなりのハイから 12.1 – 10.5 – 10.9 – 11.0 – 11.5 – 12.1のラップ推移で内枠からハナを取り切ってそのまま淡々と。Ｌ２では結構いい感じでリードを保っていてＬ１の坂の登りで少ししんどくなったというのはあるが、基礎スピードは高いレベルにあるのでしっかりとハナを取り切って33.5-34.5ぐらいの感じで進められればやね。

×センショウユウト

　ヒモ穴でセンショウユウトを抜擢。前走の函館スプリントＳはそもそも外枠過ぎて開幕週で32.8-34.8で大外ではどうにもならん。バランス的にはハイペースそのものは良い馬で、４走前の巌流島特別でも小倉1200で32.8-35.9と超超ハイ、11.7 – 10.3 – 10.8 – 11.5 – 12.0 – 12.4のラップ推移で後方外外から最後にしぶとくなだれ込んできての３着。上位には差された形ではあるものの流れた中で勢いがついた状況ならラストで前が減速しても戦える。この辺からも内枠で後方、上手く嵌ればＬ１でというところかな。

×ルッジェーロ

　半端な枠だがこのメンバー構成ならある程度好位を狙えるかなというところ。タンザナイトＳが大外枠から33.5-34.6の流れに中団外で乗っていきつつＬ１でしぶとく伸びて３着。ジョーアラビカはうまく内を立ち回っていたのもあるし、ラヴィングアンサーも手強い馬だしね。休み明け実績もある馬だし、ハイペースでの基礎スピード戦も合う。ワンパンチ足りないところはあるが押さえておきたい。