競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

天皇賞春 2021 出走予定馬:アリストテレス&ルメール騎手想定

time 2021/04/28

天皇賞春 2021 出走予定馬:アリストテレス&ルメール騎手想定

第163回 天皇賞(春)(GI)出走予定馬展望

日程:2021年5月2日(日)
コース:阪神芝内3200m

予想用・出走予定馬一覧

アリストテレス(ルメール騎手想定)

 昨年の菊花賞ではコントレイルの無敗三冠に最後の最後まで抵抗を示したアリストテレスが天皇賞春に出走予定だ。長距離GI2着という実績はメンバーの中では一番ともいえるが、前走の阪神大賞典ではまさかの惨敗。良馬場で巻き返し、三冠馬のライバルとして意地を見せたいところだ。

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 この世代の長距離路線はディープボンドが阪神大賞典で結果を出したので読みにくいところはあるんだが…菊花賞は意外と本仕掛けが遅かったかなという感じはあるので阪神内回りの3200というのがどう出るかやね…

菊花賞(GI)2着

京都芝外3000m良 18頭5枠9番
風向き:北西2.8m/s(京都市)
3:05.5(+0.0) 62.2-62.6-60.7 S^1
12.8 – 11.9 – 12.1 – 13.3 – 12.1 – 11.9 – 13.1 – 12.4 – 12.5 – 12.7 – 12.9 – 12.2 – 11.8 – 11.6 – 12.2

 まずは3走前の菊花賞2着、コントレイルとのマッチレースを振り返りたい。京都の3000m戦で良馬場だが時計はややタフぐらいの感じではかかっていたかな。ペースはスローで、前中盤ともに62秒台と少し緩め、後半1000が60.7なので少し速いという感じ。ラップ推移的に見れば長距離戦としてはL4の地点ではまだ12.2なのでさほど上がり切っておらずに、L2最速と仕掛けは少し遅めだったかなと感じている。北西からの風なので京都は3~4角がちょうど向かい風になるのも多少影響したか。

 9番枠から五分のスタート、そこからは様子を見ながらうまくコントレイルを意識できる位置まで押し上げつつ外から進め、ディープボンドの後ろで進める。スタンド前でもコントレイルの外でしっかりと蓋をしながら向こう正面へ。ここでもぴったりとマークしてコントレイルの外、ディープボンドの後ろで進路をふさぎながら3角。3角でも余裕をもってコントレイルをふさぎつつディープボンドの後ろで我慢していたが、4角でディープボンドが内に切っていってここでコントレイルにスッと反応されて前を取られて、そこで追われて直線。序盤で抵抗してたたき合いに持ち込み首差ほど。L1でもこの差はなかなかつまらないがそれでもくらいついての首差2着。

 コントレイルに冷や汗をかかせる一戦だったのは間違いないかな。終始チームノースヒルズの動きを意識しながらその後ろで牙を研ぎ澄ましていた感じ。敢えて言えば4角でディープボンドがノースヒルズらしい、後ろの本命を勝たせるための内への切込みで進路を作ってきたのでここでコントレイルがスッと反応して前に出られた段階でちょっと厳しかったかなと思う。それでもそこから一つ外を回して最後までしぶとく食らいついての3着だし、ここではディープボンドを3馬身半も離しているので、こういう競馬ではよかったというところかな。ただ、突き詰めればこの菊花賞は前中盤が比較的緩い。そこで中団で脚を温存しつつ本仕掛けも比較的遅い形になったというのはある。3~4角からの勝負になりやすい阪神内回りで対応できるのかどうかは気になる要素ではあるね。

AJCC(GII)1着

中山芝外2200m不 17頭5枠9番
風向き:北北西2.9m/s(船橋市16:00)
2:17.9 63.3-62.0 S^1
12.4 – 12.2 – 13.4 – 12.6 – 12.7 – 12.6 – 12.1 – 12.0 – 12.4 – 12.2 – 13.3

 2走前のAJCCでは不良でもかなり時計が掛かっていた状況でしっかりと結果を出してきた。ポイントは不良でもバランス的には1.3のスローだったという点はあるかなと。その中で好位の外目で進めて余力を持ちつつ後半のポテンシャルを引き出してきた。ステイフーリッシュをこの形でしっかりと撃破できた以上、本来これは評価しなきゃいけない材料だとは思う。北北西の風で、3角地点が追い風、4角が向かい風という感じ。HSも左前からの風。

 9番枠からまずまずのスタート、そこから外の各馬を行かせながら好位の中目に収めていく感じで進めていく。道中も好位でステイフーリッシュを目標にしながら3角に。3~4角中間ぐらいから各馬が仕掛けていくという中でステイフーリッシュの外からこちらも仕掛けながら2列目で直線。序盤で外から堂々と伸びて先頭列。L1で突き抜けたかったが外からヴェルトライゼンデの追撃を受ける。それでも半馬身差で振り切っての勝利。

 ここでは前半は比較的緩めに流れていたのでそこで中団に近い好位で脚を温存しつつの競馬ができたと。後半ロンスパに近い競馬になったし、ポテンシャルを要求される中でステイフーリッシュを目標にしながら早めに潰しに行ってこれをねじ伏せてきたし、ラストは追撃を受けたけど振り切った。ステイフーリッシュが道悪でも結構手強い馬で、京都記念でのパフォーマンスを物差しにすればカレンブーケドール辺りとの比較で見ても互角以上にやれている計算は立つ。まあカレンのベストの条件ではなかったと思うので何ともだが、前半無理をしなければグループAレベルのパフォーマンスは見せているのは間違いない。ただ、ヴェルトライゼンデやラストドラフト辺りと僅差という点をどこまで評価できるか…という問題も出てくるけどね。ポテンシャルが化け物じみているとかそういうレベルではないと思っている。

阪神大賞典(GII)7着

阪神芝内3000m重 13頭6枠9番
風向き:北北西4.7m/s(豊中市16:00)
3:09.5(+2.2) 62.4-63.2-61.7 M
12.9 – 11.7 – 12.7 – 12.4 – 12.7 – 12.4 – 12.6 – 13.3 – 12.8 – 12.1 – 12.2 – 12.1 – 12.2 – 12.3 – 12.9

 前走の阪神大賞典ではかなり苦労したなという感じだった。重馬場だったがタフな馬場状態、ペースが少し違ってバランス的には平均までは上がっている。中盤も遅いというほど緩んでいないし、後半は6Fのポテンシャル戦なので仕掛けがかなり早い。ここで前のディープボンドにパワー型の有酸素運動で前半・後半ともに引き上げられて脚を使い果たした印象を受けたね。この辺が気になる材料。

 9番枠からやや出負けしていたが促して追走しつつの中団という感じ。スタンド前も中団馬群の中目で進めて我慢しつつ前のディープボンドを意識してと菊花賞の入りに近い。向こう正面でのロンスパが始まったときにディープボンドがじわっと前との差を詰めるのに対してこちらは手が動いて鞭も抜かれて少し苦労。そのまま3~4角でもじわっと上げていくディープボンドに対してこちらは追走に苦しんで鞭も入って何とか3列目。序盤でそこから追い出されているが苦しくディープボンドに突き放される。その後はルメールも軽く追う程度であきらめていたにせよ7着惨敗。

 こういう競馬になると難しい、というのを感じた一戦やね。淡々とというほどではないが、かなりタフな馬場で前半1000がそこそこ速かった。これで脚を使ってディープボンドに食らいついての競馬になったが、向こう正面でペースが一気に上がってロンスパ6F戦になったところで脚を使って動こうとして食らいつくまでで苦労していた。そこから3~4角でもディープボンドに対していいところはなく食らいつきながらも直線で甘くなったと。この辺からもこの後半のポテンシャル面をかなり求められたことで一気に足を使ってしまった感じやね。途中までは食らいつけていて直線で失速しているので、この辺を踏まえても有酸素運動でとなると厳しかったように感じる。またAJCCでは結構やれていることを踏まえても、ペースの問題はあったかもしれないなと。前中盤で結構タイトに流れたうえでのものなので、アリストテレスとしてはあまり前半から流れない方がいいんだろうと思う。この形でディープボンドに完敗というのは個人的にはちょっと痛いね。

天皇賞春2021への展望

 菊花賞は結構いい競馬ができたし3~4角で外から最後まで伸びたという点で一見長く脚を使ったとも見える。ただ、3~4角地点ではペースがそんなに上がっていなかったというのはあるし、全体で見ると極端ではないがスローの流れだったので余力を残せた分が要所の鋭さにつながった感じはあるかな。L2の最速地点でコントレイルと一緒に3着以下と勝負を決めてきていることを踏まえても、菊花賞の評価できるポイントとしては最速地点での伸びだろう。ある程度分散しながらここでスッと反応してコントレイルと一緒に伸びたのは評価したいが、L1でねじ伏せ切れなかったのとコントレイルが有酸素運動戦としては普通の馬という程度と考えると、この菊花賞をそこまで評価するのは危険。実際長距離的な競馬となった阪神大賞典でロンスパで崩れているからね。AJCCは良かったけど相手関係という点では微妙な面もある。ただ、この2走は道悪のものだし、アリストテレスとしては高速馬場でどこまでやれるかだろう。

 ただ、恐らく今の阪神の馬場だと内回りだとしても超高速馬場だと思っておいていいと思うし、求められるのはポテンシャル面だけではないかもしれない。もしかするとペースや仕掛けの意識が遅れれば11秒台前半のロングスプリントの可能性も出てくる。これが結構難しいところで、アリストテレスはロングスプリント性能をまだ見せていないんだよね。敢えて言えばすみれSぐらいだが、これが先行策からレクセランスに捕え切られていることを考えても正直なかなか評価しづらいところはあるかな…。おそらく前走の完敗で多少人気は落ちるかなと思うが、それでも上位人気だろうし結構適性的には怪しいところもある。ペースが上がらなければ警戒はしたいし、馬場的にここまで軽くて3200mならどこかで息は入るだろうから自身でスローバランスはまず大丈夫だろうと。だからここは浮上させたい気持ちは強いんだけど、それでもロングスプリント面、ポテンシャル面ともに不安な面もあるし、ここは強敵が多いと思っているので連下ぐらいにしようかなと。現時点ではだが。

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