阪神牝馬ステークス 2021 予想：本命01ドナウデルタ

time 2021/04/10

folder 2021重賞まとめ予想

阪神牝馬ステークス2021の予想

阪神11R 阪神芝外1600ｍ
馬場想定：良、高速馬場想定
風向想定：北3m/s想定

展開予想

　馬場は恐らく良馬場なら高速馬場状態に戻ると思う。風向きは北から3m/sなので３～４角中間がちょうど追い風になるので、ある程度仕掛けの意識が強くなるかもしれないね。

　展開予想だが、ひとまずイベリスがハナを主張するのは確かだろう。これに対してどの程度各馬が突っ込んでいくか。内からメイショウグロッケがこれを行かせながら２列目の内を狙い、内枠のブランノワール、ドナウデルタ辺りもある程度出していく。外からはエーポスが積極的に前を狙うかも？という感じかな。リアアメリアもゲート次第だがある程度前を狙ってくる。ペースは恐らくそこまでは上がらないと思っていて、47-46ぐらいでひとまず見ておきたい。

予想

◎01ドナウデルタ
○？(note版のみ)
▲？(note版のみ)
△03ブランノワール
△07イベリス
×04マジックキャッスル08リアアメリア
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎ドナウデルタ

　このメンバー構成なら転厩初戦で少し不安はあってもドナウデルタから入りたいかな。

　まず３走前のポートアイランドＳの内容が良い。中京のマイル戦で46.0-47.0とややハイ、そこからの11.9 – 11.9 – 11.7 – 11.5 – 11.9のラップ推移で好位の内目を通しながら直線前目のスペースを上手く拾って一気に先頭列まで来たし、Ｌ１では外のピースワンパラディに襲われたがクビ差で何とかしのぎ切った。ピースワンパラディがマイル戦で基礎スピードが求められた中で京都金杯を好走できていることを踏まえても、十分戦えるだろうと。

　ここ２走はターコイズＳでは中団馬群の中で我慢していたが進路確保で難しくなってポジションダウンしながらの競馬になった。前走の愛知杯は2000ｍというのもあったし57.9-60.8と超ハイから11.8 – 12.6 – 12.3 – 12.0 – 12.1というラップ推移で中団で追走も明確に甘くなった。コーナーでのロスもあったが2000はちょっと長かったと思う。

　基本的には全体である程度流れたほうが良いと思うが、要所での一足は鋭いので内枠を引けたのは良い材料。醍醐特別勝ちが京都1400だが36.1-33.7と超スローからの11.9 – 11.8 – 11.4 – 10.8 – 11.5とＬ２最速で３列目からＬ２地点でスッと伸びてきていたしラストまでその足を維持して楽に3/4差と広げた。器用に動けるしトップスピードの質も本来高いレベルで持っている、ペースが速くなっても良いので積極的に狙いたい。

○？

▲？

△ブランノワール

　京都牝馬Sの内容が良い。阪神1400で34.0-34.3と平均から11.2 – 11.7 – 11.4 – 11.2 – 11.7と再加速の流れの中で後方外から押し上げて最後までしぶとく伸びてギルデッドミラーに最後に食らいついてきた。1400はちょっと入り方で難しかったと思うし、近走を見てもマイルぐらいのほうが競馬がしやすそう。ポートアイランドSでは46.0-47.0とややハイで流れて11.9 – 11.9 – 11.7 – 11.5 – 11.9のラップ推移で外外から追走で甘くなったが、今回は内で我慢できる立場だからね。不気味さは十分かな。

△イベリス

　風向きは北からの風なのでどうしても３～４角でフォローの風、仕掛けの意識が強くなるかなというのはあるので押し切れるかどうかだが、前半のペースをできれば平均ぐらいで引き上げてほしい。46秒前半ぐらいで踏んで少し息を入れられればというところやね。前走の京都牝馬Ｓはレベルもあったとは思うが34.0-34.3から11.2 – 11.7 – 11.4 – 11.2 – 11.7とひと息を入れる形で加速で上手く出し抜けた。この形が理想だし、もともとアーリントンCを勝った時も47.4-46.8と平均では引っ張っての12.4 – 12.4 – 11.5 – 11.0 – 11.9と緩めてL2最速11.0とギアを引き上げて出し抜く形を取れていた。ペースが速い中でもギアを落として良さが出る馬なので、後はそこをうまく引き出せれば。その点でも前半からある程度強気の逃げを打ってほしいね。単騎気味でいい。

×マジックキャッスル

　まあ押さえるかどうか悩んだけど、押さえておこう。風向きが３～４角中間で追い風になるので、この形だと仕掛けの意識はある程度強くなりそうなのでロングスプリント性能が高い馬は警戒しておきたい。クイーンCで２着に突っ込んだときが、東京1600で45.7-48.3と前が単騎で超ハイ、離れた後方馬群の中目で進めながら11.4 – 12.0 – 11.9 – 12.7 – 11.7のラップ推移で外からしぶとく差し込んでラストで粘るミヤマザクラにクビ差まで詰めてきた。まあ前半の追走力不足はあったし、正直大野だと後半勝負で我慢の展開だろうから、出し切れないリスクを考えないといけないので人気なら嫌うのも一手だが、風向きを意識して３着で拾う。

×リアアメリア

　ちょっと読みにくいし、個人的にはここで嫌いたい馬だとは思っているが手広く押さえておきたい。坂の登りで鋭くて、ローズSなんかでも中京2000で60.9-59.0とかなりのスロー、坂スタートでポンと出て番手につけて12.4 – 12.1 – 11.6 – 11.3 – 11.6のラップ推移でＬ２の最速地点でぐんと突き抜けてきた。この坂の登りの加速性能が良い印象で、リアアメリアって案外ロングスプリント性能はそうでもないかなと思っているので今回は微妙なところ、押さえまでとしておきたい。