京成杯 2021 予想：本命06テンバガー

京成杯2021の予想

中山11R 芝内2000ｍ
馬場想定：良、ややタフな馬場想定
風向想定：北北西4m/s想定

展開予想

　馬場はまだ読みにくいところはあるけどややタフな馬場ぐらいかな。土曜は内がかなり盛り返している点は注意したいところ。風向は北北西4m/s想定で、４角地点で向かい風、ＨＳでも左前方ぐらいから向かい風に近い。

　展開予想だがひとまず読みにくい一戦。そもそもスローで逃げた馬が圧倒的に多いのでどこまでそれを当てにできるか…という感じやね。タイムトゥヘヴン辺りが思い切ってハナという可能性もあるが、内目からタケルジャック辺りも主張する可能性はあるしこの辺が引っ張るかな。これらを見ながらエイカイファントムが前を取りたいだろうというのはあるし番手～２列目ぐらい。内からグラティアスルメールは２列目内目で、というところでタイソウやヴァイスメテオール、テンバガー辺りとの戦い。ペース自体は多分上がらないと思っていて、62-60ぐらいの感じで見ておきたい。まあそれでも一応61-60.5ぐらいまでは想定しておく。スロー寄りの平均～かなりのスローまで。

予想

◎06テンバガー
○？(note版のみ)
▲？(note版のみ)
△01タイムトゥヘヴン
△05ヴァイスメテオール
×03グラティアス11ラカン
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎▲軸○△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎テンバガー

　まあかなり難解な一戦だなという中で、見渡して本命は迷いなくテンバガーになったかなというところ。

　評価のポイントとして新馬戦、未勝利と異なる形で強い競馬ができたなという点を評価した。前走の未勝利戦では小倉の2000ｍ戦で63.8-59.0と超々スロー、そこからの12.1 – 11.5 – 11.5 – 11.8 – 12.1とＬ４最速タイの流れ。後半はある程度のラップは踏んでいるもののロンスパでポテンシャル戦寄りだと思う。その中で番手から３～４角で勝ちに行って直線ジリジリと伸び続けて先頭に立ってきた。Ｌ１でトーセンインパルスに接近されたがそれでも3/4差だし３着以下は千切ってきたからね。このトーセンインパルスがポテンシャル戦となった未勝利戦で完勝していて結構強かったと思う。

　もう一戦は新馬戦。完敗だが勝ち馬がダノンザキッドなのと、４角出口から直線入りで少し内に寄れる馬が多かった中で窮屈になりながらもラストまで伸びていたのは印象的。48.2-47.5と平均だし宝塚の同日で外回りはそこまででもないとはいえそれでも時計はある程度掛かっていた。12.6 – 12.4 – 11.7 – 11.4 – 12.0と中弛みからの再加速でＬ２最速、ここで２列目の内から進めていたが直線入りで色々ごちゃついた中でワンテンポ仕掛けが遅れてから鞭を打って外に誘導する。Ｌ２でダノンに突き放されていたが、Ｌ１では半ばこちらも流していたもののダノンとの差は詰めていたからね。勝負所で軽い事故が起こった中で置かれたのが痛かったけど、Ｌ１の坂の登りでまだやれそうな感じだったのは良い。２着も差されたといってもワンダフルタウンなわけでね。

　この貧弱なメンバー構成で見たときに戦ってきた相手が一枚上のところ。しかもある程度タフな馬場で平均の流れに対応して動けているのも大きな武器だと思う。このメンバーで適性の幅をある程度見せているこの馬を本命にしたいね。

○？

▲？

△タイムトゥヘヴン

　内枠に入っちゃったのが気になるかな。有酸素運動の競馬は得意だけどゲートが安定しないし馬場の悪い内に閉じ込められてとなるとちょっと不安がある。前走は面白い競馬でタフな馬場の中山2000で62.0-61.0とややスロー。12.6 – 11.9 – 11.9 – 12.6 – 12.1 – 12.5と後半は５Ｆのロンスパに持ち込んでポテンシャルを要求させつつＬ３－２の再加速で千切ってきた。この競馬はインパクトが大きい半面自分で仕掛けられるポジションだったのも事実だからね。２走前が64.0-59.4でドスローの12.5 – 11.5 – 11.6 – 11.3 – 12.5と４Ｆ戦では中団外から置かれてしまってＬ１では来るんだけど…という競馬になってしまっている。出し切れればの末脚の絶対量は通用するけどそういった面での不安はあるし、今のミルコだと向こう正面での思い切った動きも期待しづらいので１，２番人気のレベルなら連下までにしておく。

△ヴァイスメテオール

　まあ難しいけどスローの中でという評価ならラストまで落とさず良いラップを踏んできたヴァイスメテオールを連下でというところかな。52.3-47.0なので歩いているような前半だけど、13.1 – 12.9 – 11.7 – 11.2 – 11.2とＬ１まで落ちない中で番手からジリジリと伸び続けた。Ｌ１で抜け出してきたし、３着馬も勝ち上がっているというのは良い材料かな。オクトーバーＳが1:59.5をハイペースでと考えても時計が掛かっていたと思うし比較的タフな馬場の中でラストまでという点を評価かな。個人的にはシャトーブランシュの仔ということもあるので頑張ってほしいなと。

×グラティアス

　×をなくして５頭にしようか迷ったけど難しいレースなので。グラティアスは正直ここは消しても良いかなと思うんだけど、まあでもＬ１で踏ん張ったからね。66.1-60.1とハロン13以下のペースでドスローから13.2 – 12.7 – 11.4 – 11.3 – 11.5と３Ｆ勝負。押し出されるような逃げからしぶとくＬ１まで踏ん張った。Ｌ２ではそうでもなくてＬ１で振り切る形になったしある程度分散する競馬のほうが良いかなとは思うが、流石にドスローすぎて参考にしづらいからね。ラップ的にそこまで目立つほどでもないしレースレベルもまだ何ともなので押さえまでやね。

×ラカン

　後一頭は大穴枠でラカンを。ペースが上がれば面白いかな。スローではポテンシャルだけで、まとめてというのがちょっと難しかった。ただ前走の未勝利戦が60.7-61.1と平均で流れての12.5 – 12.0 – 12.3 – 12.2 – 12.1とＬ４最速の流れ。これで後方外から正攻法で進めてＬ１まで落とさずレースラップ的にまとめて突き抜けての２馬身差。古馬１勝クラスでも2:00.7、ハイペースで消耗しているのでこの一戦は結構面白い競馬ができていると思う。ヒモ穴で押さえる分には。

sponsored link

「うまとみらいと」の何が凄いの？

↑無料登録できるので、私自身も使って試してみました。

「北条直人の競馬ブログ」より