シンザン記念 2021 予想：本命06セラフィナイト

シンザン記念2021の予想

中京11R 芝1600ｍ
馬場想定：良、標準馬場想定
風向想定：西北西2m/s想定

展開予想

　雪というよりは寒すぎてちょっとバタバタしていて大変でした；風呂が死んでしまったので城崎温泉のほうに行くことに。ちょっと着手が遅くなっております。ブログの方ではサーバー更新を忘れていてようやく復旧しました…すみませんです。

　それと中京の芝は見ていると内目で我慢できている馬のほうが伸びている感じはある。馬場もあるけど直線向かい風の影響も出ているかもしれんね。土曜が4m/sで日曜は2m/sとやや弱化するけど、方角は同じ。ちょっとその辺は意識した予想になった。

　展開予想だが、ハナを切る馬がこれといって見当たらないが、ある程度先行したい馬は多い。バスラットレオンはゲートが良い、二の足も速いのでもしかしたらハナも意識しつつの入り方になるかな。内から何か行けば行かせてという感じで。内からはルークズネストやダディーズビビッド辺りがある程度主張はするだろうが逃げるところまでは？中目のトウカイキング辺りも思い切っての華の可能性はあるし、何かが逃げそうな感じはあるけどはっきりとはしない。こういうケースが一番予想が難しいが、ある程度流れるんじゃないかな。一応47-47ぐらいで想定しておくが、0.5ぐらいは幅を持たせておく。一応最悪２秒程度のスローまでは想定の端っこに入れておきたい。

予想

◎06セラフィナイト
○？(note版のみ)
▲？(note版のみ)
△13ロードマックス
△15ククナ
×01マリアエレーナ05ダディーズビビッド
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎セラフィナイト

　展望の段階ではちょっと触れられなかった馬なんだが、セラフィナイトとこの条件で抜擢したいかな。まず展開が読みにくいし今の中京だと３～４角の緩みはあり得るのでそこで我慢を強いられても直線坂の登りで動けるかどうかは重要。前走のインパクトはその辺も含めて大きいかな。

　東京マイルで46.8-47.7と全体ではややハイも前が引っ張っていた形でこの馬の位置ではそこまででもない。やや出負けしていたが二の足は悪くなくてすぐに中団馬群の中には入れていく。最終的には無理せず中団の中目で進め、11.3 – 12.0 – 12.7 – 12.0 – 11.7 – 11.3と中弛みで前２頭が減速した４角でナチュラルに前との差を詰めてきて直線も中団馬群の中で包まれた状況。直線で３列目付近からするすると伸びて馬群を一気に捌いて２列目。Ｌ２でもしっかりと伸びてここで楽に先頭列。Ｌ１でそのまま抜け出し加速ラップで１馬身1/4差つけた。

　まあもちろんＬ１最速ラップが真っ先に目に入るんだけど、内容的には緩い流れでナチュラルにとりついてきたところから直線入りで加速が求められたところでするすると反応してきた点かな。坂の登りでの加速が求められた中で中団馬群を捌きながら一気にポジションを押し上げてきたからね。個人的にはＬ２でそこまで伸びてこなかったので、多分だが11秒台前半を維持するようなロングスプリントの競馬をしてきたんじゃないかなと。そのうえでＬ１を11.3でレースラップ通り踏み切っていると考えると底を見せなかった。自身ではスローのバランスで運べたが、これでＬ１まで落とさない後半の素材面はかなりいいものを持っていると思う。

　今回は想定としては平均前後ぐらいだと思っていて、中団で運べれば普通のペースならスローバランスで進められる可能性が高いだろうと。前半無理をせずある程度脚を温存できれば後半はある程度緩んでも未勝利勝ちのように対応できると思うし、３～４角で緩まなければ後半のロングスプリント性能が活きる形になると思う。極端なスローだと嫌だがそれでもスローバランスで明確に良さが出てきたので仕掛けのタイミングが早ければスローでも良いタイプだと思う。個人的には距離はもうちょっとあっても良いタイプだと思っているけど、内枠を引けたのと土曜の中京の感じ、さらに各馬の枠の並びという点でも含めてこの人気の無さ（前日17:35時点で単勝８番人気19.1倍）なら一発期待したい。

○？

▲？

△ロードマックス

　いい馬だと思うけど流石に再度の外枠は嫌かな。展開が読みにくい中で折り合いを気にしながらとなると岩田息子だと多分必要以上に下げて壁を作る可能性が高くなると思う。３～４角で顕著に緩めばいいんだけど、そうならなければ土曜の感じだとなかなか外から脚を使って直線までってのは簡単ではないかなという点で枠の並びからバスラットレオンと評価を前後させた。ただいい馬だとは思うし、前走の朝日杯ＦＳでも45.2-47.1とかなりのハイから11.5 – 11.7 – 11.6 – 11.8 – 12.0と淡々とした流れで中団外外で終始ロスがある中でも最後までなだれ込んできていた。３～４角の中弛みが顕著に欲しいね。そこで動ければだけど…。まあ連下までかな。

△ククナ

　素材面は良いものを見せているけど、やはり現時点でペースが上がって基礎スピードが求められるとポジショニングで苦労するだろうし、中京マイルだとコーナー部分が多いのでどうしても外枠からポジションダウンしながらというのはなかなか難しい。ルメールが出してくればいいけど、３走でそういう感じもなかったからね。アルテミスＳでは48.6-46.3とかなりのスローだった中で12.5 – 12.3 – 11.2 – 10.9 – 11.9とＬ２最速10.9とトップスピード戦でそれなりに差し込んできたが、Ｌ１でソダシが甘くなってからの差し込みではあるので出し切ればやはり圏内ぐらいは警戒しておきたいところ。ただ勝ち切るにはこの枠で展開が読みにくい中で、ルメールといえどもそう簡単ではないと思って見ておきたい。新馬がもうちょい良ければ…正直あれがペースが流れた中で伸びが甘すぎたからね。

×マリアエレーナ

　後は穴目から一頭マリアエレーナを拾っておく。内枠を引けたのもあるが、この馬は中京だと伸び始めが早いので坂加速がフィットしている感じはあるかな。前走も46.8-47.9とハイペースの流れを後方で追走しながら、11.6 – 11.9 – 11.9 – 11.7 – 12.4とＬ３－２で再加速という流れでＬ２の地点でもう先頭に立ってきた。この中京での伸びってのは新馬戦でも見せてきていたし、内枠で上手く温存して直線に入ってこの脚を内から引き出せればの怖さはあるかな。もうちょい前を取れればクロフネ産駒の走る馬の傾向になるんだけどね。

×ダディーズビビッド

　まあ今のところはスロー専用機だが、サウジ戦は48.8-50.8とかなりのハイとはいえ12.0 – 13.2 – 13.1 – 12.4 – 12.0 – 13.3と極端な中弛みで難しい形になったというのはあるからね。基本ここで先行した馬は苦しい形になっているので度外視していいと思っているし、であれば流れてやれる可能性は残っているかなと。レゾンドゥスリール辺りとの比較で考えればパフォーマンスは上だしある程度器用に坂の登りでの加速に対応できるので（ホウオウアマゾンよりは下だが）前目内目でスローの流れでとなればある程度期待できるかな。こちらを押さえにしておく。

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「北条直人の競馬ブログ」より