競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

武蔵野ステークス 2020 出走予定馬:サンライズノヴァ&松若騎手想定

time 2020/11/11

武蔵野ステークス 2020 出走予定馬:サンライズノヴァ&松若騎手想定

第25回 武蔵野ステークス(GIII)出走予定馬展望

日程:2020年11月14日(土)
コース:東京ダ1600m

予想用・出走予定馬一

サンライズノヴァ(松若騎手想定)

 昨年のマイルチャンピオンシップ南部杯の覇者にして、今年はプロキオンステークスを制しているサンライズノヴァが武蔵野ステークスに出走予定だ。今年の南部杯では4着に敗れたが、得意の東京の舞台でGI馬の意地を見せたい。

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 南部杯は外外からの競馬にはなったし、ちょっと前半から忙しすぎたかもしれんね。もともとはハイペースの昨年南部杯でコーナーで動いて突き抜けたんだけど、ここ数走はハイペースだと高いレベルではちょっと足りていない感じはあるんだよなあ。武蔵野Sでも先行策で甘くなっている。フェブラリーSではリズムを守っての競馬でもちょっと足りなかったからね。東京マイルで見てもトップレベルではちょっと足りない競馬が続いているので、この辺がポイントやね。

プロキオンS(GIII)1着

阪神ダ1400m稍 16頭3枠6番
1:21.8 34.3-35.6 H^2
12.3 – 10.7 – 11.3 – 11.9 – 11.7 – 11.6 – 12.3

 2走前のプロキオンS勝ちから振り返りたい。今年のプロキオンSは中京ではなく阪神での開催となったが、稍重で高速ダートに近い状況だった。ペースも1.3でかなりのハイだが阪神としては比較的落ち着いた方だし、L4で11.9から11.7-11.6とL2にかけてまで加速する流れとなった。その中で強烈な末脚を繰り出してきたと。

 6番枠からやや出負け、そこから促しつつ追走していたが中目でもあり包まれて下げながら結局後方2番手ぐらいからのスタートとなる。3角手前で外に出してからじわっと追走、中弛みもあったのでそこで動いてエアスピネルを目標に中団まで取り付いて直線。序盤で中団外からジリジリと伸びるがまだ4列目ぐらい。L1でしぶとく伸びて前をまとめて交わして1馬身3/4の完勝。

 中目の枠だったのでゲート自体はそこまで悪くなかったけど二の足が付かずに包まれて結局後方2番手になってしまったという感じ。ただ、極端ではないが中弛みが少し生じていたし、前半は完全に後ろから温存してそこで押し上げるタイミングを作れたのは良かったかなと思う。直線に入る段階ではもう中団まで押し上げていたからね。そこからL2の地点ではまだ前も余力があったのでなかなか詰め切れなかったけど、L1では12.3と落としたところで大体3馬身差を捕えてきているので11.8は視野に入れてきていると思う。長く脚を使ってきたというのは好感が持てる。

マイルCS南部杯(JpnI)4着

盛岡ダ1600m稍 16頭6枠11番
1:33.1(+0.4) 45.5-47.2 H^2
上がり4F47.2 3F35.4

 前走の南部杯では4着と悪くはなかったが、ちょっと前半が忙しすぎたかな。高速ダートの盛岡だが、稍重の影響もあったかそれに輪をかけて速くなっていた印象。レコードが出た中で淡々としたかなりのハイの流れ。この馬場で少し前半が質的に速すぎたかもしれん。

 11番枠から五分のスタート、そこから様子を見ながらだが内の各馬が主張していったのでそれを見つつコントロールしながら中団馬群の中目で進めていく。道中も中団馬群の中目でコントロールしながら3角。3~4角でかなり外を回す羽目になってロスを作りながら直線。序盤でそこから追われるがジリジリとした伸び。それでもラストまで前との差は詰めているが、モジアナフレイバーに半馬身差及ばず4着。

 まあさらに外を回したワンダーリーデルは抑えているし、やはりちょっとロスが多かったなというのが一つ。それと超高速ダートで前半からタイトになってそこで苦戦したかなと。本来ハイペースでも安定している馬なんだけど、トップレベルでは府中のマイルでもフェブラリーS3着がやっとでそれもモズアスコット比較だと0.6も差を広げられていると。まあこの南部杯はモズ比較なら詰めているので悪くないと思うけど、高いレベルでは現状基礎スピードを高いレベルで求められるとワンパンチ足りないな…というのは感じるところかな。

フェブラリーS(GI)3着

東京ダ1600m良 16頭5枠9番
1:35.8(+0.6) 46.4-48.8 H^2
12.5 – 10.9 – 11.2 – 11.8 – 12.3 – 12.2 – 11.9 – 12.4

 今年の大一番だったフェブラリーSでは3着と久々に東京マイルで馬券に絡んだが、ちょっと差があったのは否めない。ペースは2.4でかなりのハイ、ラップ推移的にはL4地点で少し緩んだがそこからL2で11.9と再加速。とはいえ前半の基礎スピードを強めに求められた一戦なのは間違いないだろう。

 9番枠から出負けしていたが二の足で取り付こうとして結局は後方からという感じ。道中も前がかなり引っ張る中で後方中目から3角に入っていく。3~4角でも後方馬群の外に出して追い出し開始しながらだがそれでも最後方列に近い。序盤で追い出されてジリジリ、L2の最速地点でしぶとく伸び始めて中団ぐらい。L1で最後まで脚を使ってタイム、さらにワンダーリーデルを何とかハナ差で捕えたところがゴール、3着だった。

 悪くはないんだけど、やはり追走面で苦労していたというのが一つ。4角で少し緩んでいたところで外からという形だがそれでも押し上げ切れなかった。L1では流石にジリジリと伸びてきたとはいえ、ワンダーリーデルを何とか捕えるところまでだったからね。まあワンダーリーデルは外枠からだったが上手く内に忍び込めていたのでこれをきっちり捕えたのは評価したいし、前走の南部杯でもワンダーリーデルはしっかりと抑えている。その点での比較で見れば上位に取っていいだろうが、モズアスコットとの差で考えると南部杯も含めて完敗なんだよね。

武蔵野ステークス2020への展望

 割とまともにハイペースになったら多分2,3着までの扱いで良いかなと思っている。ひとまずモズアスコットとの比較で見てフェブラリーS、南部杯で完敗を喫しているからね。少なくともこの2走はサンライズノヴァが無理をせず進められた中でのものだし、モズはそれより前からしっかりと直線で抜け出す脚を見せていたり、南部杯では粘っていたりで小さくない差を作ってきている。斤量差が若干あるが、それでもこちらも58kgを背負うわけなのでそんなには変わらん。まあサンライズノヴァはプロキオンSで59kgを背負って完勝しているので斤量の不安自体は少ないけど。武蔵野Sの場合は前半からかなりのハイで少し攻めすぎたと思うしこれは敗因があるので仕方が無いと。それでもやはりここはモズが強敵。

 あるとすれば、ハイペースからの中弛み顕著、という流れにモズやタイムフライヤーが先行策で乗ってしまった形だろう。中弛みで外から取りつくチャンスができれば2走前のプロキオンSのように差を詰めながら直線ということも可能だし長く脚を使ってくる。プロキオンSは自身では35.8-34.4のスローバランスでL1までしぶとく脚を使ってきた。こういう形で前が巻き込まれた場合は頭まであるかなという感じ。外枠でも引いて展開が読みにくくそのパターンもあり得るのが東京のマイルなので噛み合えばかな。ただ、まともな流れでは強く狙うところまでは…という評価。まあでもワンダーリーデル辺りとの比較だと南部杯、フェブラリーSと流れたところで先着できているのは強みやね。オッズに旨みはないけど、流れれば2,3番手の評価にはなってくる。

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