競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

神戸新聞杯 2020 出走予定馬:マイラプソディ&武豊騎手想定

time 2020/09/24

神戸新聞杯 2020 出走予定馬:マイラプソディ&武豊騎手想定

第68回 神戸新聞杯(GII)出走予定馬展望

日程:2020年9月27日(日)
コース:中京芝2200m

予想用・出走予定馬一覧

マイラプソディ(武豊騎手想定)

 無敗で京都2歳ステークスを制してクラシック候補に名乗りを上げていたマイラプソディが武豊とのコンビで神戸新聞杯に出走予定だ。今年の3走はいずれも物足りないパフォーマンスに終始し上半期を終えた。秋に残るは菊の一冠のみ、他を凌駕する成長を見せることが出来るか?

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 ダービーは大捲りもあったし仕方ないとしても皐月賞と共同通信杯の負けっぷりは痛いね…コントレイルとの比較するのは流石にちょっと難しいと思う。豊もその辺は意識するだろうし、賞金は足りているけど前哨戦でそういう競馬はしないかな。2,3着狙いを考えてくるという前提で進めたほうが良いかもしれない。そのうえでそれができるかどうかだろう。

京都2歳S(GIII)1着

京都芝内2000m良 9頭8枠8番
2:01.5 60.4-61.1 M
12.5 – 11.4 – 12.1 – 12.2 – 12.2 – 12.6 – 12.1 – 12.0 – 11.8 – 12.6

 ミヤマザクラを完封した京都2歳S勝ちから振り返りたい。ここは強かったんだけど、その後が…というところ。ペースは平均で流れていたし、その中でポテンシャルで違いを見せて着ての完勝だった。

 8番枠からやや出負け、少しコントロールしつつ進めていて序盤は後方。向こう正面で前の隊列が決まってばらけてきたが、後方2番手で外目から様子を見ながらじわっと押し上げ中団。3~4角でも中団外から先にじわっと動いていたミヤマザクラを追いかけながら2列目で1馬身半ほどの差で直線。序盤でミヤマザクラの外からジリっと伸びて1馬身差、L1でしっかりと突き抜けての2馬身差完勝だった。

 当時の京都は良馬場でもある程度時計が掛っていた状況だった。その中で後半のポテンシャル面をしっかりと引き出してきたし、しかもある程度全体で流れた中でやれたのは好感をもっていた材料。ゲートはそこまで良くなかったし、コントロールしつつだったが二の足もイマイチ。その中でミヤマザクラを目標にしながら長く脚を使って2馬身差は結構大きな差だったと思う。ミヤマザクラがオークスでもそこそこやれたしもうちょっとやれそうな感じもあるんだが…というところかな。

皐月賞(GI)13着

中山芝内2000m稍 18頭6枠12番
2:02.2(+1.5) 59.8-60.9 H^1
12.2 – 11.3 – 12.1 – 11.8 – 12.4 – 12.9 – 12.2 – 11.9 – 11.8 – 12.1

 2走前の皐月賞は稍重だったしペースが速かった中で、後方からあまり前に入らず温存してという競馬だった。ただ、結果として見ても後半のポテンシャル面で完敗だったと思う。ここまで崩れてしまうとちょっと評価が難しくなるね。

 12番枠からやや出負け、そこから無理はせずに序盤は軽く促しつつ後方の外目で様子を見ながら入っていく。道中前がある程度単騎で飛ばす流れで自身は中団の外目とそこまで無理なく入り、向こう正面で少し緩んだところでナチュラルに外から取りついて中団で3角に入る。3~4角でペースが上がったところでサトノフラッグの外から手が動いていくがなかなか難しく、4角ではコントレイルに一気に来られて中団のまま。そのまま直線で伸びることはなく良いところないままジリジリ下がって13着惨敗。

 この負け方はやはり嫌やね。京都2歳Sとの比較で見ても前半そこまで無理せず入っていけたと思う。3~4角でのロスもあったとはいえコントレイルやサトノフラッグも同じ。コントレイルは桁が違うのでともかくとして、サトノフラッグに対してコーナーで動き切れないまま直線で失速して0.4差開いている状況を踏まえても、やはりポテンシャル面でもサトノに見劣ってしまっている。サトノはなんだかんだ言ってコーナーでしっかりと動けていて良い脚を使っていたからね。そことの比較で見てもさらにワンランク落ちると思うので、これはやはり不満。

日本ダービー(GIII)9着

東京芝2400m良 18頭7枠14番
2:25.2(+1.1) 61.7-58.4 S^3
12.6 – 11.3 – 12.9 – 12.6 – 12.3 – 11.8 – 12.2 – 12.3 – 11.8 – 11.3 – 11.3 – 11.7

 前走のダービーに関しては正直向こう正面で捲って一気に先頭に立った形にはなるので評価が難しい。捲ったタイミングがL7地点になるし、実際ここで11.8と速いラップを踏んで、息を入れてのもう一段という競馬になってしまった。9着に踏みとどまったともいえるんだけど、難しいところやね。

 14番枠から出負けして後方からの競馬となってしまう。序盤はコントロールしていたのだが外に出して2角過ぎからノリらしくナチュラルに外から一気に動いてここで大捲り、ハナを奪い取る。ここからは逃げる形だが先頭に立った段階では少し息を入れてペースをコントロール、3~4角でも楽な手ごたえで最短距離を通しながら半馬身ほどリードを取って直線。序盤でそこから一足は使って寄せ付けないのだがL2の地点で少し苦しくなって外のコントレイルにクビほど前に出られる。L1では甘くなって後続に呑み込まれたが、それでも3着のヴェルトライゼンデとは0.3差で踏みとどまった。

 まあ上手くノリが捲ったとは思うし、個人的には緩んだタイミングでの動きや息の入れ方は極端ではなかったし良かったと思う。3~4角で楽な感じから直線でもL2の地点でコントレイル以外には差されていなかった。結構悪くない内容ではあると。ただL1で明確に甘くなったのは確かで、コントレイルが早めに抜け出したからこそ各馬の仕掛けも早くなったとは思うが、それでもちょっと物足りない。個人的には皐月賞より内容的には良化しているかなと思うが、いい位置を取れたのはノリのマジック的な部分はある。ある程度全体で流れる傾向が強い中京の2200だと序盤で出負けしてからリカバーするポイントが生まれるかどうかは疑問が多い。ただ、距離は2400ぐらいあったほうが良いのかなというのは前走から感じたところかな。高いレベルだと2000は忙しく感じた。

神戸新聞杯2020への展望

 まあ正直言ってここで狙いたい馬ではないし、今の段階では総合的に見てもコントレイルは別としても簡単ではないと思う。ダービーではL2まで速度負けしなかったのは一定の評価が必要だし、ロングスプリント的な適性はそれなりにありそうだけどL1は甘くなってしまった。ポテンシャル戦では皐月賞の感じから力負けだし、サトノフラッグよりワンランク下かなというところで、セントライト記念よりもこちらのほうが厄介なメンバー構成が揃ってきていると。

 ゲートも上手くないし捲るポイントが無ければなかなか捲りも難しそう。スローのトップスピード戦、ロングスプリント戦となってもビターエンダーがいる。また全体で流れて後半ポテンシャル戦になったとしてもコントレイルを別にしても京都新聞杯を勝ったディープボンドやダービー、ホープフルSで悪くないヴェルトライゼンデといった所が立ちはだかる。他にも怖そうな馬はパンサラッサやメイショウボサツといった所で何頭かいるわけでそれらを押しのけての上位人気となるほどの馬ではないだろうと思うけどね。後は直前追い切りを見て判断するけど、基本今回は手を出さないつもりでいる。

何悪。分析note2020



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