2019/02/02
第66回 オールカマー(GII)出走予定馬展望
日程:2020年9月27日(日)
コース:中山芝外2200m
予想用・出走予定馬一覧
ミッキースワロー(横山典騎手想定)
今年は日経賞で中団外から正攻法で重賞3勝目を挙げたミッキースワローがオールカマーに出走予定だ。前走の天皇賞春でも3着と存在感は見せているがGIではワンパンチ足りない現状が続いている。ここを勝って秋のGI戦線に弾みをつけられるか。
※この記事はnote,ブログ無料公開対象です
昔はトップスピード戦で強烈な切れ味を見せていたんだけど、今は有酸素運動でもそれなり、無酸素運動でもそれなりという感じで一撃の怖さはちょっとなくなってきている感じはあるかな…。まあここでも圏内ならという評価は出来るけど、フィエールマンがいてクレッシェンドラヴがいてということになる。ノリマジックが欲しいね。
日経賞(GII)1着
中山芝内2500m良 14頭8枠14番
2:32.9 61.9-59.7 S^2
6.9 – 11.2 – 11.7 – 12.9 – 12.6 – 13.2 – 12.7 – 12.0 – 11.3 – 11.8 – 12.4 – 11.7 – 12.5
日経賞ではポテンシャルの違いで突き抜けたが、正直意外なほどに完勝したなというのが率直な感想だった。ペースはかなりのスローでラップ的にはL5最速で11.3と強いラップを踏んでいる。そこから減速しつつのL2再加速なので2段階加速ではあるものの一段階目の方が速いケース。3~4角で正攻法で押し切ったし、モズベッロに不利を上手く与えていたのはあるが、スティッフェリオには完勝したからね。
14番枠から五分のスタート、そこから促しながら追走して中団やや後ろで外目を進めていく。スタンド前でも少し掛かり気味でコントロールしながら前にスティッフェリオを置く形。向こう正面でもスティッフェリオマークで進めながら、ここで前が一気にペースを引き上げていく中で手が動いて追走。3~4角でペースダウンしたところで外からスティッフェリオの後ろを追いかけて2列目で直線に入ってくる。序盤で先頭列のスティッフェリオの後ろから外に誘導して追い出される。モズベッロに内から接触して不利を与える形になりつつも最後までしぶとく伸びて1馬身1/4差完勝。
パトロールを見てもノリが結構嫌らしい感じでぶつけてきていて、モズベッロを買っている側からすれば腹が立つ感じだが、まあそれはそれとしてしっかりと外から正攻法でポテンシャルを活かして突き抜けてきたというのは評価していいだろうと。宝塚記念でモズベッロがそこそこやれたというのはあるかな。ここでは他に能力比較でというのが難しく、スティッフェリオなんかは状態面がどうだったかというのもあるし、京都記念の惨敗や天皇賞春で逆転を許す形になっているというのもあるから判断が難しい。それでも想像以上に強い競馬で、しかもポテンシャルの違いで勝ち切ったのは評価しないといけないかな。適性の幅が広く大崩れしにくいのが魅力なのは確かだと思う。
天皇賞春(GI)3着
京都芝外3200m良 14頭4枠5番
3:16.9(+0.4) 63.0-73.1(FA12.18)-60.4 S^3
13.2 – 12.4 – 12.4 – 12.5 – 12.5 – 12.0 – 11.6 – 12.5 – 12.1 – 12.2 – 12.7 – 12.5 – 11.9 – 11.9 – 11.9 – 12.2
前走の天皇賞春では中団から早めの勝負に行ったのはあるがちょっと甘くなるのが早かった。日経賞で楽に先着した相手のスティッフェリオをも交わせなかったというのはあるかな。まあ距離の可能性もあるんだけど。超スローからキセキのスタンド前捲りもあって割と仕掛けが早かったがもうちょっと良いところを見せてほしかった。
5番枠から五分のスタート、押しながら追走していたが序盤は少し苦労して中団馬群の後ろで追走していく。スタンド前でも中団の外で動ける形を取っていたが、先にキセキが動いたのでコントロールしてワンテンポ我慢。向こう正面で縦長となったところで外からスーッと押し上げながら好位列まで上げて3角。3~4角でも好位の外目で追走、モズベッロの外から4角で手が動いて4列目で直線。序盤で追い出されるがジリジリとした伸びで外のフィエールマンに楽に並ばれ交わされる。L1ではフィエールマンと前のスティッフェリオがたたき合う中で徐々に離され、最後は内で粘るユーキャンスマイルを何とか捕えて3着は確保した。
まあ早めに動いた分だけ目標になって甘くなった面はあると思うけど、スティッフェリオに対してはこの競馬で明確に完敗なんだよね。フィエールマンにはポテンシャル面で少し差を見せられた形にはなる。この一戦だけでは何とも言えないけど、総合的に見てもフィエールマンを破るにはちょっとアイデアが必要な気はするね。モズベッロも思っていたよりいまいちだったので、日経賞のスローロンスパのレベルとしてはそこまででもないかも。スティッフェリオはAJCCまではスランプ状態だったというのもあると思うので比較が難しいしね。スローのほうがミッキースワロー自体は良いと思うんだけど、個人的にはポテンシャル戦ではちょっと壁を感じるところはあるんだよね。
福島記念(GIII)3着
福島芝2000m良 16頭6枠12番
1:59.7(+0.2) 59.2-60.3 H^1
12.3 – 11.3 – 11.5 – 12.1 – 12.0 – 12.3 – 12.1 – 12.1 – 11.7 – 12.1
福島記念では59.2-60.3とややハイペースの流れで後方外から正攻法で進めたのだが、ここではクレッシェンドラヴに完敗している。ミッキーはスローのほうが良いとは思うが、それでも超ハイペースの七夕賞を勝っているように決してダメというわけではない。成長力という観点で見てもクレッシェンドラヴに逆転を許していると感じるかな。
12番枠から五分のスタート、そこから促しつつだが外の各馬が速く後方馬群の中に入れていくという形。道中も後方で中団馬群からも少し離れたところ、向こう正面でじわっと押し上げながらクレッシェンドラヴに近づいて3角。3~4角でもクレッシェンドを目標にしながら外から追走しながら中団で直線。序盤で4列目から追われるがクレッシェンドラヴとの差は詰まらず、L1でむしろ離される形で3着は楽に確保もクレッシェンドから1馬身半ほど遅れた完敗。
まあ3~4角で外からにはなっているけど、クレッシェンド同様3~4角でそこまでレースラップが上がっていない中なので、レースの展開的にそこまで外を回すことが不利ではなかった。まあクレッシェンドが押し上げている中でその外だからそれなりには考えるけど、結局L1で脚色で見劣ったと考えると難しい競馬になってしまったかなというのが率直な感想になる。またこれまではクレッシェンドラヴが後ろからというケースが多かったが、こちらが後ろになってしまったのでそこからの挽回も難しかったかな。まあスローならある程度ポジションを取って良いとは思うんだけど、2000で流れた中でというのは本質的には合っていないんだと思う。
オールカマー2020への展望
ん~まあ難しいところではあるんだよね。適性的に見ても前半でゆったり入れたほうが良いのは日経賞や天皇賞春からも間違いないと思う。本来2000は短いタイプだろう。福島記念でクレッシェンドラヴに敗れたんだけど、クレッシェンドよりは本来いい位置を取れる可能性が高い馬。スローの流れで枠の並びなどを踏まえてポジション差が逆転できるようなら鞍上差も踏まえて浮上していいと思う。ただし、フィエールマンにはポテンシャル戦で目標にされて外から来られてあっさり差し切られているわけで、それなりに差はあると思う。向こうが休み明け初戦でJC目標8分の出来、というような状況でこちらが万全なら或いはというレベルかな。
それと、今回はペースが上がる可能性も少し考えておく必要がある。スローロンスパでもカレンは手ごわいと思うが、全体で流れた方が厄介。そうなると手ごわい馬もかなり多くなる。それでも、今回のメンバー構成で考えて、平均~ハイペースまでで上がってくる可能性は現実的には低いと思うんだよね。そうであるならスローのポテンシャル戦で2200、クレッシェンドが内枠で包まれて下げながらとかになりそうならこちらのほうを上位でというのもあるし、逆にクレッシェンドが外枠を引いて早い段階で押し上げられそうな条件ならそれ以上の評価はしないでおきたい、という感じ。まあ、妥当なところで△でひとまず考えておく。
sponsored link
ブエナビスタC400%セントウルS900%
今見ておくのはココ!
中央・地方絶好調
回収率もハンパねぇ!
【無料情報:的中実績】
─────────────────────
9/21中京10R:ブエナビスタC
3連複5-8-13/51倍×400円
★2万400円/回収率425%☆
9/13中京11R:セントウルS
3連複3-7-16/136.8倍×400円
★5万4720円/回収率912%☆
12人気メイショウグロッケ入れました!
─────────────────────
─────────────────────
-地方も強いんです-
9/16川崎11R:戸塚記念
ワイド4-13/4.8倍×3000円
★1万4400円/回収率288%☆
─────────────────────
─────────────────────
そして今週27(日)は…
◇オールカマー(G2)無料公開◇
→オールカマーの無料情報
20日は同時公開のワイドも的中!合わせてご覧ください。