関東オークス 2020 予想：本命07レーヌブランシュ

time 2020/06/10

folder 2020重賞まとめ予想

関東オークス2020の予想

川崎11R ダ2100ｍ
馬場想定：良、ややタフなダート想定
風向想定：南南西5~6m/s

展開予想

　天気はどうも持ちそうで良馬場想定。風向は南南西から5~6m/sと結構きつめの風が吹く。東京競馬場に近いイメージで行くならこれは向かい風になる可能性が高いかな。スタンドに向けて風をぶつけていく形なので。一応そういうイメージで入る。

　展開予想だが、逃げ馬候補が多く、ノラ辺りがこの距離でも行くのかどうかだがひとまず豊のセランは主張する可能性が高い。これを見ながら南関牝馬２冠のアクアリーブルが先行策。クリスティあたりもダートで行ければある程度前を取ってくるだろうし、外の先行各馬が内にある程度切ってくる感じ。内からは恐らくルイドフィーネ辺りは先行してくる。前半からある程度流れるかなと思っていて、63-67ぐらいのハイペースバランスを想定。有酸素運動的マラソン的な競馬になる可能性は十分にある。この時期の３歳牝馬に川崎の2100という舞台はかなりしんどいからね。

予想

◎07レーヌブランシュ
○？
▲？
△09レーヌブランシュ
△12クリスティ
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎レーヌブランシュ

　本命はレーヌブランシュに。まあ正直ここはちょっと荒れそうな感じはあるし、レーヌも絶対の自信というわけではないんだけど…少なくとも中央勢でほかに信頼できる馬がいない。

　レーヌブランシュの良いところは基本的に消耗戦でも最後まで踏ん張れるところにあると思う。もちの木賞が京都1800で51.3-49.7とかなりのスローからの13.3 – 12.0 – 12.3 – 12.3 – 12.5 – 12.6とＬ５最速でポテンシャル戦。この形で好位内目から３～４角でも上手く内目を通しつつだがジリジリと長く脚を使ってポテンシャルでＬ１抜け出してきた。この一戦で割と長距離的な競馬をしてきたのが一つ。

　それと前走の伏竜Ｓでは５着に敗れたがそんなに悪くない。結構ハイレベルだったし、49.5-51.0と明確にハイペースの流れ。12.9 – 12.2 – 12.4 – 12.7 – 13.7と後半４Ｆ戦で向こう正面終盤から３角入りにかけてが最速。３角で中目から４角で外に誘導してという競馬だがでぐちで結構外を回す形になったしちょっと置かれていた感じ。直線に入ればそれなりにジリジリと食らいついて13.7と消耗する流れでもなだれ込めていたと、この辺からも消耗戦でマラソンレースになっても最後までジリジリとは伸びてくれそう。

　本来川崎は急コーナーでギアの上げ下げを求められることが多いけど、恐らく関東オークスぐらいまだ各馬が完成されてないとハイペースバランスで消耗するので後半そこまで明確な質の高い加減速は求められないだろうと。向こう正面からの競馬になるとは思うし、その流れで最後までばてずに差し込めそうなこの馬を評価した。

○？

▲？

△セラン

　まあ難しいところだが2100はちょっと長いかなという感じはしている。呉竹賞は悪くない。51.0-51.2と平均、12.3 – 12.3 – 12.8 – 12.6 – 13.5と後半５Ｆ勝負の流れで逃げて押し切っていてポテンシャルもある程度見せている。ただここのレースレベルはそこまででもない。悩ましいところだけど押さえまでかな。

△クリスティ

　後はアールクインダムかクリスティかでこちらを選択。アールクインダムはローズキングダム産駒があんまりダートで走ってくるイメージが無いというのがあるかな。それならダートでも結構結果が出ていてかつ母もホワイトアルバムとダート血統のクリスティのほうかなと。外枠を引けたのも良いと、芝でも47.6-49.0とハイペースから11.6 – 12.1 – 12.5 – 11.8 – 12.6のラップ推移で先行策から見せ場を作ったフラワーＣの内容が良い。この枠なので包まれずに進めそうなのも良い材料で、人気だけどこちらを押さえておく。