2019/02/02
ヴィクトリアマイル2020の予想
東京11R 芝1600m
馬場想定:良、超高速馬場想定
風向想定:南1m/s
展開予想
土曜の東京はかなり雨が降っていたにもかかわらず、京王杯スプリングカップであり得ないほどのレースの上がりをたたき出しているし、その中で全馬がある程度差のない状況でなだれ込んでいた。この辺りを踏まえても馬場はほとんど悪化していない。日曜は晴れるので恐らく超高速馬場のままでいと思う。風向は南風1m/s程度なのでほとんどないに等しい予報。風はあまり気にしなくて良さそうかな。
展開予想だがひとまずはyoutubeの展開予想動画を見ていただけたらありがたいです。そのうえで、直前でトロワゼトワル陣営のコメントが消極的になっていて、ここは無理に行かずに正攻法でといっているのでこれが気になるところ。決めつけるのは危険だが、少なくとも当てにはしないほうが良い。そうなるとトロワが行けば単騎として、行けなければコントラチェックはセラピアか?というところになる。恐らく豊はパターンとしてトロワが行く行かないはケースわけしていると思うが、その中で行かないならある程度引っ張るつもりかな?とは思っている。というか日曜の馬場の状況が読めない中でどうかと思ったが土曜であんな競馬になっていたらどうしたって前の意識はある程度強くなると思うからね。セラピアも絡んでこの2頭が作るかなと。これらを見ながら先行の意識が強い川田ダノンがある程度先行、外のノームコアも外枠を嫌ってある程度前を狙うかも?メジェールスーや内からビーチサンバ、プリモシーン辺りも好位を狙ってくる、ラヴズはゲート次第という面はあるが出ればこれもいい位置を狙って好位~中団ぐらい。ペースはコントラチェックが作るパターンでも45秒台半ばには入ってくると思う。土曜の京王杯スプリングカップが35.2-33.1で1:19.8ということを考えて、馬場はこの状況を維持としても1:31.0ぐらいは出ると思う。45.5-45.5で平均ぐらいだと思って良いし、恐らくそこまでハイにもならないが前後半どちらも質が求められると見ていいだろう。平均を軸にややハイ~ややスローで、トロワが行かないなら3~4角は少し緩むかも、トロワが単騎で行けば3~4角で前がある程度詰めていくということである程度場合分けしたい。
予想
◎17コントラチェック
○?
▲?
△12アーモンドアイ
△16ノームコア
×04シゲルピンクダイヤ18サウンドキアラ
3連複:◎軸○▲△×BOX
3連複:◎○軸▲△×流し
3連単F:◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×
◎コントラチェック
本命はコントラチェックにした。超高速馬場にどこまで対応できるか?というのはあるが、ターコイズSの感じからも基礎スピードの質がかなり高いのとギアの上げ下げが上手いというのは大きいと思う。45.4-46.8でハイペースなんだが11.5 – 11.9 – 11.8 – 11.1 – 12.0と中盤で息を入れてL2で一気に加速してというギアの上げ下げをやってきた。入りの3Fを33.9と馬場を考えてもかなり速く、このペースで入って中盤で息を入れても戦えたというのは大きいし、馬場を考えてもL2最速11.1はかなり優秀。
崩れているのは基本的に時計が掛かってタフな馬場での1周コース。基礎スピードの高さをブレーキでコントロールしながら距離を長く運ぶ必要があったし、前走の中山牝馬Sなんかは49.0-49.4と平均でも質が問われない、11.8 – 11.6 – 12.2 – 12.3 – 13.3と後半もロンスパで11.6までだしL4。こんな競馬ではこの馬の良さが出ないし仕方がない一戦だったと思う。
基礎スピードの質を高いレベルで持っているし、今の馬場なら普通に45秒前後で入って良いと思う。3~4角で気持ち息を入れつつも縦長をキープして直線半ばまで後続の押し上げを待って仕掛けてL2で一足という形に持ち込めれば。
○?
▲?
△アーモンドアイ
雨がある程度残ればむしろこちらを対抗にしようかなと思っていたんだが、想像以上に影響がなく恐らく超高速馬場になる。ここまで軽いと前もある程度引っ張ってくると思うし、そうなると超高速馬場巧者でペースが速くなっても長くロングスプリントできるプリモシーン相手に外枠から正攻法でやれるかどうか?というのは1倍台半ばでは考えないといけないと。もちろんコントラやセラピアもいい馬だけど、正攻法での戦いとして普通にこの条件のプリモシーンは手ごわい相手だからね。万全ならこちらが対抗でも良いと思うが、やはりドバイ遠征が無くなって、帰国して検疫があって、そこから短期間で再度仕上げないといけないとなると。ここ2週の追い切りが結構時計を出しているので恐らく陣営としても天栄での仕上げではちょっと足りないという判断になっているんだと思う。動き自体はそこそこよかったと思うけど、現実的に考えて8分ぐらいだと。
昨年の安田記念は強かった3着ではある。45.8-45.1でアエロリットが絶妙にコントロールして11.3 – 11.2 – 11.1 – 11.2 – 11.6とコーナーで速いラップを連続する形で中団外。しかもゲートから一歩目、二歩目ぐらいでロジクライの斜行で不利を受けて下げざるを得なかった、ということまで含めるとあそこまで追い詰めたのは流石アーモンドアイ、だとは思っている。が、やはりマイルで淡々と流れてしまうと前半の基礎スピードの質という点ではどうしてもちょっと難しくなるし、3~4角で例えば縦長で2,3列目が前を捕えに乗パターンになったときに外からロスがあって押し上げられなければ届かない、というパターンはあると。能力は評価しているし外を回しても最後まで伸びてくるとは思うが、それで届く範囲にいるかどうか。状態面も含めて総合的に判断した。むしろある程度雨の影響があったほうが前半でそこまで縦長にならないから射程圏に収めやすくなったかなと思うんだが、これで前が引っ張る意識が強くなればそれだけマイルの前半の基礎スピードを質的に求められるからね…。
△ノームコア
超高速馬場ならノームコアも警戒したほうが良いかな。何と言っても昨年のヴィクトリアマイルの覇者で、44.8-45.7とややハイ、11.1 – 11.3 – 11.2 – 11.5 – 11.7とロングスプリントの形で中団の内目を上手く通せていた方だがそれでも直線でそこから窮屈になりつつラッキーライラックの後ろから抜け出してL1でしっかりと先頭に立ってきた。まあ内容的にはプリモシーンのほうが強かったかなとは思うし、今回は外枠を引いたからね。前走の宮記念が重馬場で時計が掛かっていた状況ではあるがあまりよくなかったし、外枠でかわいそうな面もあったが状態面は少し気になるところでもある。その辺も踏まえての連下かな。
×シゲルピンクダイヤ
ローズS組は軽視したいなと思っていたんだけど、その中で超超高速馬場で怖い馬と考えたときにシゲルピンクダイヤを選んだ。まずめちゃくちゃ人気を落としているのは大きい。前走の阪神牝馬Sの時点ではまだ標準馬場だったし46.5-46.4と平均でも12.0 – 11.9 – 11.2 – 11.7 – 11.6と中弛みで外から取りついたがL3の4角最速地点で外からという形で脚を使ってしまった感じ。個人的には前半は無理せず運んでトップスピードに乗せていく競馬のほうが良いと思う。怖いのは桜花賞の内容で、47.7-45.0と超スローからの12.3 – 11.7 – 10.8 – 11.0 – 11.5とL3最速で10.8、ここで後方馬群の中目から直線で内目に切って鋭く伸びてきたと。ここからも後半特化のほうが良い。前走もターコイズSも程度や着順の差はあれ少し色気を持ちすぎたと思う。内枠なので無理せず後方からとなると思うし、3着狙いという観点で見れば後方でジッとしていて直線でトップスピードの質を超高速馬場で引き出せる馬は今回は狙い目になると。本質的にマイルが短いスカーレットカラーをこの馬場で人気で狙うぐらいなら桜花賞の一撃に期待して後方内から我慢しての一足を期待するほうが良いかなというところでピックアップした。
×サウンドキアラ
消すかどうかちょっと悩んだんだが、雨が思ったよりも降ったのと、それでいて馬場が軽いままという読みにくい状況。基本的にはギアチェンジを求められたほうが良い馬で、京都金杯とかでも47.0-47.0と平均から12.2 – 11.9 – 11.9 – 11.4 – 11.7とL2最速で好位の内からスッと抜け出してきたと。この辺からもある程度の流れからの一足がベター。前走の阪神牝馬Sは46.5-46.4と平均だが12.0 – 11.9 – 11.2 – 11.7 – 11.6とL3最速でここで好位3列目の内内でロスなく運べたことが直線の伸びにつながっているし伸び始めも早かったからね。雨がそこまで降らずに馬場が軽ければ上がり切ると思うし縦長で3~4角外外だと昨年みたいな感じになるとは思うし難しい。が、トロワゼトワルが逃げない可能性も考えないといけないとなると、ペースが落ち着いて仕掛けも遅れた時の計算は必要かなと。そうなれば要所での反応、トップスピードの質はかなり高いからね。悩んだところだけどヒモで押さえる。
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