福島牝馬ステークス 2020 予想：本命01エスポワール

time 2020/04/25

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福島牝馬ステークス2020の予想

福島11R 芝1800ｍ
馬場想定：良～稍、ややタフな馬場想定
風向想定：南風4m/s

展開予想

　馬場は先週が道悪開催だったので、今週は良馬場～稍重想定ではあるがそれでも時計は掛かるとみておいたほうが良いかな。風向想定は南風4mぐらいを想定。弱いとまでは言えない風で、ある程度影響はすると思う。直線では追い風になる可能性が高く、向こう正面が向かい風になるのでここで壁を作れるかどうかは意識として生まれそう。

　展開予想だが逃げ馬候補が多い。主張するのは当然モルフェオルフェ。これが外から切ってきて、内からはアロハリリーやサラキア辺りも先行する。アロハリリーはある程度かランで行くかな。外目からはハーレムラインやショウナンバビアナもある程度行くしかないし、スタート後は追い風でスピードに乗りやすく１角も下り。前半３Ｆ速くなりそうかな。逆に２角に上り坂、向こう正面で向かい風なので中盤で緩みそう。あまり前半で無理に行かないほうが良さそうなのと、向こう正面で壁を作れそうな馬を狙うのが良さそうかな。

予想

◎01エスポワール
○？
▲？
△03サラキア
△06カリビアンゴールド
×02フィリアプーラ07マルシュロレーヌ
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎エスポワール

　ここでは総合的に一枚上と判断した。まず中山牝馬Ｓは後半のポテンシャル面ではデンコウアンジュのほうが上だったが、本来ならこちらはもうちょっといい位置を取れても良かったと思う。中団の外目で正攻法での競馬になったし、49.0-49.4で前半４Ｆは質的にあまり速くなかった。11.8 – 11.6 – 12.2 – 12.3 – 13.3と５Ｆ戦で３角最速、ここでロスが多かったしポテンシャル面のウエイトが大きい競馬になった。まあデンコウアンジュをこれでも抑えられたからね。

　個人的に驚いたというかターコイズＳが強かったなというところで、45.4-46.8とハイペースで流れて11.5 – 11.9 – 11.8 – 11.1 – 12.0と２Ｆ戦の中で好位から４角で好位馬群の中を捌いてスッと反応してきた。後半分散してもポテンシャルで一定レベルのものは見せ、全体でペースが上がっても一足を使えている。総合力が高いのでペースが上がっても下手に前に入り過ぎなければというところかな。追い切りも良かったと思うし、ここ２走の条件から福島1800はフィットしそうなのと、向こう正面では内枠で好位ぐらい、壁を作りながら進められるし包まれても動ける。総合的に。

○？

▲？

△サラキア

　まあこの馬が一番難しいところだったが、追い切りが良かったので押さえておく。本質的にはトップスピードが求められたほうが良いとは思っているが、一応３歳秋の秋華賞では59.6-58.9と平均から11.9 – 11.8 – 11.5 – 11.8 – 11.9とＬ３最速で結構ポテンシャル面を求められた中でも中団内からラテュロスを目標にしながら直線しぶとくこれは捕えての４着。まあラテュロスレベルとの比較になるが、それでも今回のメンバー構成ならそれでも十分足りると思うし、愛知杯はちょっと物足りないけど休み明けで立て直して追い切りも良かったと思うので。

△カリビアンゴールド

　本質的には一足タイプだと思うが、基礎スピードの幅が広いので前目で流れに乗って後ろに対してある程度リードを保てれば。息を入れて後半勝負につなげられるタイプで、２走前の洛陽Ｓが47.0-47.2と平均で、12.1 – 12.1 – 11.7 – 11.3 – 12.1と息を入れながらのＬ２最速で番手からスッと。ただ一足しか使えないのでどうしてもＬ１で甘くなってここを差されてしまう。前半のペースが上がっても使えるので、全体で流れてしまったほうが良いし、向こう正面で向かい風なら無理せず２，３列目で壁を作りながら仕掛けを待って４角出口でという形になれば。

×フィリアプーラ

　ターコイズＳは結構強かったと思うんだけど、高いレベルではマイルは短いなという感じ。一方で中山牝馬Ｓでは49.0-49.4と平均でも中盤から一気にペースアップして11.8 – 11.6 – 12.2 – 12.3 – 13.3とロンスパの形、ここで追う方から脚を温存していたがロスが大きかったにせよ伸びがなかった。休み明けも影響したかもしれないが、後半型の競馬になり過ぎたのかなと。1800でも前半のペースがハイペースまで上がったほうが良いかも。

×マルシュロレーヌ

　難しいところだけど、基本的に前半は流れると思うし後半も速いラップを求められる可能性は低い。まあまだここ２走の内容だけでどこまで？というのはあるが、ポテンシャル戦では底を見せていない。前走の四国新聞杯では阪神2000で62.0-59.4と超スローから12.0 – 11.8 – 11.5 – 12.0 – 12.1とＬ３最速の流れで上手く内を立ち回ったとはいえ２列目最内から直線ジリジリと伸びきった。ある程度ペースが速くても２，４走前みたいにしっかりと差し込めているので前がぶっ飛ばして向こう正面中弛み、というような流れから３～４角で後ろからの競馬が噛み合えばの一発は狙っても良いかな。

その他の馬

　フェアリーポルカは今回は枠が重要だなと思っていて、恐らくここまで外で各先行各馬が多い今回、いい位置を取るのが難しくなる。愛知杯でもそうだがやはり中団ぐらいから流れた中で後半のポテンシャルをという競馬でそこまでのレベルのものは見せられていないからね。中山牝馬Ｓは平均ではあるが中盤が速かったことを考えると前半も後半も遅い、質的にそこまで求められなかったという見方もできるし、前半のうちに枠を利して良いポジションを取れたという面が大きいと思うので、ここは敢えて嫌ってみる。