2019/02/02
第68回 日経賞(GII)出走予定馬展望
日程:2020年3月28日(土)
コース:中山芝内2500m
予想用・出走予定馬一覧
エタリオウ(岩田康騎手想定)
最強の1勝馬の座からも最近は陥落しつつあるエタリオウが日経賞に出走予定だ。昨年の日経賞では2着とシルバーコレクターとしての面目躍如も、それ以降は馬券に絡めないまま存在感は薄れてきた。勝てればベストだが、まずは馬券圏内を目指してきっかけを掴みたい。
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ん~個人的には、高速馬場を前提に大阪杯に出てくれば狙いたい馬だった。日経賞だと正直強くは狙いたくないかな。ただ、ここは相手関係が結構混戦なので流石にどうにかならんかなあ…とも感じるんだけどね。ベストは高速馬場でのロングスプリントだろうし、良馬場の阪神内回り2000はフィットしそうなんだよなあ。
日経賞(GII)2着
中山芝内2500m稍 12頭6枠7番
2:34.4(+0.2) 62.7-58.9 S^4
7.0 – 11.8 – 12.5 – 12.3 – 12.6 – 13.1 – 12.9 – 13.1 – 11.9 – 11.6 – 11.8 – 11.6 – 12.0
昨年の日経賞2着から振り返りたい。中山の2500mらしい競馬となっていてペースは超々スローだが、向こう正面からのロンスパ。ここでメイショウテッコンに対して外から捲ってプレッシャーをかけに行ったが、豊に待たれていてコーナーで速いラップを踏んで脚を使わされた形になる。後半のポテンシャル戦で勝ち切れなかった。
7番枠からやや出負け、序盤はある程度ポジションを取ろうとしていたが包まれたので控えて中団からの競馬となる。スタンド前で明確にブレーキしながらでコントロールに苦労。2角過ぎで我慢せずに仕掛けて一気にメイショウまで競りかけていくが、ここで豊もペースを引き上げて一つ外で3角となる。3~4角でメイショウの外からロンスパの流れで楽な手ごたえで進めて、4角で手が動いて半馬身差ほどで直線。ただ序盤で浜田食らいつけていたがL1で甘くなってメイショウにジリジリと差を広げられての1馬身1/4差完敗。
まあここではサクラアンプルールは撃破できているのでそんなに悪いわけではないんだけど、ポテンシャルでまともに勝負に行ってねじ伏せきるだけのものはないんだよね…。もともと長距離型ではないな、とは思っていたんだけどこういう感じでペースが上がる前にまくり上げながらも3~4角で少しロスがあったという程度でメイショウテッコンにL1で離されているとなると流石にトップレベルでは難しいというのは感じた。逆に神戸新聞杯やダービーなんかは着順の差はあるがインパクトという点ではかなり大きかったし、恐らく現状では後半はロングスプリント的に速いラップを連続するほうが条件としては合っていると思う。
ジャパンカップ(GI)7着
東京芝2400m重 15頭7枠13番
2:26.9(+1.0) 60.3-61.3 H^1
12.8 – 11.3 – 12.3 – 12.2 – 11.7 – 12.2 – 12.1 – 12.0 – 12.1 – 12.4 – 12.2 – 12.6
2走前のジャパンカップでは重馬場でかなり時計が掛かっていた状況。ペースも1秒とハイペースだったし、ラップ推移的にも中盤で落ち込まずに流れているので消耗度合いのきつい競馬。ここで前を取ってしまったのは結果的に辛い競馬になったと思うが、それでも完敗ではあったからね。
13番枠から五分には出てそこから促しながら追走しつつ好位の外まで押し上げていくという感じ。ただ全体では結構流れていてややハイ、その流れに終始好位の外で流れに乗って進めて3角。3~4角ではそのまま2列目の外まで並びかけて手ごたえも悪くない状況で直線に入ってくる。序盤で追われてカレンの外から食らいつこうとするが、L2辺りで徐々に脚色で見劣り前3頭からは離れた3列目。L1ではさらに伸びが地味になり、外差しを食らい、下がってきたダイワキャグニーとも差が詰まらずの7着完敗。
まあ1~4角で終始外だったのは内目を立ち回った馬が上位だったことを考えると結構辛かったかなとは思う。またこれまでにない先行策を展開したが、結果的にこれがハイペースだったということも含めると展開としてはかなりかわいそうな要素が詰まっているなと。L3までは悪くなかったけど、恐らくバランス的に前半にシフトしすぎた形になると思う。2着が何度もある馬だが、基本的にはスローで結果が出ている馬なのは間違いないからね。ここまで崩れなかったのは悪くはないけど、やはり全体で流れて良さが出るタイプではないと思う。特に力の要る馬場だとその傾向が強く出ている印象だね。
有馬記念(GI)10着
中山芝内2500m良 16頭2枠3番
2:32.4(+1.9) 58.5-61.6 H^3
6.9 – 11.1 – 11.4 – 11.4 – 11.5 – 12.2 – 12.3 – 12.1 – 11.7 – 12.3 – 13.4 – 12.2 – 12.0
前走の有馬記念では10着と完敗を喫している。超ハイはアエロリット単騎だが、2番手のスティッフェリオで見てもハイペース。その中でここでも積極的に好位を取ったがこれがまた仇となった。
3番枠からやや出負け、そこから押して追走してポジションを取って好位まで進めていく。そのままスタンド前でも3列目の中、厳しい流れの中に入り込んで向こう正面。この辺りで少しばらついたが4列目の内ぐらいで我慢しながら3角。3~4角でも4列目で内目を通しながら距離ロスを最小限にしていたが4角で蓋をされて馬場の悪いところを選択しつつ3列目。序盤で後退、ラストまでいいところなく下がった。
流れが2番手でも60秒を切るかな?というぐらいだったしここまで速い中でポジションを取ると難しいわなという感じ。JCも有馬もある程度ポジションを取って補おうとしたところでペースが速くて脚を使ってしまっている。この点はかみ合わなかったなというのが正直なところだと思う。ただ、こういう競馬で崩れてしまっているように、あまり時計が掛かる馬場が良いタイプではないし、個人的には有酸素運動の勝負は得意ではないと思う。有馬の場合はポテンシャル勝負というより前半のパワー型の基礎スピードを求められたマラソン型の競馬になったと思うし。そこで脚を使って甘くなったというのがね。まあ前の馬には厳しい流れだったけども、ちょっと崩れすぎかな。
日経賞2020への展望
まあ、今回は相手関係が少し楽にはなる。またここ2走はやはり積極策がハイペースで仇となってしまった面はあるのでまだ何とも言えない。ただ、京都大賞典を見ても後半のポテンシャルという点ではトップレベルと比べると足りないし、天皇賞春のように2段階加速になっても甘くなって足を引き出せなかったというのはある。少なくとも力の要る馬場で後半ポテンシャルを要求される競馬ではトップレベル相手に明確に足りない。
これまでを振り返ってもベストバウトは神戸新聞杯かダービーだと思うし、この2走はいずれも超高速馬場で速いラップを連続するロングスプリント、どちらも明確にスローだ。後半型の競馬で準無酸素運動を維持するロングスプリント能力が高いとみるべきで、有酸素運動で4~5F分散する、或いは全体で平均~ハイペースとなるとその持ち味を引き出せない、という感覚かな。中山だと内回りよりは外回り向きのイメージではある。今回は相手関係次第だし、スローの流れで無理なく好位~中団という競馬ができれば。それでもモズベッロが長距離的な競馬で素質を見せてきていることを考えると、今の評価としてはそれ以上にはしたくない。押さえるかどうかのラインやね。
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