競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

高松宮記念 2020 出走予定馬:セイウンコウセイ&幸騎手想定

time 2020/03/23

高松宮記念 2020 出走予定馬:セイウンコウセイ&幸騎手想定

第50回 高松宮記念(GI)出走予定馬展望

日程:2020年3月29日(日)
コース:中京芝1200m

予想用・出走予定馬一覧

セイウンコウセイ(幸騎手想定)

 2017年度の高松宮記念馬、昨年も2着と中京1200巧者のセイウンコウセイが今年も高松宮記念に出走予定だ。中京1200以外ではなかなか苦戦が続いているが、それでもまだまだスプリント路線を引っ張って走っている。既に7歳と晩年の域だが、得意の舞台で再び輝きを見せたい。

※この記事はnote,ブログ無料公開対象です。

 とりあえず内枠引いたら押さえておいて損はないし、馬場不問というのも大きいね。シルクロードSは前には厳しい展開、馬場だったことを含めて、今回は普通に狙い目ではある。強く狙うところまではどうかだが、ヒモ穴候補の1頭だね。

高松宮記念(GI)2着

中京芝1200m良 18頭2枠4番
1:07.4(+0.1) 33.2-34.1 H^1
12.0 – 10.1 – 11.1 – 11.4 – 11.2 – 11.5

 昨年の高松宮記念2着を振り返りたい。この時は高速馬場でペースも1秒前後とハイペースだが極端ではない。モズが少しコントロールしていてL3-2で加速、坂の登りでのギアチェンジが求められたが、ここで良さが出た。基本的に中京1200巧者はこの適性が重要だと思う。

 4番枠から好発を決めてそこから押してハナを主張する。最終的には外のモズ、ラブカンプーが競ってきたので控えて2列目ポケットと理想的。3~4角でも2列目ポケットで進めて4角でも我慢しつつモズの外に出して番手で直線。序盤で半馬身差ほどあった差を追われてスッと伸びて先頭に立ち抜け出しにかかる。ただL1で内から食らいついていたミスターメロディに前に出られ、最後はショウナンアンセムとの叩き合いで何とかアタマ差制して2着確保。

 この宮記念を見ても思うが中京1200がフィットしている感じはあるね。坂スタートでポンと出て二の足も速いからかなり楽に前を取れる。また直線の坂の登りで加速が求められてしっかりと動けている。中京1200は基本的に極端な競馬がなかなか嵌りにくいコースで、ある程度の位置から坂の登りで加速ができる総合力タイプが強いイメージ。このセイウンコウセイはそこが強いというのは大きいかな。基礎スピードもある程度持っている馬だが、上がり切るとよくないしスローで決め手勝負過ぎても良くない。ただ加速ができるしハイペースも多少は対応できる。馬場も不問なのでこの時期の不安定な天気でも対応できる。そういう意味でも高松宮記念と相性が良い馬なんだと思う。まあミスターメロディにL1で差されているようにどうしても近年はラストが甘くなるが、ダノンスマッシュを正攻法で撃破できているわけでね。この適性面は無視できない所。

スプリンターズS(GI)12着

中山芝外1200m良 16頭2枠3番
1:08.1(+1.0) 32.8-34.3 H^2
11.9 – 10.1 – 10.8 – 11.3 – 11.2 – 11.8

 逆に秋のスプリンターズSでは苦戦傾向だが、昨年もそういう競馬になった。超高速馬場ではあるが、モズがペースを一気に引き上げに掛かって前半の基礎スピードを質的にかなり求められた。ここで好位に入ってしまうとやはり脚を削がれてしまうなという感じ。

 3番枠から五分のスタート、下り坂でスピードに乗せて2列目付近で進めていたが、手が動きつつ必死に追走して3列目内で3角。3~4角でも3列目で立ち回るが狭くなったこともあり4列目。直線でも窮屈で、ラストも追われるが伸びはなく12着惨敗。

 この辺りが中山1200適性が低い所以ではあると思う。モズスーパーフレアとは適性が違うというのは間違いないだろう。基礎スピードをここまで質的に高いレベルで求められてしまうと後半に使える脚が無くなってしまうという感じ。まあここに関しては4角以降でスムーズさを欠く面があったのも事実だが、過去の例を見ても中山1200ではペースが上がって苦戦しているケースがほとんど。あまり前半のウエイトが強くならないほうが良い、というのはこの馬の評価としてはあるかな。

シルクロードS(GIII)5着

京都芝内1200m良 18頭7枠14番
1:09.2(+0.2) 33.9-35.1 H^2
12.2 – 10.8 – 10.9 – 11.1 – 11.5 – 12.5

 前走のシルクロードSでは5着と完敗。ペースは1.2でかなりのハイで、よどみのない競馬になった。時計が掛かる馬場でパワー型の基礎スピードが求められた一戦。

 14番枠から好発を切ってそこから押して追走、楽に番手を確保しモズスーパーフレアを見ながら内に切り込んでいく。3~4角でもモズの外から番手で追走して2列目以下を離しながら直線。序盤でモズが引き離しにかかるが食らいついて1馬身ちょっとの差。L1でモズとの差はじわっと詰めるが外からのバテ差しに屈してモズも差せずの5着。

 まあ悪くはないんだけど、やはりこうやってペースが速い中でもろに乗っていくとモズは捕え切れなかったし、外差しが利く馬場だと踏ん張り切れないという感じかな。ある程度ハイペース自体は問題ないんだけど、完全に消耗するような競馬だと高いレベルではちょっと苦戦しているという感じかな。ただ、ゲートは上手かったし二の足も流石。良い位置を楽に取れる方だし、あまり前半無理せず上手くいい位置を取れればもうちょっとやれそうな馬ではあるんだけどね。

高松宮記念2020への展望

 中京1200ならば、相手関係は強敵とは言え適性面では十分戦える。特に高速馬場でも渋った馬場でもパフォーマンスを落とさず走れる馬なので、内枠を引けば個人的には買いだなと。もちろん今はダノンスマッシュやタワーオブロンドン、ナックビーナスと強敵スプリンターに加えてグランアレグリアやノームコアといった別路線からの参戦もある。全体のレベルはかなり高くなっているので、昨年でもほぼ完璧な形で2着と考えればなかなか重い印を打つというところまではどうかな、とは思っているが。

 相手関係を見ても昨年の宮記念は全体のレベルが微妙だったし、ダノンスマッシュはギアチェンジで苦労していたというのはある。オーシャンSを見てもわかるように今のダノンスマッシュは去年とはちょっと違うと思っているので、そうなると昨年のパフォーマンスを引き出せたとしても圏内を狙うところまで…かなと。CBC賞でも不良の平均ペースで踏ん張れているし、馬場適性面を考えても個人的には少し渋ったほうがチャンスは大きくなるかなと感じる。タワーやモズなんかは渋らないほうが良いと思うしね。まあ総合的に判断してだけど、内枠なら連下では考えたい一頭。

PR’競馬をやって何が悪い。note版もよろしくお願いします。

注:若葉S回顧記事は中山記念~阪神大賞典週マガジンに組み込まれています。

何悪。分析note2020



Links

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。