競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

朝日杯フューチュリティステークス 2019 レース回顧・結果:サリオス、ハイペース先行策でも問題なし、無傷の3連勝で来年クラシックの主役だ!

time 2019/12/16

朝日杯フューチュリティステークス2019のレース回顧・結果

阪神芝外1600m良
1:33.0 45.4-47.6 H^2
12.2 – 10.5 – 11.1 – 11.6 – 11.8 – 11.8 – 11.6 – 12.4

展開分析・総評

 う~ん、まさかここまで速くなるとはって感じ。良くも悪くも先週のJFのイメージを各騎手が強く持ちすぎたかな。サリオスが飛ぶとしたらこのパターンで前につけすぎたときだと思っていたので、正直不安を持ってみていたが何とか地力で抜け出してくれたのでひとまずは良かった。ペースを見てもわかるように2.2でかなりのハイ、しかも淀みなく進んでいてL2で最加速は起こっているものの11.6と遅いラップ。L1は12.4なので消耗していると。

 時計的には準OPの元町Sと全く同じだが、ラップ推移で考えるとこちらのほうが平凡になるのでハイペースとしてみるとレースレベルは平凡だったと思う。この流れなら32秒台までは入ってほしかったんだけどね。まあサリオスなんかはちょっと前につけすぎたと思うし、結果的に他がそうでもなかったので完勝できたという見立てで良いかな。ここで勝てたから言えるけど、ハイペースをこの時点で経験・クリアできたのは良かったと思う。

1着06サリオス(ルメール)

 やや出負け、そこから押して押してハイペースの流れにもろに乗っていって好位の外目で進めていく。最終的には外のメイショウチタンを行かせて2列目の外ぐらいで3角に入る。3~4角でも強気の競馬で2列目外で直線。序盤で追い出されるが右手前のまま、途中で換えてからもうひと踏ん張りして後続を突き放しての2馬身半差完勝。

 まあ、ひとまずは安心。とはいえやっぱり嫌な予感の的中率ってすごくて、ムーアだと展開無視してポジションありきで入りそうと思ったらほんとにそうなってやばいと思ってみていた。平均~スローならまず大丈夫だと思っていて、ハイペースでも中団ぐらいで無理をしなければのイメージだったので…。ただまあそれでもこの流れにしっかりと馬が応えてくれたというところだと思う。これまではスローでトップスピードの質の高さ、持続力の高さで圧倒してきたし、サウジ戦では超超高速馬場で47.2-45.5とある程度質的には前半も流れた中で先行して強かった。今回は明確にハイペースに自分で乗っていってねじ伏せてきたんだから基礎スピード面でもここまでできればクラシック戦線で苦労することはないかな。今の段階で普通にクラシックの主役だと思う。時計は遅いんだけどこれはハイペースでのものだし、高いレベルで言えばサリオスはマイルの基礎スピード戦は得意ではなかったのかもしれない。結果的に他がそうでもなかったという感覚でみたいところ。距離はもうちょっとあったほうがいいと思うわ。ムーアもポジションありきだから結果勝てたけどやっぱ怖いね。

2着08タイセイビジョン(武豊)

 五分のスタートから無理はせずに中団馬群の中で進めていく。道中も無理はせずに後方の外目で進めながら脚を温存させつつ3角。3~4角で外からの競馬になって押し上げながら中団列で直線。序盤での伸びは良く一気に2列目まで上がってきて1馬身ほどまで詰めた。このあたりではサリオスを呑むか?という脚。しかしラストで甘くなってむしろ差を広げられての2馬身半差2着完敗。

 まあ2着はしっかりと確保できたけど、このペースの中で後方で脚を温存しつつもやはり3~4角でそこまでラップ的にも落ちていない中で外外を押し上げざるを得なかったのはロスもあったと思うし、その分直線入りでは明確に伸びてきたけど出し切っちゃってL1で甘くなって失速したという感じかな。後方で脚を温存できたのは良かったと思うが、結果的に3~4角でかなり外を回す羽目になったからね。サリオスが強かったし他との比較で見れば十分やれているとは思うが、サリオスとの比較で見ると思ったよりもサリオスが前半の基礎スピードを持っていたというのがすべてかなと思う。マイルは問題ないと思うし、後半型の競馬でどこまでやれるかみたいね。豊もワンチャンスあったかもしれんが、ペースを読んでの位置取りだったと思うし前掛かりになりたくなる先週のイメージを読んでの我慢だったかな。

3着09グランレイ(池添)

 出負けして後方からの競馬となってしまう。道中も後方2番手で前にスペースを保った状態で3角。3~4角でも最短距離を回しながらだが、前の馬が下がってきたので直線入りで外に誘導。後方2番手から温存した脚をしっかりと引き出してくるがジリジリ。L1で前が失速したのでここでしぶとく伸びて最後はタガノビューティーを競り落として3着確保。

 まあこのグランレイやタガノビューティーが突っ込んできたのがこの朝日杯FSのすべてだとは思うんだよね。結果としてペースに巻き込まれず、3~4角でもさほど淀みない流れの中で最短距離を通して温存した脚を直線で引き出した。しかもタイセイビジョンみたいにL2でというよりはL1の減速地点でのバテ差しということになる。基礎スピード的にはここ2走である程度見せていたのでこのペースであの位置なら余力をしっかりと残せていたし、他が脚を削がれている分だけ直線だけでなんとかなっちゃったという感じの競馬だったと思う。正直嵌った3着だと思っているので、これで今後どうこうというのを期待するのはあまりよくないかもしれない。

4着14タガノビューティー(和田竜)

 五分のスタート、無理はせずに後方からの競馬を選択する。道中も前がゴリゴリに飛ばしていく中で普通に無理せず後方で進めて3角で外に持って行く。3~4角でそのまま後方外から押し上げて直線。序盤で中団まで持って行って内のタイセイビジョンとともに伸びるが3列目。L1でもうひと伸びほしかったがここで甘くなって最後は3着争い、外のグランレイに差し切られての4着。

 あとちょっとでというところだったけど、この馬9番人気だったのか…。流石にどうかと思ったが3~4角で外から動いて行った分はあるかもしれんね。かなりのハイペースでも3~4角でも前が11秒台後半で落ちずにまとめていたので、なかなか外から動くとなるとロスはそれなりには出てくると。そのあたりを我慢して直線勝負にかけてきたグランレイとの差が出たのかなと。芝でも一定のめどは立てたけど、まだ速いラップを後半で要求されてどうかはあるし、ゲートは悪くはなかったが二の足で前に行ける感じもなかったから、まだこれだけでは何とも。

5着13プリンスリターン(原田和)

 まずまずのスタートを切っていたが様子を見ながらとりあえず中団馬群の中目で進めていくという感じ。道中も前が飛ばす流れで徐々に下げながらタイセイビジョンの一つ前ぐらいで進めて3角。3~4角でも中団外、ただここで窮屈になって少し手綱を引っ張るような感じでスムーズさを少し欠いて直線。序盤でそこから接触もあって反応が地味。しかしL1でそれなりに伸びてきてジリジリと盛り返して5着、掲示板確保。

 まあ、原田和真にとってはいろいろと反省材料が多いレースではあったと思う。最序盤のポジションは陣営も差す形といっていたのであれでよかったと思うが、やっぱり3~4角で中途半端な感じになってバランスを崩していたのが明確に分かったからね。この辺は直していかないとトップレベル相手ではちょっと厳しい。馬に関して言えば、この流れで無理をしなかったのは良かったと思うし、そこで3~4角でスムーズさを欠きつつも直線L1の減速地点でしぶとく差し込めたのは一定の評価。ただ、このハイペースの中では全体のレベルがどうだったか?というのはあるので、これでどこまでというのはあるね。まあ最低限の流れに乗っていたと思うしタイセイビジョンとの比較では完敗だけど、メンツとポジション、ペース次第では重賞でも馬券に絡んできても…という感じかな。まだ高く評価するのは危険かも。

7着02ビアンフェ(藤岡佑)

 好発、思い切ってハナを主張しペースを引き上げていく選択。そのままペースを作って淡々とハイペースに持ち込んで3角。3~4角でもペースを落とさずに直線に持って行く。ただこのあたりから苦しくなって2列目に後退、L1ではジリジリと下がって7着完敗。

 まあ負けはしたけど、結局このパターンに持ち込めなければ決め手で負けちゃうわけだから仕方がない。結果としてこの馬にマイルでこのペースで粘り込む脚をもっていなかった。基礎スピード面でそこまでのレベルではなかったと考える必要があると。まあJFと違って馬場も一段時計が掛かっていたし、中盤で落とせなかったし一足を引き出す余力がなかったと思う。このレースラップで考えるとこの馬は直線で加速ができていないからね。シンプルに余力がなかったし、サリオスを褒めるしかない。

10着12レッドベルジュール(スミヨン)

 出負けして最後方付近から、序盤でリカバーしつつ中団馬群の中目まで持って行く。3~4角ではタイセイビジョンの一つ内で進めながら中目を通し続けて直線。序盤で追われるのだが反応がない。途中で完全に進路が開けたが伸びる気配はなく10着完敗。

 まあ、この馬に限らずウイングレイテスト、ペールエール、トリプルエースとデイリー杯組がものの見事に撃沈しているのでシンプルに力負けだったかなと思う。デイリー杯は中弛みが顕著で後ろからの馬にとっては取りつくタイミングがあったのが良かった。ただここは見ての通りで終始淀みなく進んでしまっているのでそこで脚を使って押し上げれば自分も足を使ってしまう。そういう競馬に持ち込んでしまったので直線で既に余力もなかったと思うし脚を引き出せなかったと。デイリー杯組は全滅しているのでレベルの差もあったかもしれないが、この馬もこのペースで出負けからリカバーして甘くなるようだと高いレベルのマイル戦では難しいかな。

16着03ペールエール(マーフィー)

 五分のスタート、そこからある程度促して先行していくが、最終的にはトリプルエースを行かせて控えての3列目。道中も速い流れにある程度乗って3角。3~4角でも3列目の内で我慢して直線。序盤で既に無理せず下がって殿負け。

 ん~…。もうちょっとやれると思ったんだけどなあ。前半もまあ現実的な位置取りだったと思うし、そこまで無理なく3~4角でもロスなく最短距離を通していながら直線でもう余力がなかったからなあ。もちろん厳しい流れだったけど、それでも他もこの流れに乗って踏ん張っているわけでね…ちょっと評価を下げた方がいいのかもしれない。

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何悪。分析note2023



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