京阪杯 2019 予想：本命13リナーテ

京阪杯2019の予想

京都11R 芝内1200ｍ
馬場想定：良、ややタフな馬場想定

展開予想

　馬場は土曜を見るとややタフかな。展開的には恐らくモズスーパーフレアが行くしかないので行くし、ある程度ペースを引き上げて溜めずに入っていくと思う（音無師が溜めても仕方ないって言ってるしね）。ただ京都なのでどうしても３角手前の上り坂があるのでそこで難しさは出てくるかな。モズが外から行ききる形だろうと思うが、内のラブカンプーはそこまでいけなくなっているし、アポロノシンザンあたりが抵抗するという程度。33秒台には入れてくると思うし、このメンバー構成ならこの馬場でも８秒台半ばは出るんじゃないかと思う。33.5-35.0ぐらいのペースを考えつつ、場合によってはペースが落ち着いて平均に近いところまで意識して予想したい。

予想

◎13リナーテ
○06ライトオンキュー
▲03パラダイスガーデン
△12アイラブテーラー
△15エイシンデネブ
×07カラクレナイ11アウィルアウェイ
３連複：◎軸○▲△×BOX
３連複：◎○軸▲△×流し
３連単Ｆ：◎○▲→◎○▲△→◎○▲△×

◎リナーテ

　枠順でちょっと悩んだかな。正直展開的には流れる可能性のほうが高いと思うけど、馬場がこんな感じでモズが単騎、他は無理せずって可能性もあると。そうなると後半で長くロングスプリントを引き出せる、しかも力のいる馬場で、という適性面も必要で何も考えなければリナーテ本命がベターということにはなる。もちろんスプリンターズSを使って京阪杯というのはやっぱりあまりいいイメージではないが条件は良くなる。スプリンターズSは32.8-34.3とモズが引き上げて前半で基礎スピードの質的なものを要求されたことで追走に苦労してこの馬本来の末脚が引き出せなかった。

　一方でキーンランドCは結構強くて、上位がスプリンターズSの上位に入っている。ペースも33.2-36.0とタフな馬場での超ハイ、 11.9 – 10.3 – 11.0 – 11.7 – 11.8 – 12.5と消耗戦となっている中で中団で外々、流れに乗りながら最後までしぶとく伸びてタワーオブロンドンと互角以上にしぶとく伸びてきたと思う。タワーは上手く内を通していたからね。パフォーマンスとしてはこちらのほうが上だと思っていて力のいる馬場の消耗戦は合う。３走前のUHB賞でもある程度時計がかかる洋芝で後半型の競馬で中団外から問答無用で鋭く伸び切っていて、馬場も合うしペースも幅が広い。超高速だと基礎スピードの質で足りないだけなので、それ以外なら信頼できる。あとは状態面だけだね。そこだけなのでこの人気なら本命でいいと。

○ライトオンキュー

　相手はライトオンキューにした。まあはっきり言えばリナーテ・ライトオンキューといったUHB賞・キーンランドC組を重視したと。キーンランドCは前述しているようにハイレベルだと思っていて、33.2-36.0と超ハイの流れから11.9 – 10.3 – 11.0 – 11.7 – 11.8 – 12.5と消耗戦で外枠から後方外々、これでリナーテを目標にしながらL1はぐんと来てこれに迫ってきた。ここからも、力のいる馬場での消耗戦というのはふぃっとしそう。今回は実質はともかく少なくともモズは飛ばしていくと見ているので、仮に２番手以降が離れていても３～４角で早めに捕えに行かないとという形になるだろうと。そうであれば３～４角で上手く立ち回って直線でバテ差すイメージができる。UHB賞でも33.4-34.5とハイペースから 12.0 – 10.4 – 11.0 – 11.3 – 11.4 – 11.8と淀みない流れ。好位外から流れに乗って自身では34.2-33.9と自身では平均で外から伸びてきたが、リナーテにロングスプリント的な要素で見劣った感じ。全体で流れたほうが良いと思うのでモズが引っ張るのは良いと思うし、こちらはここを目指して来たと思う。内枠でこれがどう転ぶか？という不安はあるのと思ったより人気なのだが…楽しみのほうが大きいかな。

▲パラダイスガーデン

　リナーテ・ライトオンキューとセットでパラダイスガーデンを狙いたい。オパールSで期待していたんだけど、枠が悪かったのと最序盤で少し窮屈になって下げるような形になったのはある。３～４角でも後方で待たされてから直線外になったし、エンジンの掛かりは地味だったがL1で外からそれなりに伸びてきたのは流石。キーンランドCでは33.2-36.0と超ハイの流れで最後方に下がってから３～４角で最内からタワーの後ろを狙っていたが不発でハイペースすぎるとしんどい感じはある。その点でも最内枠でじっとして展開がハマるのを待つほうが良いと思うし、今の京都だと内が空きやすい馬場状態でもある。ドハマリする可能性はあるので、２列目以降のペースが上がりきらず前半温存、３～４角で捕まえに行く中でスピードに乗せながら内を拾えればの一発を期待。

△アイラブテーラー

　正直流れきったときにどうかな？とは思っているが、前走桂川Sではなかなかのインパクト。京都1200で34.4-34.7と平均の流れ、12.2 – 10.8 – 11.4 – 11.6 – 11.4 – 11.7とL2再加速で中団外からじわっと押し上げながら最後までジリジリと伸び続けた。基本的には京都1200は坂の下りから長く脚を使える馬が理想だし、その点では合致。２走前の阪神1400舞子特別では34.9-35.8と流れた中で好位外から勝ちに行って完勝。11.6 – 11.3 – 11.4 – 11.6 – 12.8のラップ推移でL1は消耗しているが速いラップ地点で早めに抜け出せているのは1200を考えると好感。

△エイシンデネブ

　わかりにくい馬だが、基礎スピードが問われて強い馬というのとここ２走は馬体重を戻してパフォーマンスも戻せているので押さえは必要かな。２走前の佐世保Sでは小倉1200でも当時の馬場を考えれば好時計。32.4-35.1と超ハイ、11.7 – 9.9 – 10.8 – 11.3 – 11.4 – 12.4のラップ推移でL1バテさす形でズドンと来た。前走のオパールSはもうちょっと弾けてほしい面もあったが、それでも34.0-35.2と平均で落ち着いて12.3 – 10.7 – 11.0 – 11.4 – 11.6 – 12.2とかなりのハイから12.3 – 10.7 – 11.0 – 11.4 – 11.6 – 12.2と消耗する中で最後方で進めて直線大外から内に刺さりつつもしぶとく伸びて２着。この感じなら馬場は不問、流れた中で良さが出るし連下で。

×カラクレナイ

　３走前のバーデンバーデンCでは重馬場で時計がかかる福島1200でも好位外で結構ポジションを取れたし、33.7-35.6と超ハイの流れから12.1 – 10.7 – 10.9 – 11.5 – 11.8 – 12.3と消耗戦でしぶとく頭ひとつ粘りきった。前走のオパールSも好位外からしぶとく食らいついて３着。流れとしても力のいる馬場でのハイなら安定すると思うし、もともと後ろからの馬で流れ次第では後半型の競馬もできる。押さえ。

×アウィルアウェイ

　前走のオパールSは内枠を利して中団内から上手く捌いて直線しぶとく抜け出したというのはある。ただ力のいる馬場ではあったし34.0-35.2とかなりのハイの流れで脚を引き出せたというのはいい材料かな。CBC賞は馬場というよりは位置取りが後ろ過ぎたというのはあるし、流れた中でやれる可能性を前走で示しているので再度警戒は必要かな。

その他の馬

　モズスーパーフレアは押さえても良かったんだけど、条件的に見ても力のいる馬場はともかくスピードに乗って行く途中にある３角の上り坂というのはモズにとってはマイナスに作用しそうというのはあるかな。飛ばしてくれればと思うけど、この馬場で京都でとなるとこの馬の軽い基礎スピードの質、というのはやはり削がれるリスクは小さくないと。

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