競馬をやって何が悪い。〜予想は敗因分析から〜

菊花賞の出走予定馬展望が中心!今週あの人気馬はなぜ負けたのか? ラップとレース映像をリンクさせた詳細な敗因分析から競馬の真髄に迫る。 敗因分析できれば次買うべき馬が解る。競馬予想は回顧から始まる。

JBCクラシック 2019 予想:本命08チュウワウィザード

time 2019/11/04

JBCクラシック2019の予想

浦和ダ2000m
馬場想定:良~稍、標準ダート想定

展開予想

 明日は個人的に用事があるのでJBCをリアルタイムで見られるかは微妙だけどひとまず頑張りたい。今年は浦和で、イメージ的には浦和記念の感じではやろうかなと思っている。埼玉も雨が降っているようなので稍重が残るかなという感じでは見ておきたい。

 浦和2000は向こう正面からの1周半コース。展開予想だが順当なら内枠からシュテルングランツが逃げるだろうと思うが、距離を怖がらずにワークアンドラブが主張してくればこの2頭がとりあえずハナ争いかな。ペースは前半は落ち着くと思うし向こう正面に入ってからの勝負で後半のポテンシャル戦と見ていいんじゃないかなと。

予想

◎08チュウワウィザード
○03オメガパフューム
△07アンデスクイーン
△10クインズサターン
3連複:◎軸○△×BOX
3連複:◎○軸△×流し
3連単F:◎○→◎○△→◎○△×

◎チュウワウィザード

 ん~まあ正直このJBCクラシックは見るレースかなと思っている。基本的に浦和は向こう正面からのロンスパポテンシャル戦になりやすいし、このメンツでとなると前半からそこまでゴリゴリにペースも上がらん、または上げたとして粘れる馬がいない。こうなると基礎スピードもある程度持っていて後半のポテンシャルで非凡なものを持っているチュウワウィザードかオメガパフュームかの二択になっちゃうのはある。

 そのうえでチュウワウィザードを選んだのはやはりゲート、二の足の安定感かな。前走の帝王賞でも大井の2000ではあるが61.2-63.2とかなりのハイを好位である程度ついていっての12.4 – 12.8 – 13.5 – 12.3 – 12.2と中弛で取りつきつつ直線でしっかりと加速、2F戦の流れで前のインティらを目標に動いて捕えてきた。その外からオメガには差し切られたけど流れとしてみて前半はある程度速い中で乗っていけたからね。

 そのうえでポテンシャルそのものも本来はかなり高いレベルにある。平安Sでは京都1900で49.2-49.6と平均、12.8 – 12.9 – 12.2 – 12.1 – 12.5 – 12.8とL3最速で4Fのポテンシャル戦でも中団外々からロスがありながらしっかりと最後まで伸び切って先に動いたオメガパフュームをしっかりと捕えてきた。この時は斤量差もあったが、こちらも58kgを背負っていたしね。この距離でこの枠の並びならこちらの方が前半は自由に動けるし、後半向こう正面で外から先に動けると思う。平均前後で現実的な流れならこちらを上位に取りたい。

○オメガパフューム

 相手も捻らずオメガパフュームにした。正直ポテンシャル戦として考えればこの2頭がちょっと抜けているかなと思うんだけどね。帝王賞では61.2-63.2とかなりのハイペースの中で後方で進める形になり、そのまま3~4角でも12.4 – 12.8 – 13.5 – 12.3 – 12.2と急コーナーで減速する流れから直線加速、という流れで外から上手く押し上げて噛み合ったというのはある。それでも後半しっかり長く脚を使って直線2Fで鋭く切れたのは流石で大井巧者ではあると思う。

 とはいえポテンシャルも高いレベルで、59kgを背負って強い競馬だった平安Sも49.2-49.6と平均で流れての12.8 – 12.9 – 12.2 – 12.1 – 12.5 – 12.8ととL3最速、3~4角で速いラップを踏む流れで後方外から動いてロスがありながらも勝ちに行く競馬で直線前半で抜け出しかけていた。ラストは流石に甘くなってチュウワとモズに一気に来られたが斤量と3~4角のロスを考えれば立派。流れてもいいけどどうしてもポジションが後ろからになってしまうので向こう正面からチュウワも引き上げていくとなるとそう簡単ではないだろうとみて対抗。向こう正面までのポジションが勝敗を左右すると思う。

△アンデスクイーン

 牝馬ではあるが比較的ポテンシャルが勝ったタイプの馬で、2走前のブリーダーズGCでも門別の2000で稍重ではあるが普通に外枠で2列目外、先行策から前2頭を追いかけつつ3~4角で外からロスがありつつも必死に食らいついてラストできっちり捕らえた。エンジンのかかりはいまいちでもラストまで確実に伸びてくるポテンシャルは牝馬では高いレベルで持っているし、相手は強敵だが出し切れれば良い勝負できそうかな。

△クインズサターン

 ロードゴラッソとちょっと悩んだけど、ロードのシリウスSは少し嵌った面があると思っているのでポテンシャル面での評価となるとクインズサターンかな。基本的にチュウワウィザードを高く評価しているので、個人的には5走前の師走Sの内容がいいと。49.7-48.9とややスロー、12.3 – 12.0 – 12.1 – 12.0 – 12.8と5Fのロンスパでこれを前のテーオーエナジーが刻んで突き放すという競馬。これを中団外からロスがありながらもラストまで伸びてきたし、最後の伸びはチュウワ以上だったからね。まあポジションの差はあったが後半型のポテンシャルで良さを出していた馬。ここ数走は前半で急かされた面は多分にあるので、この条件で期待したい一頭かな。

sponsored link

【独自取材トレセン無料情報】
アエロリットしっかり追いかけてましたね。
ートレセン”リアル”レポートー

【アエロリット】
同じ牝馬のアエロリットは毎日王冠で2着。この秋も順調な姿を見せている。最終追い切りは美浦Wコース。間隔が詰まっていることもあり、派手なアクションはなかった。馬のリズムを重視しながら、じっくりと感触を確かめるように駆け抜け、5F66秒5~38秒1~13秒3だった。テンションが高くなっている感じもなく、引き続きいい状態をキープしているように映る。年齢を重ねるにつれて、馬が随分と大人になってきた。「先週の金曜に1週前追いをやっている。これくらいで十分でしょう。馬場は少し湿った方がいいかもしれない。落ち着きがあって、状態はいいので」と菊沢調教師。強敵がそろっているが、この馬も虎視眈々といった様子だ。(終)
※同時にアーモンドアイとウインブライトも考察出てましたね。
☆ 毎週木曜19時頃更新↓↓毎週各馬独自情報ここでチェックできます(無料)
────────────────────────
2019.10.17【G1菊花賞】
サトノルークス(左)は富士S出走予定のジャンダルム(右)と併せ馬を行った
2019.10.10【G1秋華賞】
好気配のカレンブーケドールは国枝調教師も納得の仕上がり
2019.10.3【G2毎日王冠】
春のマイル王インディチャンプは万全の状態で秋初戦を迎える
2019.9.29【G1スプリンターズS】
タワーオブロンドンは仕上がり万全でG1初制覇へ視界良好だ
2019.9.22【G2神戸新聞杯】
ダービーで4着に敗れたサートゥルナーリアが巻き返しを期す
───────────────────(過去記事)
今週は重賞多いので取材班も大変でしょうね。各馬独自取材チェックしてみてください。
→毎週重賞独自トレセン情報を見る
過去記事も全チェックOK(無料なのでご安心を!) 無料メルマガ登録のみ!


何悪。分析note2023



Links

%d